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私立中高進学通信

2015年9月号

未来を生き抜く学力のつけかた

東京家政大学附属女子中学校

仲間と学び、高め合い
自主自律のもと未来を拓くしなやかな女性を育てる

高1で行われる1泊のCASプログラムでは、2日間しっかり自分を見つめます。

高1で行われる1泊のCASプログラムでは、2日間しっかり自分を見つめます。

未来学力を大きく伸ばす新ステージ制を導入

 134年前に創立された、同校の前身である「和洋裁縫伝習所」は、女性も社会に出て、自立し生きていくことを目的とした学校でした。

「創立時から『自主自律』という建学の精神を掲げてきました。この精神は、時代が移っても変わることのない、教育が求める究極の目的だと思っています。ただ、建学の精神は一貫していますが、時代に応じて、教育内容は変えていく必要があると感じています」(高木くみ子校長先生)

 未来を見据え、現在必要だと考えてつくられたのが、今年度からスタートした「3ステージ+1(プラスワン)」です。中高一貫校というメリットを活かし、無理のないカリキュラムで実力をアップさせ、大学入試改革に対応し、進路を実現します。

「これからの社会で活躍できる女性を目標に、確かな学力だけでなく、人間力も培うことを目的としています。生徒の成長段階に合わせた教育プログラムで、自己実現が図れるようにサポートしています」

 また、6年間を通して力を入れているもののひとつに、英語教育があります。表現力とコミュニケーション力を高めるため、ネイティブ教員の指導はもちろんのこと、短期集中講座や、イングリッシュキャンプなども行っていきます。

「英語では、レシテーション大会や、スピーチコンテストなど、いろいろな形で学びの質を向上させ、グローバル社会を視野に入れた未来学力を養っています。また、英語に限らず、これからの大学入試には、基本的な力をつけた上で、学んだ知識を再構成し、他者に伝えることができる総合力が必要だと思います」

25歳の未来像を描き学びの意欲を耕す

 オリジナルの中高一環教育プログラムとして、生徒たちが25歳の自分を思い描く「ヴァンサンカン・プラン」を12年前から行っています。中1では、まず自分自身を知るために「自分史」を作成します。最初は、25歳の自分を想像できなかった生徒も、このプログラムを受講するうちに、具体的な未来像を持てるようになってくるといいます。

「我が校の最大のメリットは、学校の敷地内に保育園から大学まであり、教授を入れると0~70歳までの女性がいること。つまり、さまざまな女性がロールモデルとして、身近にいるわけです。大学との連携もあるので、具体的な将来のイメージが描きやすいと思います。目標が決まると、学ぶべきことがクリアになり、学力アップにつながると考えています」

未来を生き抜く「3ステージ+1(プラスワン)」

 未来が求める女性像をより具体化し、より近づくために、今年度より、新ステージ制「3ステージ+1」を導入。中高6年間で、確かな学力と人間力を形成するために、生徒の成長過程に応じて4つの学びのステージを用意しています。また、6年間を通して行う「躍進i教育」は、グローバル社会で活躍できる女性へのスキルアップのためのカリキュラムです。「i」は「intercultural communication(異文化コミュニケーション)」「information literacy(情報リテラシー)」「inclusive community(さまざまな人たちを包み込む社会)」の共通する頭文字に由来し、これらの創造に貢献できる女性の育成をめざします。そのために、ネイティブ教員による指導や、英検など試験への取り組み、イングリッシュキャンプなどの英語漬けプログラムの充実、実践の場としてレシテーション大会やスピーチコンテストも設けています。さらに、今年度から「イングリッシュルーム」を開設し、英語をより積極的に学び、より身近に感じられる環境を整えています。

併設型中高一貫校としてのメリットを活かした教育課程
併設型中高一貫校としてのメリットを活かした教育課程
未来を生き抜く「かせい」の学び
協同学習では、生徒同士が意見を出し合い、学び合いながら課題をクリアしていきます。協同学習では、生徒同士が意見を出し合い、学び合いながら課題をクリアしていきます。

 21世紀型「未来学力」をめざし、自ら学ぶ力を育てる取り組みをしています。「協同学習(アクティブラーニング)」では、仲間と学び合うことで主体性と問題解決力を育てます。また、多文化共生社会で活躍できる力をつけるため、海外修学旅行(中3・シンガポール)、海外語学研修(カナダ・オーストラリア)など、国際理解教育も充実。これらは、これからの社会や大学入試改革で求められる総合的な学力の養成につながります。

未来を生き抜く「ヴァンサンカン・プラン」

 フランス語で25歳を意味する「ヴァンサンカン」。「ヴァンサンカン・プラン」とは、社会の中で自己を確立し、活躍し始める25歳を目標に、自分の理想の未来像を思い描き、それを実現させるために今やるべきことを具体的に考え、人間力を高める中・高・大連携キャリア教育プログラムです。高校では、希望の進路を実現するために、より実践的な講座や、東京家政大学の教授による模擬授業を受けることができます。

(この記事は『私立中高進学通信2015年9月号』に掲載しました。)

東京家政大学附属女子中学校  

〒173-8602 東京都板橋区加賀1-18-1
TEL:03-3961-2447

進学通信掲載情報

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【注目のPICK UP TOPIC!】大きな催しを成長の場に「自主自律」を胸に社会が求める女性をめざす
【学校生活ハイライト】命の大切さを学び、心を育む『家政ビオトープ』の活動
【SCHOOL UPDATE】さらに未来を見据えた教育へ 高い志を持ったしなやかでたくましい女性を育てたい
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【その先に備える キャリア教育】25歳の理想の自分をめざす『ヴァンサンカン・プラン』
【校長が語る 思春期の伸ばし方】「自主自律」の精神のもと 自ら学ぶ意欲と力を育てる
【キャンパス歩き】安心して過ごせる恵まれた環境で未来を拓くしなやかな女性を育てる
進学通信2015年9月号
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