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私立中高進学通信

2015年6月号

目標にLock On !! 私の合格Story

富士見中学校

みんなで “一つのもの” に向かう喜び
そんな時間を共有し、目標を実現できた6年間

富士見 OG 市野朱音さん 信州大学 農学部1年

富士見 OG 市野朱音さん
信州大学 農学部1年

環境問題の解決を志し自ら選択した「林学」という道

 今春、信州大学農学部の農学生命科学科 森林・環境共生コースに進学した市野朱音さん。中学時代に地球の環境問題に興味を抱くようになり、とりわけ森林に関する研究をしてみたいと思ったことが志望のきっかけのようです。

「確か中2か中3の頃でした。たまたまテレビ番組を観ていたら、地球温暖化や水質汚染、さらにはごみ処理の問題など、地球がいま直面している環境問題について報道していて、その現実から目が離せなくなってしまいました。それからは、環境問題をテーマにした大学の模擬授業や公開講座にも行くようになり、最終的には、自分がやりたいことは『林学』という学問だと知りました。環境問題というテーマは壮大ですが、一市民としてただ傍観するだけではなく、私自身が力をつけて、さまざまな問題を解決していく人材になりたいという目標を持っています」

 受験に際し、市野さんが先生方と相談して絞り込んだ大学は2つ。信州大学と新潟大学(農学部生産環境学科生産環境学コース)でした。

「もともと一般入試での受験を考えていましたが、途中で信州大学農学部にAO入試があることがわかり、先生方と相談して信州大学一本で行くことになりました。実際に長野県上伊那郡南箕輪村にある農学部キャンパスに行き、自然いっぱいの “長野!” という環境がまず気に入りました。それと、農学部が地元の自治体や地域の人々と積極的に関わり、地域貢献・地域振興活動に尽力している点も魅力的でした。親元を離れるのは少し寂しいですが、私はこの信州大学の環境の中で学びたいと思いました」

AO入試で合格後も友人とともにセンター試験を受験
6年間ともに学校生活を送った仲間たちと久しぶりの再会。それぞれ進学先は異なっても、原点はいつも教室にあります。6年間ともに学校生活を送った仲間たちと久しぶりの再会。それぞれ進学先は異なっても、原点はいつも教室にあります。

 信州大学農学部の森林・環境共生コースがAO入試で募集する人員は5名。狭き門でしたが、 “地球の環境問題を解決する立場になりたい” と主張する市野さんの志が評価され、昨年の11月中旬に合格を勝ち取りました。

 また、市野さんはAO入試で合格後もセンター試験のための勉強を続けました。

「とりあえず私はAO入試で合格しましたが、一般入試を受ける周囲の友人達は、これから大学受験の本番を迎えるわけです。6年間一緒に学校生活を送り、ともに築いてきた大切なものがたくさんあるので、最後もやはり、みんなと一緒にセンター試験を受けたかったのです。

 学園祭も、体育祭も、部活もそうですが、卒業式を迎える最後の最後まで、みんなで “一つのもの” に向かっていく時間を大切にしたいと思いました」

 生物が得意な一方で、「理系志望のくせに数学が苦手でした」と苦笑いする市野さん。苦手克服に向けた独自の勉強法を教えてくれました。

「受験勉強を意識し始めたのが高1で、その時は数学の田辺雅義先生が担任でした。私が『数学が苦手……』と言うと、先生は『まずは教科書をがんばれ』と指導してくれました。教科書の内容をおろそかにせず、その後に先生が選ぶ問題集に取り組むという流れです。

 それともう一つ、『ペースを決めろ』ともよく言われました。要は “1日でも勉強しない日を作るな” ということです。気がついたらそのリズムが自然と身につくようになり、高2では1日平均約2時間、高3では休日に11~12時間の受験勉強をする中で、数学を “克服” とまではいかなくても “まあまあ” というレベルまでは上げることができました(笑)。

 ちなみに、私の受験勉強の場所は基本、学校でした。みんなと一緒に頑張っている雰囲気が好きだったからです。なので、放課後も部活(ソフトテニス部)のない日は全部残って、教室で勉強していました」

誰かのために働けるそんな人になりたい

 市野さんも受験したセンター試験から約2カ月後の3月中旬。4月から大学生となる富士見のOG達が、新たに受験生となる後輩に受験体験を語るために母校に集結しました。そこにはもちろん、苦楽をともにした同級生達との再会を喜ぶ市野さんの姿も。

「中学受験を考えていた頃の私は、どちらかというと男の子っぽくて、女子校に合うのか不安もありましたが、いまは本当に富士見に入って良かったと思っています。大学受験もそうですけれど、部活も、体育祭も、学園祭も、何ひとつ手を抜かず、みんなが本気になって最後までやり遂げるっていう独特の雰囲気が大好きだからです。富士見の良いところを一言でいうなら……そうですね、笑顔の多い学校です」

 市野さんに自身の性格をたずねると、「やりたいことはすべてやる性格」と、プラス思考の元気な答えが返ってきました。

「何ごとも、やらずに後悔するより、やって後悔するほうが納得できるからです。そんなことを学ぶことができたのは、まぎれもなく富士見で送った6年間のおかげです。実は私は以前、 “勉強が一番大切だ” と思っている時期があったのです。でも、生徒会で2年間活動し、ソフトテニス部の部長を任せてもらうなかで、結局、人と人との関わり合いがものすごく重要だと考えるようになりました。高3に入って受験が身近な存在になってからは、 “誰かのために働ける人になりたい” と、進むべき方向がさらに具体的になりました。もちろん勉強することは大事です。大事ですけれど、最終的な目標はそっちじゃないということです(笑)。富士見では本当にいろいろ経験させてもらいました。その一つひとつが今後のモチベーションにつながる大切な思い出になっています」

“1日たった5分” の勉強が受験勉強のベースを作りました
高1時のクラス担任だった田辺雅義先生と再会。久々の恩師の激励に、市野さんの笑顔が弾けます。高1時のクラス担任だった田辺雅義先生と再会。久々の恩師の激励に、市野さんの笑顔が弾けます。

「初めて受験を意識し始めた高1の頃、クラス担任だった田辺先生によく言われたのは、『たった5分でもいいから、1日でも勉強しない日を作るな』『まずベースを決めろ』というものでした。それでとても気が楽になりました。気がついたら、高1で1日平均2時間、センター試験直前には、毎日11~12時間もの勉強も苦にならなくなっていました。集中力を養うきっかけを作ってくださった田辺先生の指導に感謝しています」

(この記事は『私立中高進学通信2015年6月号』に掲載しました。)

富士見中学校  

〒176-0023 東京都練馬区中村北4-8-26
TEL:03-3999-2136

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