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私立中高進学通信

2015年7月号

授業見聞録

共栄学園中学校

総合
多彩な職業人が語る月1回の定期講演会

多彩な職業人が語る月1回の定期講演会

「殺人事件には、賠償や補償についてなどさまざまな課題がある。
法律を学ぶことでさらに考えを深めてほしい」(土田猛先生)

 同校では、最先端の研究に携わっている方やさまざまな方面で活躍している方を招いての講演会を月1回、開催しています。2013年2月にスタートし、今回で18回目となります。これまでのテーマは、東京都市大学環境学部長による『砂漠緑化の意識』、BJリーグの指導者による『プロスポーツの世界』、SMBCコンシューマーファイナンスの金融専門家による『将来に備えた貯蓄と人生設計』など多岐にわたります。

 理系授業に力を入れる同校。この定期講演会も、当初は理系分野の職業の方をお呼びして、理系大学をめざすモチベーションを高める目的で始められたそうです。

「毎月講演会を開催するうちに、理系分野に限らず、さまざまな職業の方をお呼びするようになりました。これが生徒にも保護者の皆さんにも大変好評です。プロフェッショナルな方々の生の声を聞く機会は、なかなかありません。心が柔らかい中学生の時期だからこそ、社会にはいろいろな職業があることを知ってほしいと思っています」(教頭/松宮博先生)

 講演会もただ聞くのではなく、講演会の前に講演の内容について調べる事前学習を行っています。

「講演会が、将来どのような仕事に就きたいかを考えるきっかけになってほしいと思っています。生徒たちは、講演会の前にお話しいただく方の職業やテーマについてグループごとに調べ、壁新聞のような掲示物も作成します。調べ学習をするのは、単に話を聞くという受け身の姿勢ではなく、積極的に心で感じ、考えてもらいたいからです。

 調べる中で、生徒同士でテーマについてディスカッションする機会も生まれ、将来の職業を考えるうえでも非常に良い刺激になっています。講演をきっかけに法律家をめざしたり、海外の大学へ進学して世界的な研究者をめざすような生徒が出てくることを期待し、今後も続けていきたいと考えています」

 回を重ねるにつれて、生徒からも「こんな人の話を聞きたい」というリクエストが集まるようになりました。そして講演会には、同校の高校生や保護者も参加できます。これからの受験事情に対応する “考える力” を養うという点で、参加した保護者からも高い評価を受けているそうです。

 価値観が形成される中学時代にこそ、さまざまな生き方に触れ、将来を描くための選択肢を与えたい。数々の講演会によって蒔かれた種は、生徒たちの心の中に、必ずや未来への夢を芽生えさせることでしょう。

授業レポート講演を通じて自分自身を見つめ直す
生徒たちは、メモをとったり、時には考えこんだりしながら耳を傾けていました。生徒たちは、メモをとったり、時には考えこんだりしながら耳を傾けていました。

 第18回の講演会は、2000年12月30日に起きた『世田谷一家殺人事件』で捜査の陣頭指揮をとった土田猛先生をお迎えし、生命について改めて考えました。

 土田先生は冒頭で、同校の校名を「素晴らしい」とたたえ、「共に栄えるという精神は自分の命、他人の命、そのどちらも大切にすることにつながります」と続けます。事件のときにどのような仕事をしていたか、被害者のみなさんが何を思って亡くなっていったか、などをていねいに話してくださいました。

「生きるということは次の世代の子どもに命を伝えるという責任がある。中学時代は人格形成のときです。人は支え合って生きるということを胸に刻んでほしい」との訴えを、生徒たちは真剣に受け止めています。

 講演会の後感想を聞きました。

「事件については怖いイメージが強烈で、それ以上は踏み込んで考えられなかったのですが、この講演を通じて命について考えることは、未来をつなぐことなのだと気づきました。自分がどれだけ幸せかを改めて実感し、家族や友人を大切にしようと思いました」(中3 大川佳奈さん)

「命についてきちんと考えたことは、これまでなかったかもしれません。被害者の方と年の近い弟がいるので、他人事とは思えませんでした」(中2 泉 春名さん)

「講演では、必ず何か心にひっかかるものを得られるはずです」(松宮先生)との思いは、確実に生徒に届いているようです。

松宮博教頭先生講演会の発案者である松宮博教頭先生。幅広い人脈を武器にさらなる発展をめざします。
泉 春名さん(中2)泉 春名さん(中2)
大川佳奈さん(中3)大川佳奈さん(中3)

(この記事は『私立中高進学通信2015年7月号』に掲載しました。)

共栄学園中学校  

〒124-0003 東京都葛飾区お花茶屋2-6-1
TEL:03-3601-7136

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