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私立中高進学通信

2015年9月号

未来を生き抜く学力のつけかた

佼成学園女子中学校

定評ある英語教育を基盤に
真のグローバルリーダーを育成するプログラム

文部科学省指定SGH(スーパーグローバルハイスクール)佼成女子SGHプログラム
SGH指定校として学びの幅がさらに広がる

 平成26年度、文部科学省からグローバルリーダーを育成する研究校「SGH(スーパーグローバルハイスクール)」に指定された同校は、研究テーマに基づいて、高校でスーパーグローバルクラスや教科を新設し、新たな時代の教育プログラムを展開しています。それはまさに、未来を生き抜く力を育成しているといえるものです。

 その力とは、「英語の佼成」と呼ばれてきた同校の教育で身につけた英語力を土台に、異文化の中に飛び込み、課題を見つけ、異文化とコミュニケーションをとって解決に導く力のこと。これは、同校の建学の精神「国際社会の平和に貢献できる人材の育成」に基づいたものでもあります。

 こうした力を身につけさせるには、異なる文化や環境の中で自分自身の力で課題を解決するフィールドワークが有効であると考え、スーパーグローバルクラスでは、高校2年生でタイに約20日間、高校3年生の初めにイギリスに約40日間出かけ、実地調査を行います。

 また、新設された「国際理解科」という教科は、「異文化研究」と「国際文化」という授業で、異文化理解を中心とした授業を実践しています。

グローバルリーダーを支える心身と相手を受け入れる力

「グローバルな人間というのは、どこでも寝られて何でも食べられて、相手の意見を受け入れられる人」と、教頭の江川昭夫先生は語ります。

「そのためには教育が必要です。ツールとして、英語コミュニケーション力やICT(情報通信技術)を使いこなす力。また、基礎学力も大切です。グローバルな人材とは、こうした力を持ち、ボーダーを越えて人と接することができる人です。一つ突出した力を持つより、幅広い教養と総合的な知見や能力が求められます」

 同校は、ほかにも高校特進留学コース1年生全員を対象とした1年間の長期留学、中学3年生が約2カ月間ホームステイする中期留学をニュージーランドで実施。高校の短期留学やスリランカ研修プログラムなども含めて、グローバルな視野を獲得するシステムが充実しています。

 この取り組みが「日本人としてのアイデンティティーを認識しつつ異文化を理解する能力」や、「異文化とコミュニケーションして影響を与える能力」を養い、同校がめざすグローバルリーダー像に近づけていきます。そしてそれは、生徒自身が未来を広く豊かに描くための大きな支えとなっているのです。

未来を生き抜く「国際理解力」

 同校のSGHとしての研究課題構想名は、「フィールドワークを通じた多民族社会における平和的発展の研究」。高校の新設科目「国際理解科」で「異文化研究」や「国際知識」をフィールドワークという手法で学びます。

 フィールドワークは、タイとイギリスで実施。タイではチェンマイ大学や現地のNGO団体、イギリスではロンドン大学SOAS校など、多数の機関から支援を受けて研究やリサーチ活動を行います。

 異文化のなかで学ぶフィールドワークを通じて、多民族社会がどのように平和的な発展を遂げるのか、日本と日本人はどう関わるべきかといった、グローバル社会の重要な問題に取り組みます。

未来を生き抜く「自学自習力」
約30席設けられた自習室。「ブースで区切られているので集中できる」と生徒たちにも好評。約30席設けられた自習室。「ブースで区切られているので集中できる」と生徒たちにも好評。

 高校に以前から設置されている自習室は、生徒の学力を高めるのに成果を上げています。その成果を中学生にも広げようと、2015年度から、中学生専用の自習室を設置することになりました。月曜日から土曜日までの放課後、6時半まで自習をするために自由に使えます。自習環境を整えるだけでなく、高校同様、同校卒業生のチューターが常駐し、生徒たちの勉強の質問や、悩み事の相談に答えます。

「基礎学力は、未来を生き抜く力を応援するもの。学習を定着させるための環境整備にも力を注いでいます」(江川先生)

未来を生き抜く「ICT力」
生徒の意欲や関心を引き出すことができるのも電子黒板のメリット。生徒の意欲や関心を引き出すことができるのも電子黒板のメリット。

 いうまでもなく、世界各国において社会の情報化は進んでいます。ICTを活用する力は、グローバル人材の育成にも欠かせないものです。

 教育の分野でも、授業の双方向性を高めると言われるICT。同校では積極的に教材のICT化を進め、2年前から教室に電子黒板を導入。ほとんどの教科で活用しています。英語科では、文法の構造を視覚的に説明したり、映像に合わせてネイティブの音声で発音練習をしたり、多くの場面で役立てています。

「効率的に授業ができるので、授業の進度が安定します」(江川先生)

 将来的には、タブレット教材も導入予定だという同校は、バランス感覚を大切にしながらICT化に取り組んでいます。

(この記事は『私立中高進学通信2015年9月号』に掲載しました。)

佼成学園女子中学校  

〒157-0064 東京都世田谷区給田2-1-1
TEL:03-3300-2351

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