Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!
LINEで送る

スクールポット中学受験版 - 首都圏学校情報検索サイト

ツイッター フェイスブック

私立中高進学通信

2015年9月号

10年後のグローバル社会へのミッション

開智日本橋学園中学校

開智から引き継いだ探究型授業で
21世紀型の人材を育成

開智中高の教育をベースに女子校から共学へ

 1905年開校の日本橋女学館中学校は、埼玉県の開智中学・高等学校と提携を結び、共学校へと生まれ変わりました。開智日本橋学園と校名を変更した今年4月、開智学園から赴任した一円 尚校長先生にお聞きしました。

「私は赴任してまだ数カ月ですが、学校全体がより明るく元気になったと聞いています。男子が入ったことで女子とは違う価値観が生まれ、お互いに切磋琢磨できているようです」

 中学は4つのコースに分かれています。まず、GLC(グローバルリーディングクラス)は、帰国子女が中心。HRもすべて英語で、担任はネイティブスピーカーです。LC(リーディングクラス)は、日本の最難関大学を目指すコース、AC(アドバンストクラス)は、日本の難関大学をめざすコースです。加えて、来年度新設のDLC(デュアルランゲージクラス)では、中学から本格的な“思考する英語”を学びます。

「GLCの生徒はハーバードも夢じゃないと志を高く持っています。またGLCだけではなく、どのクラスも英語に対する興味が高いです。英語の授業が週8時間、ネイティブ教師が5名いて、日常的に英語が自然に飛び交っています」

グローバル社会を見据え自ら判断し行動する人間に

 同校が考える、10年後のグローバル人材とはどのような人物でしょうか。

「ひとつ言えるのは、指示をこなすだけの人は、10年後は活躍できるチャンスが確実に減るでしょう。これからは、“臨機応変な状況判断”ができる人材が求められます。そこで必要なのは、自分で考えて判断する力をつけること。これが、今の子どもたちが身につけるべき最も重要な力だと思います。自分の判断で行動する人間の育成は、開智がずっと行ってきた教育。新スタートを切ってまだ間もないですが、開智から引き継いだ“探究型授業”がスムーズに進んでいるのは、一緒に赴任してきた3名の教員が中1を担当しているのがひとつの要因です」

 加えて、主にGLCでは、左ページで紹介した取り組み「探究型授業」「フィールドワーク」「哲学対話」に加え、英語を道具として使いこなすための「イマージョン授業」が本格化します。

「本校は9月から国際バカロレア(IB)候補校に認定され、海外の大学を受験する準備が本格的に始まります」

 百十年の歴史を持つ学校が、グローバル社会を見据えて大変身。今、新たなステップを登りつつあります。

開智日本橋学園の取り組みレポート
4つのサイクルで成果を得るフィールドワーク

 フィールドワークは、自分たちで立てた仮説を、現地で検証する活動です。これは、疑問、仮説、検証、発表の「4つのサイクル」で探究学習を行うのに必要な学びです。写真は、先日1年生が行った「磯のフィールドワーク」。千葉県の鴨川に行き、海の生き物を観察して生まれた疑問に対して、仮説を立てて検証。どんな実験をすべきか自分で考えて実行し、その結果をみんなの前で発表します。2年生は場所を森へ移し「森のフィールドワーク」を行います。

「3年生のフィールドワークは、行き先を自分たちで決めることになっています。そして5年生になると、総仕上げとして、海外で現地の学生に、それまでの探究結果を英語でプレゼンテーションすることを計画しています。課題を見つける力、論理的思考力、表現力など、さまざまな能力を磨いていくことができる、本校の教育の大きな柱です」

自分で考え、調べ、仲間と議論をして学ぶ探究型授業

 特徴的な探究型授業では、生徒は自分で考え、調べ、仲間と議論をしながら学んでいきます。例えば、社会の時間に「なぜ日本は植民地化されなかったのか」と教師が問題提起をすると、生徒はそれまで学習してきた知識を元に考え、当時の日本の様子や世界状況を調査し、理由を検討していきます。「ヨーロッパから遠いから」という仲間の意見に「タヒチはもっと遠いがフランスの植民地になっている」と反論が出るなど、学びは徐々に深まっていき、最後に教師が一定の方向付けをしてまとめます。教師は、生徒がより深く学ぶことができるように、授業の環境を整える役割を担っています。

 探究型授業で、考えたり、議論をするためには、知識が必要です。そのため、知識を身につける従来型の授業にも、本校は同じくらい力を入れています。

論理的思考力を徹底的に磨く哲学対話

「本校の名物授業です。例えば“幸せって何だろう”など、答えのない“問い”についてみんなで議論します。論理的思考力を徹底的に磨き、意見の違う相手の言うこともきちんと聞いて、どうやって自分の意見を相手に伝えるかというスキルを身につけます。哲学対話にはルールがあり、発言は1人2回までで、必ず全員が話します。最初は気後れしていた生徒も、今では積極的に議論に参加するようになりました」

(この記事は『私立中高進学通信2015年9月号』に掲載しました。)

開智日本橋学園中学校  

〒103-8384 東京都中央区日本橋馬喰町2-7-6
TEL:03-3662-2507

進学通信掲載情報

【行ってきました!学校説明会レポート】「探究型学習」を肌で感じられる授業体験会
【中1の始め方】生徒自ら運営することで身につく〈主体性〉
【未来を切り拓くグローバル教育】全クラスで導入「英語で学ぶ」授業
【中学入試のポイント】多彩な入試で主体的に学ぶ生徒を募る
【学校ってどんなところ?生徒の一日】国際社会で活躍する日をめざして仲間と楽しく切磋琢磨!
【私たち、僕たちが大好きな先生】めざすは“ラーニングエンジニア”生徒が学ぶために自ら学ぶ人でありたい
【校長が語る 思春期の伸ばし方】「共感」して行動する経験を重ね 自己肯定感と主体的に発信する力を育む
【制服物語】アイデンティティーを表現しながら上品さを兼ね備えた制服
【中学入試のポイント】多彩な入試で受験生の“一生懸命”を応援
【子どもの自立を促す教育】探究と対話重視の授業で発信力を高め 自主性が育つのをサポート
【熱中!部活動】100年以上の歴史を持つ伝統校の活気ある活動
【Students' Chat Spot】生徒主体の「探究型の授業」や実践的な英語教育を通じて国際社会を視野に入れた真の学力を身につける
【SCHOOL UPDATE】哲学対話 正解のない対話を通じて自ら問いかけ考える力を養う
【10年後のグローバル社会へのミッション】開智から引き継いだ探究型授業で21世紀型の人材を育成
【私学の先生から受験生へのアドバイス】受験生が“得意”を生かせる入試システム
【キャンパス歩き】水と緑に囲まれた環境を学びの空間として最大限に有効活用
【The Voice 新校長インタビュー】平和で豊かな国際社会を創造する グローバルリーダーを育てたい
進学通信2015年9月号
紹介する学校
共学校 共学校   女子校 女子校   男子校 男子校
この号のトップに戻る 進学通信一覧を見る
ページトップ