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私立中高進学通信

2015年2・3月合併号

母校にエール!OGOB interview

本郷中学校

文武両道の校風のおかげで
中高生活を完全燃焼できました

野球部顧問の保田先生と。合宿のときに先生から配膳される丼椀1.5杯分のごはんを山型に盛りつけた“保田スペシャル”は、部員共通の思い出です。

野球部顧問の保田先生と。
合宿のときに先生から配膳される丼椀1.5杯分のごはんを
山型に盛りつけた“保田スペシャル”は、部員共通の思い出です。

坂本 健さん

慶應義塾大学法学部政治学科3年

後輩にも語り継がれる高校最後の試合
「背中にチームメートの力を感じ、マウンドでも一人じゃないと強く思いました」と、当時の試合の様子を語る坂本さん。「背中にチームメートの力を感じ、マウンドでも一人じゃないと強く思いました」と、当時の試合の様子を語る坂本さん。

 夏の甲子園出場をかけた、第93回東東京大会。その3回戦で、延長までの11イニングを一人で投げ抜いたのが、エースの坂本さんでした。

「9回表が終わり、本郷は4点リード。当時の野球部は初戦突破が第一目標だったのに、その年は3回戦まで勝ち進んだんです」

 壮絶な打撃戦となったその試合は延長11回、対戦校にサヨナラホームランを打たれ、惜しくも敗退してしまいましたが、「今も野球部に語り継がれる試合」と顧問の保田啓介先生は言います。

 小学2年生から野球を続けてきた坂本さんは、文武両道の教育方針と、グラウンドが広く大好きな野球をのびのびとプレーできる環境に憧れ、本郷への入学を決めました。

「中高一貫校は、高校受験がないので好きなことに集中できるのが魅力ですが、本郷は文武両道の男子校ということで、入学前は勉強も厳しく指導されるというイメージを持っていました。でも入学してみると、先生達がいつも近くにいて自分の夢や意欲をサポートしてくれる学校でした」

学習と野球の両立
それが新しい夢を生んだ

 野球に捧げた6年間。学習との両立に悩んだこともあったそうです。

「高校2年までは、国公立受験をめざすコースに在籍していましたが、将来について考えたとき、一番に思ったことは “大学でも野球をやりたい” ということでした。せっかく大学で野球をやるのなら、東京六大学野球リーグでプレーがしたい。そこで、志望校を考え始めました。担任の先生が志望校の決定や合格に向けて、今後学校でどのように勉強に取り組んでいけば良いかということなど、親身に助言してくれたことを覚えています。文武両道を心から応援してくれる環境だったとあらためて感じます」

 坂本さんは野球部を引退した7月から受験勉強に本腰を入れ、そして無事に志望校である慶應義塾大学に入学しました。

 六大学野球リーグに憧れて入学した大学で、坂本さんは新しい夢を見つけたそうです。

「現在はアメフト部に所属しています」と、瞳を輝かせて話す坂本さん。アメリカンフットボールは、大学生から始める人も多いスポーツですが、強豪校として名を連ねる慶應義塾大学の場合、部員の6割がアメフト経験者だったそうです。そのなかで坂本さんは、レギュラーとして活躍しています。現在の活躍には中高時代に学んだことが活かされていると振り返ります。

「野球にかけた6年間があったから、次の夢や目標を見つけられたのだと思います。勉強も同じです。中高時代、一番好きな授業は英語でした。特に中学生のときには、ネイティブの先生から英会話を学べる時間があり、普段話している言語以外でコミュニケーションを取ることがとても新鮮に感じたのです。授業を通じて英語の楽しさを知り、打ち込むことができたから、私大受験の要でもある英語を得意科目にできました。現在は、法学部で政治学を専攻しています。政治学は経済や歴史、文化など、さまざまな内容に関連する学問です。これからも精いっぱい学んで、将来は世界や社会に貢献できる仕事に就くことが今の僕の目標です」

受験のための勉強ではない
心を育成する学習

 大学受験に向けて工夫したことなどについてもお話をうかがいました。

「中高6年間分の学習を高校2年までに終了し、高校3年のときには、基本的に受験に向けた演習を繰り返しました。6年間分の授業を5年間で終えると聞くと、詰め込み授業のように思われるかもしれませんが、授業は無理のないペースで進み、気がつけば高校課程がすべて終わっている、そんなカリキュラムでした。僕は野球を精いっぱいやる時間をまず確保したかったので、1日の時間の使い方には特に工夫をしました。朝は1時間早く登校し、自習室で勉強をします。そのほかに往復2時間の通学時間も利用し、1日のうち合計3時間を自習に充てると決めていました」

「文武両道」に加え「自学自習」と「生活習慣の確立」を教育方針にあげる同校で6年間を過ごすうちに、坂本さんもその姿勢を自然と体得したようです。

 そのほかにも、同校には学習習慣を身につけるさまざまな取り組みが行われています。その一つに『本郷数学基礎学力検定試験』があります。

「年3回、長期休み明けの実施で、級や段が設定されていて、学年にしばられずに挑戦することができます。昇段者の一覧や優秀な答案が掲示されるので、それを見ると自分や友人の頑張りが一目瞭然です。励みにもなりますし、全学年が同じ問題にチャレンジするので、後輩達が有段者になっていたら、素直にすごいと思いました」

 平成26年2月に創立90周年記念事業の一環であった2号館新校舎が完成しました。屋上には坂本さんの在学当時にはなかった投球練習場があります。うらやましい環境だと、後輩の練習風景に目を細める坂本さんに、充実した6年間を過ごすコツを話してもらいました。

「勉強もクラブ活動も全力で、真剣にやること。どちらにも同じように力を入れるからこそ、何かをやり遂げたときに、より大きな達成感が得られるのだと思います。また、そうやって切磋琢磨するなかで出会えた仲間は特に大切な存在になります。仲間を得られる環境を、しっかり自分で作り上げてほしいですね」

 生徒の夢を応援することを教育の柱に掲げる同校には、坂本さんのように、夢を追うことでまた新しい夢を見つける、そんな学生生活を応援してくれる学校文化がありました。

主な大学合格実績と近年の傾向

 高校2年までに中高6年間のカリキュラムを終える「先取り授業」を行っている。ほかにも、事前課題を与えられた中2生が中1生に解説を行うという合同授業を数学で実施したり、中3生に卒業論文を取り入れたりと、学習への意欲を高め理解を深める取り組みを用意。生徒の自学自習を促している。


東京大学9名、京都大学4名、一橋大学7名、東京工業大学9名、慶應義塾大学118名、早稲田大学155名、明治大学128名、立教大学64名、中央大学61名、法政大学77名、上智大学68名、東京理科大学137名ほか
(2014年春、現役既卒の合計)

学校沿革

 1922年創立。「個性を尊重した教育を通して、国家有為の人材を育成する」が建学の精神。近年においても、アーティストの村上隆、水泳選手の北島康介、ミュージシャンのEXILE ATSUSHIなど著名人を多く輩出している。

(この記事は『私立中高進学通信2015年2・3月合併号』に掲載しました。)

本郷中学校  

〒170-0003 東京都豊島区駒込4-11-1
TEL:03-3917-1456

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