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私立中高進学通信

2015年7月号

10年後のグローバル社会へのミッション

目黒星美学園中学校

言語力を武器にボランティアの精神で生きる

言語力を武器にボランティアの精神で生きる
自己の判断に従って
善を選び、正しい道を歩む

「本校はキリストの教えに基づくカトリック・ミッション・スクールです。理想像として『社会に貢献する心豊かな女性』を掲げ、思考力や表現力を養う教育を実践してきました。

 10年後の未来に向けて、本校の理想とする生徒像をさらに具体化させるために『グローバルな世の中を 言語力を武器に ボランティアの精神で生きていく女性』を掲げました。2020年からは大学入試でも新しい力が必要とされます。これからは、知識だけではなく、思考力や判断力・表現力が問われる時代がやってくるのです」(教頭/小西恒先生)

 同校におけるグローバル教育とは「世界が抱えるさまざまな問題を自分たちの問題として考え、その解決のために自ら行動できる人材を育てること」といいます。生徒は日々の祈りの中で、世界とつながります。たとえば月曜日の全校朝礼では生徒全員が東日本大震災被災者のための祈りを捧げています。国内外を問わず、苦しんでいる人々、弱い立場にある人々、さまざまな背景を持つ人々のために祈るのです。

 そして日々の祈りを行動に移すために、ボランティア研修があります。

「『ボランティア』の語源は『自由意志』を表すラテン語の『voluntas』にあります。ボランティアとは自分の意志による選択と判断によって、自発的に他者に手を差し延べることなのです。

 本学園の創設者ドン・ボスコは、善い物と本物を常に提示し、子どもの中に善悪を判断する眼、善い物を自分で選び取る眼を養わせました。そうすれば、子どもは学校を巣立っても、その眼で善を判断し、選び取り、正しい道を歩めます。育てたい生徒の理想像にある『ボランティアの精神』とは『自分の判断で善い物を選択していこう』という精神です」(小西先生)

 ボランティア研修に参加するのは、この研修を“善い物”として選択した、希望者の生徒たちです。

 一方、生徒の理想像にある『言語力』とは「聞く力・話す力」「思考力や表現力」を意味します。この力を発揮して、ボランティア研修で出会った多くの人の話に耳を傾け、その成果をさらに多くの人々に伝えてきました。

 同校では講演会やスピーチコンテストなども開催され、授業にはアクティブ・ラーニングが導入されています。国や文化の違う人たちと心を通わせ、力を合わせて共に生きるために、自分の考えを論理的に説明し、相手の考えを客観的に聞く姿勢を日々の学習の中で育てているのです。

目黒星美学園の取り組みレポート

東北大震災の被災地を訪問
祈りから行動へ

東北大震災の被災地を訪問

 東日本大震災の翌年から始まった“被災地ボランティア研修”。春夏の2回、高校生が宮城県の亘理町や山元町などを訪れて被災者と交流します。昨年秋には生徒が被災地の名産品を仕入れ、池袋の宮城ふるさとプラザで売る“星美っ子出張販売”も実現しました

被災地での体験から開発
「女子目線」の簡易トイレ

「女子目線」の簡易トイレ

 被災地の仮設トイレは匂いや断水があり、行くのを我慢する女性が多い」。その声を被災地で聞いた生徒たちが、見た目も匂いも気にならない簡易トイレを開発。仙台市で開催された国連防災世界会議の関連行事で来場者に試供品を配り、新聞に取り上げられました。

フィリピンが抱える問題を
自分の問題として受け止める

フィリピンが抱える問題を自分の問題として受け止める

 フィリピンで行うボランティア研修の対象は高校生。ネグロス島にある姉妹校に宿泊し、物資の乏しい農園の子たちと交流します。

 その後はマニラへ向かい、親に捨てられたり家庭内暴力を受けたりした少女たちを育てているシェルターを訪ね、彼女たちと心を通わせます。

他者の理解・共感を
得るための「英語力」

 10年後には多様な価値観を持つ人が集うコミュニティで学び、働き、生きることになります。そこでの共通語となる英語力を培うことにも力を入れています」(小西先生)

 写真は英会話と理科のコラボレーション授業。生物学を専攻していたネイティブの教員がDNAを取り出す実験を英語で行いました。

(この記事は『私立中高進学通信2015年7月号』に掲載しました。)

目黒星美学園中学校  

〒157-0074 東京都世田谷区大蔵2-8-1
TEL:03-3416-1150

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