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私立中高進学通信

2014年11月号

Teacher's Lounge 先生たちの座談会

文化学園大学杉並中学校

日本人らしさを身につけ
国際感覚を備えた心優しい「大和撫子」を育みます

参加の先生方(左から)

萩原雅人先生
●国語科。グローバルコースのクラス担任。
グローバル、シグネットの2コースのほか、高校2年の授業を担当。百人一首部とダンス部の顧問。

竹内恵子先生
●英語科。中学1年でグローバルとシグネットの2つのコースを担当。
音楽部顧問で、今年の文化祭では「アナと雪の女王」の脚本を担当。

西田真志先生
●理科主任(専門は生物)。本年度は高校3年生の担任のほか、入試広報担当を兼務。
理数部の部活動顧問をしている。


❶グローバルコース
今年4月から同校では、「難関進学グローバルコース」と「総合進学シグネットコース」が開設されました。グローバルコースではオックスフォード大学出版のテキスト(英語)などの教材が使われ、iPadを全員に持たせています。オックスフォード大学出版のテキスト(英語)iPad

❷ダブルディプロマコース
日本にいながら日本とカナダ両方の高校卒業資格が取得できるコース。海外の大学や国内難関大学の進学も視野に入れた新たな試みです。

❸生き方探求学習
チャレンジ精神とコミュニケーション能力を養う独自のキャリア教育プログラムです。異質なものへの関心と他者との関わりを通じて学びます。

❹中学移動教室
入学直後に行われる軽井沢での2泊3日のイベントです。生き方探求学習のほか体験学習やサイクリングなどを通じて友だちの輪が広がっていきます。体育館で輪になる生徒たち

❺ヨーロッパへの修学旅行
フランス(パリ)、イタリア(ローマ)、バチカンの3カ国を訪ねます。修学旅行をきっかけに海外で働きたいという希望を抱くようになる生徒もいます。ヨーロッパへの修学旅行での集合写真

西田先生
今年から❶グローバルコースがスタートしました。

萩原先生
担任となって半年が経ちましたが、生徒は学習へのモチベーションが高く、ハードな課題も頑張ってこなしていますね。

竹内先生
英語は週6時間のうち4時間をネイティブの教員が受け持っています。はじめて本格的に英語を学ぶ生徒もクラスの半分ぐらいいるので、習熟度によってクラスを2つに分けて指導しています。多くの生徒が海外で活躍したいという思いを持っていて、頑張ろうという決意がみなぎっているなあと感じました。

西田先生
グローバルコースは、来年から高校でスタートする❷ダブルディプロマコースのハイレベルな授業に備えて、英語力の向上に力を入れています。生徒もそのことを自覚しています。

竹内先生
英語の授業は、ネイティブの教員が主導で行っています。日本人教員がフォローはしますが、授業中は英語のみで、テキストも外国人向けのものを使っています。もちろん文法や語彙などの基礎的な学力もていねいに指導しています。

萩原先生
グローバルコースでは、iPadを生徒1人に1台持たせているのも特徴ですね。

竹内先生
英語科では授業以外の時間にもしっかり英語を学べるように、iPadでRaz-Kidsという洋書が読めるインターネットプログラムを活用しています。英語力を高めるには多読が大事ですから大いに役立っています。

西田先生
理科でも「なぜだろう」という疑問が湧いた時、iPadで画像や動画をすぐに見ることができて、好奇心が芽生えるのを後押ししてくれます。その好奇心が、さらに実物に触れるようにステップアップしてくれればと思っています。数学でもオリジナルテキストで授業するなど、女子生徒に合った理数教育に力を入れています。

萩原先生
国語では「答えが1つではない問題を考える」というコンセプトで、《Critical Thinking》という教材とiPadを使い学習しています。たとえば、「このポスターをより集客力のあるものにするにはどうすればよいか」という課題がありました。生徒は様々な意見を出し合い、それをまとめてiPadを使って自分たちで新しいポスターを作りました。こうした経験を通じて自由に意見が出せるようになってきたと思います。

竹内先生
大切なのは、学びたい、頑張りたいという生徒たちの気持ちをさらに高めていくことです。英語科では、生徒が面白そうだな、もっと深く知りたいなと思うテーマやトピックを、テキストや洋書の中から探させて、自分の力で深めていくようにしています。iPadは教室から世界に開かれた窓になるんですね。カリキュラムで一番大事にしているのは、興味や好奇心の芽を、中学の時期にたくさん作ってあげることです。

西田先生
グローバルというと英語ばかりに注目が集まりがちですが、心や考え方もグローバルな人間になってほしいですね。異文化や意見の違う他者を受け入れ、評価しながら、人間としての幅を広げていくことも大切です。

竹内先生
その点については、❸「生き方探求学習」という総合的学習プログラムが大きな力になっていると思います。中学1年では他者を理解し、受け入れることの大切さを学びます。

萩原先生
生き方探求学習の最初の機会は入学直後、4月の半ばに軽井沢で行われる2泊3日の❹中学移動教室ですね。

竹内先生
そこで生徒全員が「チクチク言葉」と「あったか言葉」を出し合うんですね。人の心を傷つけてしまう言葉、人から言われて心が温かくなる言葉を全員にあげてもらいます。こうした体験を共有することで、コミュニケーションをするときの言葉の大切さを学ぶことができます。みんなが出した「あったか言葉」は教室で掲示して「こういう言葉を使っていこう!」と働きかけるのです。

萩原先生
昨年まで高校生を中心に教えていましたが、「生き方探求学習」や授業を通じて、生徒同士が信頼関係で結ばれていることを実感しました。友だち関係がさっぱりしているのも本校のよさだと思います。

西田先生
今年から2つのコースができたことで、それぞれの立場を尊重しあえる人間関係を育むプラスの効果も出ています。そういうことを学べるのも本校の特徴のひとつだと思います。

萩原先生
宿泊行事は中1のスキー教室、中2の京都・奈良、中3のカナダ、そして高2の❺ヨーロッパへの修学旅行へとつながっていきます。

竹内先生
この修学旅行には、若い頃から本物に触れて感性を養ってほしいという願いが込められているんですね。

西田先生
本校では日本人のアイデンティティーを養うこともおろそかにしません。日本人にとって大切な礼儀作法や文化を学ぶために、高校3年生は1年間を通じて茶道の授業がありますし、中学3年生は薙なぎ刀なたの授業が必修となっています。また七夕、節分など季節の伝統行事も大切にしています。

萩原先生
「グローバルな大和撫子」を育てる本校の取り組みに、ぜひ注目していただきたいですね。

竹内恵子先生
西田真志先生
萩原雅人先生

(この記事は『私立中高進学通信2014年11月号』に掲載しました。)

文化学園大学杉並中学校  

〒166-0004 東京都杉並区阿佐谷南3-48-16
TEL:03-3392-6636

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