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私立中高進学通信

2014年10月号

大学合格力強化計画

多摩大学目黒中学校

教員と生徒、生徒同士の強い絆で合格実績が飛躍的に向上

青山学院大学経済学部の『大学出張講座』

青山学院大学経済学部の『大学出張講座』。
タイトルは「『経済学』は何だろう―スタジアムを経済学を使って考える―」です。
生徒は希望する講座を受講できます。

信頼関係を構築し生徒を導いていく

 東京工業大学に2年連続して現役合格者を輩出したほか、医学部にも卒業生を送り出した同校。国公立大学や早慶上理、GMARCHの合格者数がここ数年で飛躍的に増え、その合計数は4年前の2010年と比較して約7倍に。そして今年の春、GMARCHの合格者数は3ケタになり、成城や成蹊、明治学院といった有名上位私立大学の合格者も増えました。

「中学校を男女共学化したのが1995年。当時から考えると、合格実績は確実に向上しています」

 と力を込めて話す進路指導部長の渡辺善一先生。その背景にあるのは「教員と生徒の強い絆」といいます。

「教員の進学指導の経験値が上がり、生徒の向上心を刺激できるようになってきています。上手に向上心を刺激することで、生徒たちは私たちのアドバイスに素直に耳を傾け、学ぶ姿勢を身につけてきているのです。本校の生徒たちは素直に勉強してくれるので、定期試験や模擬試験の結果に成果が表れるようになり、そのためますます教員への信頼感は増していくという好循環が生まれてきました」

 また、「GMARCHに合格できる学力を持った生徒がいれば、早慶に挑戦してみるように背中を押す」というように、合格できないと思い込んでいる大学も、努力を重ねていけば手が届くという信念を教員たちが持っているといいます。

 こうした言葉に説得力を与えているのが、先輩たちの実績です。「あの先輩が国立大学に受かった」「あの先輩が早稲田に受かった」という例を目の当たりにしているので、生徒たちはますます自信を得るようになってきたのです。

 同校には、中学入学時に国公立・難関私大をめざす『特進クラス』と、GMARCHクラスの大学をめざす『進学クラス』が用意されています。『進学クラス』から早慶など難関私大の合格者が増えていることも、「自分もやればできる」という自信を生徒に与え、モチベーションを高めているといいます。

大学で学んだことを将来に活かすために
成蹊大学理工学部の『大学出張講座』成蹊大学理工学部の『大学出張講座』。タイトルは「情報工学―光が情報を送る」です。通信の歴史や光ファイバー技術について学びます。

「偏差値の高い大学に入れることが私たちの目的ではありません。大学合格はゴールではないのです。本校の田村嘉浩校長は〈社会に出てから10年後、20年後に卒業生の人としての真価が問われる〉と述べています。目的を持って大学に進み、そこで学んだ知識や身につけた高度な技術を将来に活かせるようにすることが本校の教員の責務です。そのために、生徒の興味や関心を大学の学部や学科に結びつけ、生徒一人ひとりの可能性を大きく伸ばせる進路を提案できるように力を注いでいます」 (渡辺先生)

 まず、高校1年では『大学出張講座』を実施。大学でどのようなことを学べるのかを実際に体験させ、意識を高めるとともに進路選択の機会としています。

 高校2年では、15から20の大学の職員を招いた大学説明会を開催し、大学で学ぶ内容を深く知ってもらいます。

 こうした取り組みもあり、2014年の卒業生の進路状況を見ると、法・政治・国際・社会・福祉系から、医歯薬保健看護系、さらには芸術・体育系まで多岐にわたります。

 意識とともに学力を高めるために、授業の質の向上にも努めています。特に高校の授業は、大学受験を視野に入れて構成。各教科の教員は難関大学の入試に出題されるポイントを印象づけるように心がけているそうです。

 そのほかにも、放課後には補習やセミナーを実施し、夏休みなどの長期休暇中にもセミナーを行っています。自主的に勉強する雰囲気を大切にするために、その多くが強制ではなく、希望制になっているそうです。そうした校風を大切にしている同校では、生徒が教員に質問をする姿がよく見られますが、「ここ数年は、生徒からの質問が変わってきた」といいます。

「〈何を勉強すればいいのですか?〉といった漠然とした内容から〈この問題集を全部終わらせたのですが、今度はどんな問題集をやればいいですか?〉〈こういう勉強をするには、どんな問題集や参考書が必要ですか?〉といった内容に変化し、質問の質が向上してきたのです」

大学進学後や卒業後を考え一般入試で合格を勝ち取る

 こうして基礎学力を養った上で、生徒には、AO入試や推薦入試ではなく、一般入試での大学受験を基本的にすすめています。〈この大学のこの学部に進みたい〉という強い希望がある場合は、合格の可能性を高めるためにAO入試や推薦入試で受験させることもあります。しかし、〈早く進学先を決めてしまいたい〉という焦りから生まれたAO入試や推薦入試はなるべく受けさせない方針なのです。

 大学進学後や卒業後、目標に向かって地道な努力を続ける姿勢はますます要求されます。そこで、あくまでも合格を一般入試で勝ち取ることに重きを置いているのです。

 1月の国公立大学センター入試は、高3生のほぼ全員が受験します。

「私立大学を第一志望とする場合でも、センター入試が利用できますが、ハードルは高くなります。センターでかなり高い得点を取らない限り、難関私立大学への合格は難しいのです。しかし、私大を第一志望にしている生徒にもセンター試験を受けてもらいます」

 と話す渡辺先生は、「センター試験は最終チェックです。最も確かな模擬試験だと思って受けなさい」と指導するそうです。

「センター試験を受けることで、自分の苦手な箇所が明確にわかるからです。センター入試から私立大学の入試までは2週間以上。その間に勉強に励んで苦手な箇所を克服するなど軌道修正ができます」

 指定校推薦などですでに進学先が決まった少数の高3生にもセンター試験の受験をすすめています。大学で学ぶには、主要5教科の基礎学力が必要。センター試験の勉強に取り組ませることで、その基礎をより強固にするためです。

喜びを分かち合う受験体験を

 サッカー部やダンス部が全国レベルで活躍し、部活動が盛んなことで知られる同校。その活動を通し、生徒たちには強い絆が育まれています。「この絆によってお互いを高めようとする姿が見られます」

 と、入試広報担当の井上卓三先生。

「本校は部活動が盛んで、仲間たちを応援し、成功の喜びをみんなで分かち合える文化があります。大学受験も団体戦であり、難関大学に進学した生徒の多くが〈良きライバルがいたから頑張れた〉と振り返っています」

 ここ数年では、運動部や生徒会活動と勉強を両立させて、難関大学に合格する生徒たちも増えている同校。「中高6年間を通じて何かに打ち込んだことは財産となって、その後の人生に必ず活かされるはず」と、卒業生たちの活躍に期待を寄せる先生たち。多摩大学目黒だからこそ実現できる6年間の学校生活が、生徒の希望進路を叶える原動力といえそうです。

2013年度(2014年春)
主な大学合格実績

※現役生のみ

大学名 人数




東京学芸大学 1
電気通信大学 1
信州大学 2
山口大学 2
その他の国立大学 6
合計 14
大学名 人数



早稲田大学 5
慶應義塾大学 5
上智大学 2
東京理科大学 14
合計 26
GMARCH合計 146

(この記事は『私立中高進学通信2014年10月号』に掲載しました。)

多摩大学目黒中学校  

〒153-0064 東京都目黒区下目黒4-10-24
TEL:03-3714-2661

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