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私立中高進学通信

2015年1月号

大学合格力強化計画

実践学園中学校

充実した生徒指導システム
現役合格を強力に後押し

『自由学習館』で勉強をする生徒達。『自由学習館』は、自学自習学習館、読書・調べ学習室、予習・復習学習室の3つの学習エリアがあり、一人ひとりが集中しやすい環境です。

『自由学習館』で勉強をする生徒達。『自由学習館』は、自学自習学習館、読書・調べ学習室、
予習・復習学習室の3つの学習エリアがあり、一人ひとりが集中しやすい環境です。

 ここ数年、大学合格実績が向上している同校。過去3年間の推移を見ても、早慶上理が4.4倍、GMARCHと関関同立の合計が2.2倍に増えるなど、生徒の学力が着実に伸びているのがわかります。飛躍の理由はどこにあるのか、松本昭彦校長先生にお話をうかがいました。

個別の『学力成長カルテ』を基に一人ひとりの学力向上策を模索

 同校では、2004年から10年間にわたり、さまざまな教育改革に取り組んできました。ここ数年の飛躍は、「その成果が表れたもの」と、松本校長先生は話します。

 そのひとつには『自由学習館』があります。生徒一人ひとりの学習スタイルに合わせた3つの学習エリアからなり、この『自由学習館』を拠点として合格実績を飛躍的に伸ばしました。

 改革の内容は多岐にわたりますが、なかでも注目に値するのが、生徒との個別指導を通じて学力の定着を図る『10 for 1生徒指導システム』です。同校では高校1~2年次は年6回、高3では10回ほど模試を行っていますが、これを活用して生徒の学力分析を行い、効率的な学習へとつなげていく取り組みです。教科担当の先生9人と担任の先生1人、計10人が1人の生徒のために行う指導という意味で、このような名称がつけられています。

 具体的には、次のようなサイクルになっています。まず、模試の直後、生徒は自己採点を通じて間違った問題を教科別の『フォローアップノート』に記載するなどして、自己分析をします。そして、それを各教科の先生に提出し、必要な勉強などについてアドバイスを受けます。

「普通はそれで終わりですが、本校の生徒は正式な採点結果が出た段階でもう一度自己分析をして、教科別の課題や克服策、具体的な学習方法などを『自己分析シート』に記載します。そして、担任と相談のうえ、次の模試に向けた『学習計画シート』を作成します。このサイクルを模試ごとに繰り返し、効率的に学力を伸ばしていくのです」

 生徒一人ひとりの学習と振り返りの軌跡は、『学力成長カルテ』にまとめられます。そして、各教科の先生や担任の先生方から成る模試分析会議で詳細に検討され、克服すべき弱点とそれに対する有効な勉強方法などが、個々の生徒にフィードバックされるのです。

『10 for 1生徒指導システム』は高校での取り組みですが、中学でも定期考査を基軸として『ステップアップノート』や『自主学習ノート』、『学習計画表』を作成するなど、同様の仕組みが整えられています。昨年度、一貫生クラスを担任した岩内孝輔先生はその成果を語ります。

「高1に上がった段階で、ほとんどの生徒が基礎学力と学習習慣を身に付けていました。その後も、着実に成績を伸ばし、現役で国公立大や難関私大に合格する一貫生も少なくありません」

長期休業中の講座を通じて学習内容の定着を図る

 もう一つ、特筆すべき取り組みが、放課後と長期休業中に開講される高校の『J・スクール』と中学の『ジュニアJ・スクール』です。夏期は5日間を1タームとして、高校で5ターム(25日間)、中学で2ターム(10日間)、各教科の講座が開講されます。また、冬期には3日間、春期にも5日間の講座が開かれます。いずれも受講料は無料で、希望者は申し込みのうえ、参加しています。今年度は計462講座が開かれ、延べ1万1028人の参加があるなど、同校の生徒にとって欠かせない学習機会となっているのです。

「講座の中心は、日常の授業との連携による復習です。学力の定着を図るために生徒をフォローし、進んでいる生徒は発展的な学習に取り組みます。『学力成長カルテ』などを基に、担任が生徒との面談を通して受講を進め、学力向上へ導きます」

『J・スクール』の拠点となるのが『自由学習館』で、生徒が自学自習できるブースが豊富に整えられています。放課後はもちろん、長期休業中(年末年始は休み)も利用でき、昨年度は多くの高校3年生が、入試直前まで仲間とともに追い込みをかけていたそうです。

 そして、何より心強いのが、先生方による強力な支援態勢です。大学進学に際しては、同校の先生方で構成される『東大・国公立』『難関私大』『中堅私大』の三つの進学指導プロジェクトチームが、個々の生徒の “第一志望合格” を全面的にバックアップします。

「今後の大学入試については、大学入試センター試験が廃止され、到達度テストで選抜する仕組みが検討されています。たとえ、そうした形になったとしても、本校の指導システムは十分に対応できるものだと思います」

10 for 1 生徒指導システム
10 for 1 生徒指導システム
2013年度(2014年春)主な大学合格実績

※既卒生を含む

大学名 人数




埼玉大学 1
首都大学東京 2
大学名 人数



早稲田大学 7
慶應義塾大学 1
東京理科大学 14
学習院大学 2
明治大学 20
青山学院大学 10
立教大学 12
中央大学 24
法政大学 32
関西学院大学 1
立命館大学 6
成蹊大学 12
成城大学 5
明治学院大学 16
日本大学 17
東洋大学 32
駒澤大学 13
専修大学 26

(この記事は『私立中高進学通信2015年1月号』に掲載しました。)

実践学園中学校  

〒164-0011 東京都中野区中央2-34-2
TEL:03-3371-5268

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