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私立中高進学通信

2014年10月号

私学の光輝

芝浦工業大学柏中学校

東日本大震災被災地支援

陸前高田で瓦礫撤去のボランティア活動

2012年、陸前高田で瓦礫撤去のボランティア活動を行いました。
人の手で土を掘り起こし、ご遺骨や個人が特定できるものがないか捜索。
活動の重要性を理解した生徒達は炎天下をものともせず黙々と作業を続けました。

現地交流とワークショップで東北復興を支えるエンジニアを育てる

 東日本大震災直後、被災地へのスポーツ用品寄贈がきっかけで、大船渡市との交流が始まりました。2012年4月には、『TOSS未来復興プロジェクト』を立ち上げ、現在でも有志の中学生70人ほどが活動しています。具体的には、芝浦工業大学や東京農業大学、千葉大学と連携し、東北復興を支える技術者養成につながるワークショップを月1回程度開催。また、夏休みに被災地を訪問し、仮設住宅に入居する方々と交流して、その様子を文化祭で発表するなどしています。

「今の中学1年生は、震災当時は小学3年生でした。当時の『被災地のために何かしたい』という思いを実現するためのプロジェクトとして、活動しています」
(同プロジェクト担当の手塚耕二先生)

 2012年のワークショップでは、東京農業大学の協力のもと、ナスやキュウリ、トマトを育てて塩害被害の検証実験を行いました。また、2013年と2014年には、芝浦工業大学の作山康教授が携わっている岩手県大船渡市泊地区の高台移転計画について立体模型を作り、移転レイアウトの検討を行いました。そして、夏には現地に赴き、大学での研究がどのように社会に貢献しているかを実感しました。さらに2013年からは、千葉大学の丸尾達准教授の協力を得て、水耕栽培についても学んでいます。

 2012年に現地を訪問した際、生徒達は陸前高田のがれき処理を手伝いました。1週間前に遺骨が出たと聞いて緊張しつつも、炎天下をものともせず、黙々と作業を進める姿に手塚先生は生徒の成長を感じたと言います。

「毎年訪れることで変化を目にし、支援の方法も変わっていきます。携わり続けることの大切さを感じます。生徒には、被災地の方と交流することに加えて、大学での研究がどのように社会に生かされているかを肌で感じてほしいですね。『人の役に立つ仕事』を考えればブレない進路選びもできると考えています」

印鑑を発見個人が特定できるものはボランティアセンターに持ち帰ります。この生徒は印鑑を発見。
仮設住宅の困り事解決のため、ゴミ置き場に扉をつけて、生徒達がカラフルに彩色仮設住宅の困り事解決のため、ゴミ置き場に扉をつけて、生徒達がカラフルに彩色しました。
現地を見てエンジニアの仕事について触れることができましたワークショップで学んだ高台移設について、実際に現地を視察しました。平面図から立体図へ、そして現地を見てエンジニアの仕事について触れることができました。
大船渡市の中心部にある宮田仮設住宅に暮らす方々と交流大船渡市の中心部にある宮田仮設住宅に暮らす方々と折り紙をしたり、寸劇を披露したりして交流。
芝浦工業大学の作山先生がワークショップで指導漁村の高台移設計画に携わっている芝浦工業大学の作山先生にワークショップで指導していただきました。立体模型を作成し、移転計画を検討。
水耕栽培の第一人者である千葉大学の丸尾先生がワークショップを担当原発の影響や風評被害を受ける福島で注目される水耕栽培。第一人者である千葉大学の丸尾先生がワークショップを担当。ペットボトルで水耕栽培キットを作り、自分達で育成しました。
防災教育に関するワークショップも実施首都直下地震など、災害発生時にリーダーシップをとれる生徒を育てることもプロジェクトの目的のひとつ。そのため、防災教育に関するワークショップも実施しています。
活動の内容を文化祭で発表。北とのつながりを橋渡しするきっかけにもなっています。活動の内容を文化祭で発表。「福島に親戚がいるけれど疎遠になっていました。連絡をとってみます」と言う来場者もいて、東北とのつながりを橋渡しするきっかけにもなっています。

(この記事は『私立中高進学通信2014年10月号』に掲載しました。)

芝浦工業大学柏中学校  

〒277-0033 千葉県柏市増尾700
TEL:04-7174-3100

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