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私立中高進学通信

2015年1月号

学びのプロセス

佼成学園中学校

中学生用自習室
学びの森

協働学習スペースが関係づくりの場にもなる
協働学習スペースと個別の学習スペースがある中学生用自習室『学びの森』。電子黒板も配備されています。

協働学習スペースと個別の学習スペースがある中学生用自習室『学びの森』。電子黒板も配備されています。

いつ→早朝と放課後に、だれと→先生、チューター、生徒同士で協働してどこで→『学びの森』を中心に学校のいたるところで、どうする→補講や自習を通して、学力の定着を図ります

 高校3年生専用の自習室のほか、高校1・2年生用の『学びの泉』と中学生用の『学びの森』を設置している同校。各自習室は職員室や教科準備室と隣接しているため、わからないところをすぐに質問できる環境が整っています。『学びの森』の大きな特徴は、自習スペースのほかに協働学習スペースがあるところです。

「本校では、教員による一方向的な授業ではなく、生徒が能動的に参加するアクティブラーニングを取り入れた授業が増えています。そのため、生徒同士で学び合う姿勢が培われ、放課後も皆で集まって教え合ったり、刺激し合ったりする姿が見られます」
(進路指導部主任/西村準吉先生)

『学びの森』では、卒業生チューターによるゼミナールなどのイベントも行われます。今年度の1学期、中学1年生向けに行われた『学びの森ゼミナール』では、東大合格を果たしたチューターが、在学時の勉強方法や定期考査に向けた準備方法などをレクチャーしました。先生と生徒、チューターと生徒、そして生徒同士が、関係を深める “ 場” として、同校の生徒達にとって『学びの森』は不可欠な場となっています。

 こうした環境づくりが進められた背景には、同校の教育理念があると西村先生は話します。

学習スペース

「本校には『行学の二道を励み候べし』という校訓があります。 “ 行” は体験による人格の向上で、 “ 学” は文字どおり学問知識の蓄積を意味します。“ 行” の一環として部活動が盛んに行われていますが、『家に帰ると疲れてしまって勉強できない』と話す生徒もいました。そこで、学校で宿題や予習・復習ができる環境を整えたのです」

『学びの森』の設置により、生徒はわからないところをすぐ先生に聞いて解決できるようになり、意欲をそがれることなく勉強ができるようになりました。そして、職員室に質問に来て、そのまま廊下や『学びの森』で勉強を始める生徒も出てきました。その様子を見た校長先生が廊下に長机と卓上ライトを設置したところ、そこで勉強する生徒の数はますます増えたそうです。

「環境を整えれば、生徒達は勉強するようになると実感しました」

 と西村先生は振り返ります。

 学校で学習することが増えたことで、先生が「よく頑張っているな」と生徒の頑張りをほめる機会も増えたそうです。その結果、生徒はさらに学習への意欲を高め、家庭学習の時間も増加し、学力が高まっていくのです。

生徒同士が刺激し合いながら深い理解を得る
協働学習
生徒同士が意見を交わし合うことで、深い理解へとつながります。生徒同士が意見を交わし合うことで、深い理解へとつながります。

 各教科の授業で取り入れられている協働学習。調査、まとめ、発表などをグループ単位で行っています。自分とは違う視点や考えに触れることで、より深い思考と理解につながります。『学びの森』を協働学習のスペースとして利用するケースも多く、教室とは違った環境が勉強への意欲を高めます。

安心感のある空間で勉強に集中
開放的な設計
開放的な空間で、勉強に集中できます。開放的な空間で、勉強に集中できます。

『学びの森』の自習エリアと協働エリアを仕切る壁やドアにはガラス窓がついていて、中の様子がわかるようになっています。「勉強している様子を職員室や廊下から見られるということは、生徒にとって緊張感ではなく、安心感につながります」と西村先生は話します。

試験勉強の仕方から東大合格体験談まで
OBによるゼミナール

 5年前から卒業生チューター制度を導入している同校。各自習室や進路指導室で、生徒からの質問に答えているだけでなく、さまざまなゼミナールも実施しています。「身近な存在である先輩チューターからどのように勉強したかを聞くことで、生徒もやる気になります」と西村先生は話します。なかにはお目当てのチューターに質問するため、高校棟にある進路指導室まで出向く中学生もいます。

ゼミナール終了後、チューターを質問攻めにする生徒達。ゼミナール終了後、チューターを質問攻めにする生徒達。

(この記事は『私立中高進学通信2015年1月号』に掲載しました。)

佼成学園中学校  

〒166-0012 東京都杉並区和田2-6-29
TEL:03-3381-7227

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