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私立中高進学通信

2014年10月号

母校にエール!OGOB interview

和洋九段女子中学校

友達・先生との強い絆があって未来への第一歩を踏み出せました

左からM・Kさん、K・Aさん。

左からM・Kさん、K・Aさん。

M・Kさん

中央大学理工学部 経営システム工学科1年

K・Aさん

上智大学文学部 英文学科1年

今も記憶によみがえる体育祭での “伝統の舞”
やわらかい光が差し込む渡り廊下で。校舎には思い出がいっぱい詰まっています。やわらかい光が差し込む渡り廊下で。校舎には思い出がいっぱい詰まっています。

 1学期最終日、同校では大学生となった卒業生を招いての『進路ガイダンス』が行われました。そのガイダンスで、在校生に “先輩の言葉” を送ったK・AさんとM・Kさんに、思い出いっぱいの中高6年間を振り返っていただきました。

 まずは学校行事について、「最も記憶に残っている行事は?」と聞くと、間をおかずに「体育祭の『扇の舞』です!」という答えが二人から返ってきました。

「高3生全員が踊る伝統の舞で、振り付けや選曲などすべて生徒の手で作り上げます。私は全体をまとめる扇委員を務めましたが、最初は全体の統制が取れずに大変でした。でも、練習を重ねるうちにみんなの気持ちをひとつにすることができて、うれしかったですね」(K・Aさん)

「練習は高2の1月くらいから半年近くかけて行います。それだけに、最後は感極まって、踊っている最中に泣いてしまう生徒もいます。体育祭の後は、クラスの団結力もよりいっそう高まりました。今でも、卒業生同士で集まると『扇の舞』の話が出てきます」 (M・Kさん)

 体育祭が終わると、高3全体が “受験モード” に突入するといいます。6年間を通じて、学習面はどうだったのでしょうか。

「6カ年一貫教育なので、先取り学習もありましたが、さほど苦になることはありませんでした。中2のとき、薄めの英語の冊子を渡されても、最初は知らない単語だらけで焦りましたが、授業をきちんと聞いているうちに、しっかりと読めるようになっていきました」 (K・Aさん)

「中高一貫で、中学の頃から大学を見据えてじっくりと勉強できたのが良かったですね。私の姉は高校受験が大変だったのですが、私はそれがなかった分だけ、エネルギーを大学受験につぎ込めたような気がします」(M・Kさん)

友達とは悩みを分かち合いアドバイスを送り合いました

 同校には120以上のブース席を備えた自習室『スタディステーション』をはじめ、充実した学習設備が整っています。しかし、二人が難関大学への合格を勝ち取れたのは、こうした施設面以上に、先生や友達との信頼関係が大きかったといいます。

「受験期は精神的に厳しかったですが、友達と悩みを分かち合い、アドバイスを送り合えたのが大きかったですね。友達や先生との絆の強さは、この学校の大きな魅力だと思います」 (K・Aさん)

「入学した頃は、先生とここまで仲良くなれるとは思っていませんでした。時に厳しく、時に温かく、まるで親のように指導してくださいました。何か相談しに行くと、いつも期待以上の答えを返してくれたので、先生方の思いに応えたいと思うようになっていきました」(M・Kさん)

 今は大学で、勉学やサークル活動などに励む二人ですが、将来に向けてどのような夢を持っているのでしょうか?「大学に合格したとき、担任の右田重子先生から『これが終わりじゃないからね!』と言われた言葉が、今も心に残っています。

 先生は、目先のことだけでなく、物事をグローバルに考えることの大切さを教えてくださいました。現在は、英文学や英会話を総合的に学んでいて、周囲には留学生などもたくさんいます。国際色豊かな環境の中で、私もグローバルな視野を身につけ、いずれは国際社会に貢献できる人になりたいです」 (K・Aさん)

「以前から経営に興味があって、商学部へ進むことも考えましたが、理系的視点から経営を考えてみたいと思い、経営システムを学ぶ学科へ進みました。現在は、数学や物理、化学などのほか、パソコンのプログラミングや統計学などを勉強する毎日です。そうして培った知識を生かして、私もグローバルな仕事がしたいですし、いずれは自ら起業することもできたらいいなと思っています」(M・Kさん)

 将来をしっかりと見据え、学業に励むK・AさんとM・Kさん。同校の校訓である「先を見て齊ととのえる」姿勢を、今も忘れていないようです。

主な大学合格実績と近年の傾向

 中学3年間は同一カリキュラムの下で基礎学力を定着させ、高1から『一般クラス』と『特進クラス』に、高2から『一般クラス』『特進文系クラス』『特進理系クラス』に分かれるなど、大学進学に備えた6カ年一貫の体系的なカリキュラムが整えられている。通常の授業のほかに、朝学習や放課後の講習、長期休業中の講習(費用は無料)、個別指導を行うなど、生徒一人ひとりにきめ細かな指導を実施している。


東京学芸大1名、富山大(医学部)1名、早稲田大7名、慶應義塾大1名、上智大10名、東京理科大4名、国際基督教大1名、明治大9名、青山学院大12名、立教大12名、中央大4名、法政大11名、学習院大6名ほか(2014年春)

学校沿革
校舎

 1897(明治30)年、堀越千代先生により和洋裁縫女学院として創立。「先を見て齊(ととの)える」を校訓に据え、進学指導の強化、国際化教育の推進、表現力の向上の3つを重点項目とした教育活動を展開している。キャンパスは地下鉄の九段下駅から歩いて3分の都心にあり、周囲には千鳥ヶ淵公園をはじめ自然も多い。高校生の希望者を対象とした『オーストラリア・ホームステイ』などを行う一方で、日本文化と礼儀作法を重視するなど、創立時の “和魂洋才” の精神を現在に引き継いでいる。

(この記事は『私立中高進学通信2014年10月号』に掲載しました。)

和洋九段女子中学校  

〒102-0073 東京都千代田区九段北1-12-12
TEL:03-3262-4161

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