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私立中高進学通信

2015年9月号

自立と自律

川村中学校

建学の精神「感謝の心」を基盤に
豊かな人間性を育てる

創立以来、時代の変化に素早く対応できる人材の育成を理想とし、女子一貫教育の完成をめざしてきた同校。「生きる力」「考える力」を育む細やかな教育について、副校長の堀内先生にうかがいました。
プレゼンテーションの優秀作品は『クエストカップ全国大会』へ。同校は4年連続で優秀作品に選ばれ、全国大会に出場しています。

プレゼンテーションの優秀作品は『クエストカップ全国大会』へ。同校は4年連続で優秀作品に選ばれ、全国大会に出場しています。

未来を切り拓く力を育む総合的な学習
堀内美由紀 副校長先生。1956年生まれ。東京女子体育大学修了後、同校の保健体育科教諭として赴任。「運動事故とその補償」について専攻した。2001年より教頭職。2015年より現職。堀内美由紀 副校長先生
1956年生まれ。東京女子体育大学修了後、同校の保健体育科教諭として赴任。「運動事故とその補償」について専攻した。2001年より教頭職。2015年より現職。

 同校の特色は「総合的な学習の時間」にあります。各学年でのテーマは「生命」「環境」「自覚」「共生」「平和」「自立」。自分自身の「生きる力」を養うために、学習は段階的に進められます。

「学校を卒業した後の社会では、自ら考え、決断していく場面が多くなります。そのような場面で、経験を生かして総合的に判断し、そして臨機応変に対応していく力をつけさせていくことは私たちの使命ともいえます。実社会で役に立つのは経験を通して得た知識です。中学高校時代に良質で多様な経験をさせてあげたいと考えています。

 また、『事前学習をし、校外学習を通じて理解を深め、事後に自分なりの考えをまとめて、発表を行う』というプロセスが肝心です。そうすることによって知識は生きたものになりますし、思わぬ発見や問題意識を持つきっかけになります。

 すべてのプログラムの根底にあるのは建学の精神『感謝の心』。自然や、自分を取り巻く人々、自分を支えてくれている人々に感謝の気持ちを持つことは、真摯な姿勢で物事に対処する態度となっていきます。人として生きていくうえでとても大切なことといえます」

中1・八ヶ岳中央農業実践大学校での農業体験。中1・八ヶ岳中央農業実践大学校での農業体験。
中3・ガイドの方の話を聞きながら世界遺産・白神山地をトレッキング。中3・ガイドの方の話を聞きながら世界遺産・白神山地をトレッキング。
学校に居ながら職業体験
クエストエデュケーションプログラム
高1・クエストエデュケーションの話し合い。高1・クエストエデュケーションの話し合い。

 中3後半からはキャリアガイダンスが始まり、高1では企業のインターンシップを教室で経験する『クエストエデュケーションプログラム』に取り組みます。各企業から出されるミッションに応えるべくチームで話し合いを重ね、正解のない答えを出すために探究します。最終的には自分たちで練り上げたプランのプレゼンテーションまで行うプログラムです。

「正解はなく、自分たちの持てる知識で新しいものを創り出すため、産みの苦しみはありますが、それだけにやり終えたときの達成感は格別です。だから、生徒たちのプレゼンテーションはどれも自信に満ちています。総合的な学習で中1の時から継続して行ってきた発表のおかげで、プレゼンテーション能力も確実に向上しています」

 働くことの意味や楽しさ、企業活動への理解を深めるのがこのプログラムの基本的な目的ですが、「学校の勉強が、社会でリアルに役に立つ」ということを実感する良い機会にもなっていると言います。「企業からのミッションを読み解くことが、今の日本を見つめ直すこと、社会の仕組みを知ることにつながった」という生徒の感想もあり、このプログラムがもたらすものは大きいようです。

ここで学んだ一番のことと言えば「一組織並びに自分が背負った期待の重さと、それを成し遂げる責任の重さ」です。このクエストエデュケーションは、あくまで授業の一環としてやっているものの、実在の企業からミッションを課せられている以上は果たすべきことは社会人と同じであり、守るべきことも同じです。このような状況の中で工夫し、苦悩して得たことは、これから社会に出る人間として必ずや必要とされることだと思います。
<生徒の感想文より抜粋>

知識を教えることのみを目的としない

「学校は『知識を得る場』であるだけでなく、『人と関わる体験をする場』。人間形成をしていく、貴重な場です。だから、学校行事やクラブ活動も含め、みんなで作り上げ、完成させることの喜びを、学校生活のあらゆるところで体験できるようにしてあげたい。
 いろいろな考えの人がいますし、やる気のある人もそうでない人もいる。初めからうまくいくわけではありませんが、そこをどうやってまとめていくか、自分の頭でしっかり考える。この経験の積み重ねが、社会に出てものをいうと思うのです」

『知識を教えることのみを目的とせず、知識も技芸もすべて人間をつくるための手段であり、如何なる境遇に際しても、社会の一員としての義務を果たしうる人材を育成することを目的とする』と、創立者が掲げた精神は、同校に今も連綿と受け継がれ、豊かな人間性を築き上げる教育が実践されています。

(この記事は『私立中高進学通信2015年9月号』に掲載しました。)

川村中学校  

〒171-0031 東京都豊島区目白2-22-3
TEL:03-3984-8321

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