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私立中高進学通信

2015年1月号

On Going! 進歩する私学の注目情報

実践女子学園中学校

伝統に新たな1ページ
生徒の視野を広げる新プログラムが始動

 創立の1899年以来、女性の社会的自立をめざして日本の女子教育をけん引してきた同校に、新たな1ページが刻まれつつあります。

 全日本高校模擬国連大会では、3年連続優秀賞を受賞するなど、生徒の多彩な能力が開花しています。一方で理数系分野については「女子だから苦手」となりがちな先入観を払しょくし、生徒に視野を広げてもらおうと、新たに中3と高1を対象に『理科ゼミ』を開講しました。

 同校では、6年間を三つの段階に分けて教育を進めています。中学1、2年の基礎期では、学習習慣や生活習慣、基礎学力の定着を図ります。中学3年、高校1年の充実期では、基礎に加え、教科を横断したプログラムに取り組みます。また、将来を見据えたライフプランを作ります。

「25年後、生徒達は40歳前後になります。現代の日本では、結婚や出産の時期は人それぞれですが、40歳という年齢を平均的に見ると、子育てがひと段落して再度、社会に復帰しようと考え始める時期です。ここに照準を合わせたライフプランを高1の段階で提出させています。女性として、早い段階で社会で生きていく心構えを持てば、それだけ準備にも時間をかけられます。自らの進路も、本当にそれが生涯を通して貫ける興味・関心なのかを熟慮して選ぶことができるようになります」
(広報部長/松下寿久先生)

『理科ゼミ』を導入後、生徒の進路選択にも大きな変化が表れました。子育て期以降の再就職までを考えて、医学部や薬学部など、理系分野を希望する生徒が増え始めたのです。

「以前は、行きたい大学の学部をすべて受験する生徒がいましたが、今はそのような生徒は皆無です。ほとんどの学生が、自分のやりたい研究や学びはどこでできるのかをしっかりと考え、進路を選択しています」

ココがポイント
理系教育をサポート
本物の研究者から学ぶ『理科ゼミ』でリケジョ魂に火をつける
今年度行われたプログラムでは、自分のDNAを抽出する実験にもチャレンジしました。今年度行われたプログラムでは、自分のDNAを抽出する実験にもチャレンジしました。

 2014年度から始まった『理科ゼミ』では、大学の研究室などの協力を得て、生徒達が最先端の研究に触れる機会を作っています。研究室で使われている高度な実験器具を前に、生徒達は目を輝かせていました。

 土曜日の午後を使って行われている同ゼミでは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の研究員による『宇宙ヨットIKAROS(イカロス)についての講演会』なども実施されました。今後もさまざまな分野の専門家と共に、生徒の理系分野への興味をかき立てるようなプログラムを実施していく予定です。

ココがポイント
学内で体験できるグローバル
8人に1人が帰国子女
多様化した価値観が生まれる
グローバルな知識と視点が求められる模擬国連では、常に上位入賞を果たしてきました。グローバルな知識と視点が求められる模擬国連では、常に上位入賞を果たしてきました。

 すでに、全日本模擬国連の上位入賞常連校となっている同校。模擬国連は、ある国の代表になりきり、その国の課題を他国の代表者役の学校の生徒達とディスカッションするという形式で進められます。社会問題、環境問題、国際紛争など、グローバルな知識と視点が求められます。本物の国連と同じように、対話はすべて英語で進められます。

 入学時点で一定の英語力を身に付けた生徒が在籍する『グローバルスタディークラス』を含め、同校には多くの海外経験者が在籍しています。滞在先もさまざまなため、多様な価値観の共有が日常的に行われているのです。グローバル化が叫ばれる今、多様性を認め合える素養は、社会人としての大きな力となるはずです。

『クエストエデュケーションカップ』に毎年参加
教科を横断した柔軟な発想で社会に役立つ “何か” をつくる
商品開発やサービス開発について企画を練り、企業にプレゼンテーションを行います。発想力、実行力、プレゼン力などさまざまな力が試されます。商品開発やサービス開発について企画を練り、企業にプレゼンテーションを行います。発想力、実行力、プレゼン力などさまざまな力が試されます。

 高1が参加する『クエストエデュケーションカップ』は、参加企業から与えられた課題に取り組むプログラムです。企業側からは、 “地球環境を考えた飲料の開発” などの難易度の高い課題が出され、生徒はチームで解決策を議論します。

 学内選考の後、選ばれたグループが企業関係者の前でプレゼンテーションをします。同校の生徒も毎年参加しており、飲料開発の課題では、砂漠でも育つ果樹を植え、できた実から清涼飲料を作ることを提案し、実際にその果実から飲料を作って審査員に試飲してもらうなどの演出も行いました。2010年にはグランプリを受賞するなど、毎年優秀な成績を収めています。

(この記事は『私立中高進学通信2015年1月号』に掲載しました。)

実践女子学園中学校  

〒150-0011 東京都渋谷区東1-1-11
TEL:03-3409-1771

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