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私立中高進学通信

2014年9月号

大学合格力強化計画

聖徳学園中学校

生徒個性を引き出し学力伸ばす

生徒の個性を引き出し学力を伸ばす

平成24・25年度に東京私立中学高等学校協会から『電子黒板の効果的な利用法』について、平成25年度には日本私学教育研究所から『ICTを活用したグローバル学習交流』について研究指定を受けています。
平成26年度からは授業における『タブレット端末』の活用にも踏み切ります。

少人数制でアットホーム 校風を生かし「未見の我」を発見する

 同校は学力伸長度の高い学校として知られています。6年間かけて生徒の学力を伸ばし、大学合格実績を上げている学習指導について、進路指導部長の大岡文夫先生に聞きました。

「中学の3年間はとにかく授業が中心です。中学1年から英語と数学で習熟度別授業を導入して、もともと少人数のクラスをさらに分割し、わからない箇所などを気軽に質問できる環境を整えています。さらに朝学習や補習、学習ノートの活用などを通して基礎の定着を図ります」

 少人数で家族的な温かさのある校風は、同校の大きな魅力です。幕末に活躍した吉田松陰は「未見の我」という言葉を使い、どんな人間にも自分の知らない個性や才能が眠っていると言いました。同校では基本方針として生徒一人ひとりの「未見の我」を一緒に探して伸ばすことを掲げ、それを可能とする少人数制をとっているのです。

 また、同校では〈調べる〉〈考える〉〈発表する〉〈分かち合う〉授業を行うため、中学の全教室に電子黒板を設置。電子教科書やインターネットを利用した授業を、英数国をはじめほとんどの教科・科目で行っています。

異文化に身を置き国際人としての教養と語学力も高める
海外研修海外研修の体験が英語学習の意欲を高め、進路決定に至る生徒が大変多いのが特徴です。

 同校の強みである国際交流教育も大学合格力の一端を担っています。中学1年から高校3年までの6年間、習熟度別の英語授業が週7時間確保され、ネイティブ教員による授業も実施。希望者は中学1年のイングリッシュ・シャワー、中学2年のイングリッシュ・キャンプなど、国内で行う宿泊行事に参加することができます。また、中学3年ではアメリカ国際研修旅行に出かけて、それまで学んできた英語を実際に使います。さらに高校では英語圏以外にも視野を広げ、高校1年でアジア研修、高校2年でチェコ・オーストリア国際研修旅行を実施。英語に磨きをかけたい生徒のためには英国語学研修旅行も用意されています。

 コミュニケーションツールとしての英語を身につけるだけでなく、国際人としての知識や教養、問題意識を併せ持つことをねらいとするこれらの体験学習は、進路選択に向けた学習意欲も高めています。

進路選択目前に実施する『教養セミナー』と『進学セミナー』

 生徒が大学進学を強く意識し始めるのが中学3年の2学期から。『太子祭』(文化祭)を終えた頃に開講するのが『教養セミナー』です。これは同校の中学生が大学に出向いて授業を受けるというもの。たとえば薬科大学で生命科学の実験に参加したり、博物館や歴史に興味のある生徒が國學院大學で学芸員実習をしたりと、自分の好きなこと、関心を持てることにアプローチします。

「大学で何を学べるのか、どんな学部・学科があるのか。それが将来どんな職業につながっているのかを、自分から大学へ足を運び見聞きし、進路決定に生かしてほしいと思います」

 この教養セミナーは高校でも引き続き行われ、昨年度は国立・東京農工大学工学部での体験実習、私立の杏林大学医学部での体験学習などが、中学のときよりもさらに専門的・高度な内容で実施されました。こうして喚起された学問に対する興味・関心が受験勉強へのモチベーションアップになっていることは間違いないでしょう。

 教養セミナーによって喚起された受験勉強のモチベーションを維持し、さらに学力を伸ばしていくのが大学進学のための実力養成講座『進学セミナー』です。授業とは別に放課後受講できるようになっている、大学合格力を高めるための講座です。高校1年で英数国、高校2年で英数国社理、高校3年ではセンター試験対策や大学レベル別講座も含めて毎年40~50講座も開講しています。

「これらの講座は、生徒一人ひとりの進路によって毎年見直しています。これも本校が少人数教育の学校だからできることだと思います。普段の会話や生徒との触れ合いを通して、彼らの受験にとってどんな講座が必要か。どんな講座を開講すれば実力を伸ばせるか。セミナーの担当教員が熟考を重ねた結果の開講です。以前は塾の講師を招いたこともありましたが、現在は本校の教員が全講座を教えています。そのほうが生徒は質問しやすいですし、教育の原点は生徒と教員の信頼関係にあると思うからです」

 また、高い学力を持つ生徒のために、より深く学ぶことができる『選抜クラス』も中学1年から設置。同校の大学合格力の背景には、こうしたサポート体制があります。

主な大学合格実績

2014年度( )内はそのうちの現役生数

大学名 人数




北海道大学 1(1)
筑波大学 (1)
東京外国語大学 1(1)
東京学芸大学 1
東京工業大学 1(1)
山梨大学 (1)
高知大学 (1)
首都大学東京 4(4)
都留文科大学 2(2)
公立はこだて未来大学 (1)
大学名 人数



早稲田大学 4(3)
慶應義塾大学 3(3)
上智大学 8(7)
東京理科大学 6(6)
学習院大学 4(4)
明治大学 11(9)
青山学院大学 6(5)
立教大学 9(9)
中央大学 22(18)
法政大学 19(18)
日本大学 21(18)
東洋大学 11(9)
駒澤大学 6(6)
専修大学 6(6)
埼玉医科大学 1(1)
聖マリアンナ医科大学 1
シドニー大学 1
アーカンソー州立大学 1(1)

(この記事は『私立中高進学通信2014年9月号』に掲載しました。)

聖徳学園中学校  

〒180-8601 東京都武蔵野市境南町2-11-8
TEL:0422-31-5121

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