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私立中高進学通信

2014年9月号

授業発見伝

和洋国府台女子中学校

英語
使える英語を身につけ世界の人交流できる力

英会話の授業

英会話の先生には、それぞれ専用の教室があり、掲示物も先生方のアイデアで工夫しています。

 昨年、レベル別少人数クラスでの授業を始めてから、生徒の英語レベルが上がったという同校。

「一昨年までは、ネイティブの教師は私だけ。30~40人の生徒を1人で教えるのは限界がありました。ペアワークやグループワークも試みましたが、全員をみるのは難しかったです」
(英会話担当/グニラ先生)

 昨年、ニッキー先生とサマンサ先生が赴任されてから、1クラスを3つのレベルに分け、10人ずつの少人数授業が始まりました。同じレベルなので、恥ずかしがらずに会話でき、また教師がその生徒は何が好きなのか、どんなことに興味があるのかも把握しているので、会話がはずみやすいのだそうです。尚、クラス分けは学期ごとに行われています。

「書くことは得意でも、会話が苦手という生徒もいます。しかし本校では、英語の授業で学んだ文法を、英会話の授業ですぐに生かせるようなカリキュラムにしているので、達成度も上がりました」
(英語担当・学年主任/西山典子先生)

 また、ニッキー先生とサマンサ先生は、生徒と休み時間や放課後も話ができるように朝から夕方まで、授業がなくても在校しています。授業時間以外でも話したいことを話せる環境も功を奏したようです。実際に昨年度の中3の英検3級の合格者は80%、準2級合格者は26%と、確実に成果をあげています。

「本校は創立から "和魂洋才"という建学の精神を守ってきました。校歌にも"四海の民衆(ひと)と睦びなん"という歌詞が入っています。それは世界の人と仲よくコミュニケーションをとり、世界で活躍する人になってほしいという願いなのです」
(西山先生)

授業レポート
クイズや歌を取り入れた楽しい授業
左からアメリカ出身のニッキー先生、スウェーデン出身のグニラ先生、アメリカ出身のサマンサ先生左からアメリカ出身のニッキー先生、
スウェーデン出身のグニラ先生、
アメリカ出身のサマンサ先生。

 中3の英会話・中レベルを担当しているグニラ先生のクラスでは、会話は英語のみが基本です。まずは挨拶から始まり、グニラ先生が「今日は何月何日何曜日? 天気は?」という基本の質問。続いて「最初はスピーチテストです。OK?」という先生の言葉でテストが始まりました。事前に生徒が「和洋に何年お勤めですか?」「好きな○○はなんですか?」など決められた5つの質問を他の先生に行い、それをセンテンスに合わせて英文をつくり発表するのが、今回の課題です。少人数という環境のせいか、あまり緊張せず、上手にスピーチをしている姿が多くみられました。

 スピーチテストの後は英語の歌。この日はみんなの希望で「Let It Go」に決定。振付きで歌う生徒もいて楽しそうです。次は教科書に沿って、家族や友だちに関する質問を先生から各生徒へ、そして友だちとペアになって会話の練習をします。最後は、グループに分かれてクイズ対決。授業の緊張感があったのは最初のスピーチだけで、あとは先生と生徒が楽しくおしゃべりしているという雰囲気でした。また、この日はグニラ先生の故郷・スウェーデンの夏至祭の話もあり、生徒たちは興味深く聞いていました。

 レベルが多少違うものの、ニッキー先生とサマンサ先生のクラスも同じような授業内容になっています。「英語を話せれば外国へ行ける、世界が広がると考えて、使える英語を身につけてほしい」というグニラ先生の言葉が印象に残りました。

教室に入るとすぐにグニラ先生と話を始める生徒たち教室に入るとすぐにグニラ先生と話を始める生徒たち。
スピーチテスト先生が笑顔で見守る中、スピーチテストが始まります。
クラス別にみんなの好きなものを貼ってあるポスタークラス別にみんなの好きなものを貼ってあるポスター。
教室内に置かれた先生への手紙を入れるポスト教室内に置かれた先生への手紙を入れるポスト。

(この記事は『私立中高進学通信2014年9月号』に掲載しました。)

進学通信2014年9月号
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