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私立中高進学通信

2015年4・5月合併号

学びのプロセス

横浜翠陵中学校

クラス単位で学習室を活用
勉強習慣づくり

授業外学習のプログラムで「D・U・T」の学習サイクルをフォローアップ
放課後に学習室で行う『勉強習慣づくり』。クラスで移動して自習します。

放課後に学習室で行う『勉強習慣づくり』。クラスで移動して自習します。

 同校では、学びのプロセスを「D・U・T」の三段階に分け、「知りたい」「わかった」「できた」を繰り返して学力を高めています(※)。授業で「わかった」ことを「できた」へとつなげるためには授業後の自習学習は必須です。
※「D・T・U」:「知りたい(Desire)」「わかった(Understand)」「できた(Training)」の循環で学力を高める、同校オリジナルの学習習得の理論。

「授業外の学習時間の目安として、本校では平日2時間、休日3時間の自主学習を生徒に呼びかけています。『D・U・T』がうまく回るには、自学自習を繰り返して習慣化することが大切なのです」(入試広報部長/庄大介先生)

 同校には放課後、誰でも利用できる学習室や学習スペース『ドリカム・コーナー』があります。しかし場所を用意しただけでは生徒の自発性は引き出されません。そこで、自習スペースを活用するきっかけづくりとして、前期3回、後期3回、『勉強習慣づくり』を実施しています。『勉強習慣づくり』の週をクラス単位で設定し、その週はクラス全員で放課後に学習室へ移動し、英語、国語、数学を1日ずつ自習します。生徒達がスムーズに自習できるよう、オリジナルプリントも用意されています。

「入学当初は、生徒本人はもちろん、保護者も家庭学習の取り組み方について不安を持っています。授業の延長のような形で学習室を活用することで、自習の習慣づくりにつなげていきます」(中学主任/新垣豊正先生)

 このほか、放課後、自分の学習進度に合わせたプリントを自由にパソコンから出力して学習できる『C&Lプログラム』や、朝の10分間を使った計算練習タイム『モーマス(Morning Math Training)』などの学習プログラムも用意されています。これらの学習は、学習や生活の状況を振り返る『チャレンジノート』に記録していきますから、学習量の把握もできます。

 同校では新しい試みとして、2015年度から、新入生を対象にした宿泊行事『フレッシュマンオリエンテーション』をリニューアルする予定です。1日目の友達づくりの後、2日目は予習・復習の方法や授業の受け方を国語・数学・英語の3教科で学び、中学の学びへスムーズに移行させるのが狙いです。

 勉強のし方がわかり始めると、生徒は進んで学習室を利用し、先生に質問しに来るようになるそうです。「中学では先取りより基礎学力の定着が大切です。自学自習を通じて自分なりの勉強の方法を見つけてほしいと考えています」と、庄先生は話します。

1対1でしっかり指導
ドリカム・コーナー
壁にはホワイトボードが設置されているので、わからない点があれば先生が板書しながら教えてくれます。壁にはホワイトボードが設置されているので、わからない点があれば先生が板書しながら教えてくれます。

 職員室の横に設けられた『ドリカム・コーナー』。マンツーマンで先生にわからない点を教えてもらえます。中学生にとっては基準に満たなかった小テストの再テストの場としておなじみのこのコーナー。ですが、学習習慣がついてくると、進んで先生に質問し、教えを乞う場に変わります。教科書を手に先生を訪ねてくる高校生の姿を見ることで中学生も学習意欲を高めます。

先生も日々、学んでいます
ランチ・ミーティング

 中学の先生方は月1回、学年ごとに『ランチ・ミーティング』を開き、生徒1人ひとりの学校生活について情報共有をしています。『Challenge & Learn(C&L)プログラム』や朝の学習活動『モーマス』など、授業以外での様子も把握しているそうです。

 授業のアイデアや、教材の効果も検証します。「D・U・T」理論の「D(知りたい)」を引き出すのは、日々の授業から。どうしたら勉強が楽しくなるか、先生方も日々学び、チャレンジしています。

「知りたい・わかった・できた」のサイクル
D・U・T理論&Follow up

「知りたい(Desire)」「わかった(Understand)」「できた(Training)」の循環で学力を高めるのが、同校オリジナルの「D・U・T」理論です。スタート地点は「知りたい」で、興味・関心を持てる授業や行事を大切にしています。『勉強習慣づくり』はこのサイクルをサポートする「フォローアップ(Follow up)」の役割を担っています。

学校生活のさまざまな場面を、「D・U・T」の3つの側面から振り返るための『チャレンジノート』。『勉強習慣づくり』や『C&Lプログラム』、『モーマス』で取り組んだことも書き込めます。担任の先生が毎日目を通し、一人ひとりに必要なアドバイスをしています。
興味の翼を広げるために
理系プロジェクト
水素と酸素から電気を発生させる燃料電池の実験。最先端技術の原理が簡単な実験で理解できます。水素と酸素から電気を発生させる燃料電池の実験。最先端技術の原理が簡単な実験で理解できます。

 土曜日の午後や夏休みに開かれている新企画『理系プロジェクト』は、授業とは違う視点からサイエンスにふれ、興味の幅を広げられる取り組みです。中学生に大人気なのは、専門家を招いて実習や実験をする『土曜サイエンスラボ』。新たなテーマを常に模索していて、今年度はブロックを用いたロボット制作が加わりました。

(この記事は『私立中高進学通信2015年4・5月合併号』に掲載しました。)

横浜翠陵中学校  

〒226-0015 神奈川県横浜市緑区三保町1
TEL:045-921-0301

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