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私立中高進学通信

2014年11月号

母校にエール!OGOB interview

昭和女子大学附属昭和中学校

中高で学んだチャレンジ精神
私をずっと支えてくれました

吹奏楽部での演奏、学校行事での指揮など、思い出が詰まっている人見記念講堂前で記念撮影。

髙田 貴子さん

上智大学文学部フランス文学科卒業 公務員

たくさんの体験が今の自分をつくっている
吹奏楽部の後輩たちと、久しぶりに話をする髙田さん。

 中高時代は吹奏楽部に属し、クラブ活動中心の生活だったという髙田貴子さん。

「毎朝、授業の前に練習するので、朝早く学校へ行き、放課後も練習。夏休みは朝から夕方まで、ほとんど毎日学校にいました。夏休み中に大会があり、それに向けての合宿もありました。忙しかったけど、充実した日々でしたね」

 また、髙田さんは高2のときに、全校の指揮者として1年間、行事の時に指揮をしていたそうです。

「昭和はとにかく行事が多いんです。体育祭や文化祭などはもちろん、行事では必ず歌を歌うので、指揮者は出番が多く、そのための準備が大変でした。でも、そのおかげで楽しい思い出もたくさんあります。行事に積極的に参加することで物怖じせず、いろいろなことに挑戦し学ぶということが、自然と身につきました」

 そして社会人となった今、ほかにも中高で学んだことが活きていると感じる場面があるといいます。

「授業に遅れないことはもちろんですが、提出物の期限を絶対に守るようにと教わりました。なので、社会人になっても遅刻したことはありません。職場では、マナー講座もよく開かれるのですが、昭和で習ったことがよく出るので、マナーで苦労したこともないんです。上司からも"礼儀がちゃんとできているね"と褒めていただくことがあり、うれしかったです」

他大学の受験を決意した時 背中を押してくれた先生

 髙田さんは高校を卒業後、上智大学文学部フランス文学科に進学しました。同校では、併設の大学に進む生徒が多く、髙田さんの頃は今よりも他の大学を一般入試で受ける生徒が少なかったそうです。そのような環境で、どうして受験を決意したのでしょうか。

「中3の時に、高円宮杯全日本中学校英語弁論大会に出場しました。残念ながら受賞には至りませんでしたが、自分で英文を考え、暗記し、発音はネイティブの先生と一対一で練習しました。1カ月くらいの期間でしたが、この経験で海外への興味が大きくなり、進学先を考えるきっかけになりました」

 中学の頃からフランスへの憧れがあり、語学を勉強してそれを生かした仕事に就きたいと決意したのは、高1の終わり頃だったそうです。

「進路相談室でいろんな大学の資料を読み、語学を勉強するなら上智大だと思いました。英語の先生にも相談しましたが、一般入試で上智大に進学した先輩が少なかったこともあり、なかなか"受験しても大丈夫"と言ってもらえませんでした。でも、私の思いを理解してくださって"がんばりなさい"と、背中を押してくださいました」

 高2になった時、大好きだった吹奏楽部を辞め、受験勉強に集中。塾に通うようになりました。

「受験勉強はつらくて、学校の行事や友だちとのおしゃべりなど、楽しいことに時間をたくさん使いたいと思ったこともありました。でも、上手く切り替えて、楽しむ時は楽しむ、勉強する時は勉強と、集中するようにしていました。あとは、定期テストの時に、受験科目でない科目も勉強しなければならなかったのですが、それも息抜きと考えて楽しんで勉強するようにしました。受験のコツは気持ちを切り替えて、何でも楽しむようにすることだと思います」

これからもいろいろなことに挑戦し続けていきます!

 大学卒業後、公務員となった髙田さん。今の仕事を選んだ理由を聞いてみると、次のように答えてくれました。

「大学時代に日本国際連合学生連盟に所属していました。そこで模擬国連会議というのがあるのですが、会議に出る前には国際問題を学ばないといけないので、核の問題や子どもの貧困問題など、さまざまな問題を勉強しました」

 そして自分には何ができるのかを考え、さらに自分にはできることが限られているということも学んだそうです。

「まずは自分の周りで困っている人の役に立つことをしようと思いました。昭和の建学の精神である『世の光となろう』という教えが根本にあるのかもしれません。公務員という立場で、日本を見つめ直して何ができるのか考えていきたいと思います」

 職場では外国の人々と接する機会も多く、大学時代に学んだ語学を活かし、毎日が充実しているといいます。

「仕事以外でも"外国の方が来るので鎌倉を案内してほしい"などの依頼を受けることがあります。そんな時は、仕事が忙しくない限り、ボランティアでお引き受けすることにしています。これも昭和で身についたチャレンジ精神ですね(笑)」

主な大学合格実績と近年の傾向

 中1から学年ごとに、ワークシートを使った進路学習や、生徒・保護者・教師で毎年話し合いを積み重ね、進路を具体化。大学受験対策講座や自習室も充実している。中3~高2の昭和女子大の授業体験。個別相談会では卒業生からのアドバイスを直接聞ける機会も設けている。


昭和女子大150名、防衛医大1名、横浜市立大1名、慶應義塾大4名、上智大9名、東京慈恵医大2名、早稲田大6名、青学大9名、学習院大7名、中央大10名、法政大11名、明治大17名、立教大7名ほか
(2014年春、現役のみ)

学校沿革

 1920年(大正9年)に、前身である日本女子高等学院を創立。「世の光となろう」を建学の精神に掲げ、創立以来、国際的な視野を持つ女性の育成に取り組んでいる。正課授業による充実した学習指導をベースに、豊かな人間性を育む全人教育、多彩なグローバル教育、きめ細やかなキャリア教育など、手厚いプログラムを実践している。今年度、高等部が文部科学省から「平成26年度スーパーグローバルハイスクール」(指定期間5年間)に指定された。

(この記事は『私立中高進学通信2014年11月号』に掲載しました。)

昭和女子大学附属昭和中学校  

〒154-8533 東京都世田谷区太子堂1-7-57
TEL:03-3411-5115

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