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私立中高進学通信

2015年7月号

中1の始め方

和洋九段女子中学校

管理ではなく寄り添うこと
生徒の自主・自律を見守る

スタディステーション

スタディステーション
個別のブースで集中して勉強することができます。
疑問点はその日に解決できるよう、質問対応の先生がきめ細かに指導してくれます。

教師との信頼関係で「中1ギャップ」を乗り越える

「中1ギャップ」の原因のひとつに、教師との関わり方の大きな変化があげられます。小学校では授業や行事のほとんどを担任が行っていますが、中学校では教科ごとに担当教師が代わり、そのことに不安を感じることが影響しているといわれています。

「本校では学年担当の学年主任、担任、副担任と教科担当の全員が生徒一人ひとりに関する情報を共有するようにしています。毎朝の出欠確認や帰りのホームルームの時間に、担任が生徒たちに必ず声がけをするので、安心感があるようです」(入試広報室/井上佐和子先生)

 日々の積み重ねがあるからこそ、信頼関係も深まります。

「本校の先生方は皆、生徒たちが自分で考え、判断していく過程では、口を出さずに見守るように心がけています。見守ることで、信頼関係は充分に築くことができます。 “見ているからがんばってごらん” という姿勢で普段から接しています」(中1担任/井原千恵先生)

『スタディステーション』で育む自学自習の姿勢

 中1生は5月に入って初めて、同校自慢の自習室『スタディステーション』を使いました。220ものブース席があり、放課後はいつでも利用できます。わからない問題があれば、すぐに質問できるよう、質問対応の先生も常駐しています。

「『スタディステーション』は夜8時まで使用可能なので、部活の後に宿題を終わらせてから帰宅するという使い方もできます」(中1学年主任/小出孝光先生)

「部活もぜひがんばってほしいと思っています。そのために時間をうまく使って勉強と両立させてもらいたいですね」(井原先生)

入学後、最初の1年間は内面を育む

 同校では、入学して最初のホームルームで、自分で考えることの大切さを意識して伝えるようにしています。

「中学1年の学年目標は “トライ” 。生徒たちは新しい環境の中でそれぞれの目標に “トライ” していきます。そこに教師たちが直接口だしをするのではなく、生徒たちの様子を見守っていくことで成長をサポートしようというのが、われわれ教員の共通認識です」(小出先生)

「生徒たちに自分で考え行動するように指導していくことで “何でも先生に聞いてみる” のではなく、自発的な行動をとるようになるのです」(井原先生)

 携帯電話の使い方のルールを自分たちで話し合って決めたときのことです。

「司会を担当した生徒が “司会のやり方” を自分で調べてきてメモを作成してきました。初めて司会をしたのにもかかわらず、立派に会を進めるのを見て、こちらもうれしくなりました。他の生徒にもその思いが伝わったのでしょうか。私が何も言わなくても活発に話し合っていました」(井原先生)

 生徒たちは先生たちを親のように慕い、安心して学校生活を送ることができるので、のびのびと学校生活を楽しんでいます。顔を見せに来る卒業生が後を絶たないというのも同校ならではの魅力なのでしょう。

勉強計画表

勉強計画表 
生徒たちが自主的に行動する第一歩になることを期待して、中1学年主任の小出先生が作成した勉強計画表。

40年続く伝統の『和洋体操』
和洋体操『和洋体操』。中1生は6月の体育祭で初披露となります。

 同校の体育科の教員が約40年前に制作した『和洋体操』。旧校歌を音楽科の先生がアレンジしメロディーをつけました。ラジオ体操はどちらかというと老若男女を対象にしたものですが、女子の中学生にふさわしい体操があるといいのではないかということで考え出されました。内容では、ジャンプ以外は女子向きの動きになっています。あくまで教育の一環としての体操であることから、ペアで行うものもあります。相手と協力して一つのものを完成させるという意識が高まるのです。『和洋体操』を通して、仲間意識や体を動かす充実感を実感することができます。

(この記事は『私立中高進学通信2015年7月号』に掲載しました。)

和洋九段女子中学校  

〒102-0073 東京都千代田区九段北1-12-12
TEL:03-3262-4161

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