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私立中高進学通信

2015年10月号

授業見聞録

品川翔英中学校

英語
ネイティブ講師による授業で耳と口を鍛え、心の垣根を取り払う

ネイティブの先生と読み合わせ。細かな注意を受けながらも、生徒たちは授業をとても楽しんでいました。

ネイティブの先生と読み合わせ。細かな注意を受けながらも、生徒たちは授業をとても楽しんでいました。

 生徒が主体となってホタルの自生研究を行う『ホタル・プロジェクト』や、課外に理科の実験観察授業を行う『サイエンスラボラトリー』など、理科教育に力を入れてきた同校。

「これらの取り組みは理科に対する興味・関心を持つ生徒を育てることが目的ですが、情緒を育てる教育でもあります。蚊に刺されながら下草を刈り、1年間世話をして環境を整えた結果、再生園・ビオトープにホタルが飛ぶ。その感動が次の意欲につながります」

 と田中好一教頭先生は言います。

 学習面でも、意欲を持って取り組めるように工夫が凝らされています。その一つが、『完熟主義』と田中教頭先生が呼ぶ授業スタイルです。同校ではすべての授業を難関大学合格を想定した『Pコース』と基礎学習から始める『Mコース』に分け、習熟度別に行うことで “確実に理解する” ことを大切にしています。わからないところがあれば、つまずいたところに戻り、完璧に理解してから次に進みます。

 英語学習では、母語を習得する際に、まずは耳から聞き、次に口を動かし、声に出してみて、最後に書くという段階を経ることを参考に、カリキュラムを組んでいます。中学では、まず英語を聞くこと、話すことに多くの時間を割けるよう、中1は週に4回、中2~3は週に3回、ネイティブの講師による授業が行われます。日本人の先生による英語の授業も週に3回あり、そこで語順や文法を学びます。

「外国人を前に身構えてしまうと、間違ったことは話せないと萎縮してしまいます。中学の段階からネイティブ講師と触れ合う機会を頻繁に持てば、外国人ともコミュニケーションが可能なのだと認識できます。フラットな気持ちで接することが、英語を使ううえでプラスに作用すると考えています」

 そして、最も大事なのは伝える内容だと田中先生は言います。

「 “国際” とは国の際のこと。国と国が接する場面では、揉め事や時には戦争が起きたり、もちろん交流が生まれることもあります。その背景を理解することが国際教育です。さらに、国際社会では自分はどう考えるかを伝えることが求められます。そのためには知識が必要です。日本や世界に興味を持ち、知識を習得してほしいです。

 現在、高2ではオーストラリアに修学旅行に行きます。それまでに聞く、話すといった英語の基礎を身につけるとともに、自分の考えとそれを伝える言葉をしっかり持たせるようにしたいと考えています」

授業レポート
英語を聞く・話す作業を繰り返し 1時間の授業の中で英語力を高める

 この日、中1の『Pコース』では、ネイティブ講師による英語の授業が行われていました。ホームワークのチェックに続き、1人ずつスピーキングテストが行われました。試験時間は2分間。その間、先生の質問に英語で答えるというものです。

「犬は好きですか?」
「普段は朝食に何を食べますか?」
「兄弟は何人いますか?」

 生徒は当初緊張した面持ちでしたが、先生の言葉が聞き取れない場合は「もう一度言ってください」と英語で依頼し、落ち着いて受け答えをしていました。

「英語の基礎を身につけるため、母語を獲得するのと同じように中1では耳と口を慣らします。そのうえで、英文字の並びと発音を練習し、スペリングを最後に勉強します」 (田中教頭先生)

 スピーキングテストの後はテキストを使用しての授業です。英文を読み、新しい単語は意味を確認します。先生は、単語の意味を日本語では説明しません。黒板に絵を描き、指さしながら英語のみで説明を重ねていきます。生徒たちは意味がわかると、目を輝かせてうなずいていました。その後、先生の後について発音を練習。生徒2人ずつがペアになって、英文を読み合う練習もしました。テキストで学んだ内容を踏まえ、プリントを使って作文し、知識を定着させます。最後はゲーム感覚で英単語を学習して、授業が終了しました。

 英国語学研修やイングリッシュサマーキャンプ、オーストラリア修学旅行など、さまざまな国際交流のプログラムを実施する同校。身についた英語力を活かしたとき、生徒たちは“英語を聞く・話す”授業の効果を実感することでしょう。

ネイティブ講師による授業が中1では週に4時間行われます。ネイティブ講師による授業が中1では週に4時間行われます。
スピーキングテストでは、先生の質問に答える形で2分間会話を続けます。スピーキングテストでは、先生の質問に答える形で2分間会話を続けます。
生徒同士がペアになってテキストを読み、スピーキングの練習に。生徒同士がペアになってテキストを読み、スピーキングの練習に。
先生の質問に手を挙げて積極的に答える生徒たち。先生の質問に手を挙げて積極的に答える生徒たち。
教室に水耕栽培器があるのは、理科教育に力を入れている同校ならでは。教室に水耕栽培器があるのは、理科教育に力を入れている同校ならでは。
ご自身も英語科の教員として、英語を聞く力、話す力の習得にも力を入れている田中好一教頭先生。ご自身も英語科の教員として、英語を聞く力、話す力の習得にも力を入れている田中好一教頭先生。

(この記事は『私立中高進学通信2015年10月号』に掲載しました。)

品川翔英中学校  

〒140-0015 東京都品川区西大井1-6-13
TEL:03-3774-1151

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