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私立中高進学通信

2014年8月号

私学の情報リテラシー

星野学園中学校

常に全人教育の理念に立ち返り
コミュニケーション力
を磨く

日常生活や学習の記録など、学校生活のさまざまな場面でiPadが活用されています。

情報に頼らない・流されない!
主体的に扱うことで的確に発信・伝達する能力を養う
早くからPCを導入して、情報教育には力を入れてきました。

 昨年度から、中学1年を対象にiPadを導入した同校。2年目を迎える今年は、中1、中2の全生徒がiPadを活用しています。また、メディアルームには、2名の生徒に対して3台のモニターが設置され、中央に教員からの指示が表示されます。同校の特徴は、こうしたハードウェアの整備が、全人教育、リベラルアーツ教育実践の一環として活用されている点にあります。

「タブレットやPCは情報をやりとりする、つまりコミュニケーションをするための道具です。自分から相手に情報を発信し、相手が発信した情報を受け止める。これは、情報リテラシーの前提となるものです。コミュニケーションには言葉のみならず、人間関係を育む力、相手のことを受け入れる素養がなければなりません」
(中学校教頭・松田友宏先生)

 社会生活を営む上で、今やタブレットやPCは欠かせないものとなりつつあります。操作方法や検索の技術を向上させることも大切ですが、正しい判断力、事実を見極める力を身につけていくことが情報を扱う上では欠かせません。

「本校の生徒は、数多くの行事に進んで取り組み、全員参加のクラブ活動を通じて、失敗・成功体験を繰り返しながら人間関係について学び、コミュニケーション能力を高めていきます。情報リテラシー教育は、こうした基礎の上ではじめて意味のあるものとなります。そこで培われるマナーやルールに対する意識は、タブレットやPCを利用したコミュニケーションにも活かせるはずです」
(松田先生)

 また、文化祭などの機会に、学校生活での体験を元に発表を行い、中3になると卒業論文に取り組みます。発表や論文の執筆に欠かせないのが『調べ学習』です。かつてはコツコツ時間をかけて収集していた情報も、今ではインターネットを使えば容易に、しかも大量に手に入ります。今後、情報を正しく扱うことはますます重要になってくるでしょう。同校は、この点についても教育理念に則って指導しています。

「本校では、パソコンを活用してまとめあげていく中で、インターネットで得た情報をコピーペーストするのではなく、調べた内容を吟味し、取捨選択し、自分の言葉でまとめていくことの大切さを指導しています。
 私たちは、生徒一人ひとりに志しを持った人生を送ってもらいたいと思っています。そのためにも、今は目標を立て、それに向かって計画的に粘り強く取り組むことが大切です。iPadやPCの活用は、そうした教育を実現するためのひとつの手段であり、何よりも人間としての土台を築くことが大事だと考えています」
(松田先生)

学校生活に活用されるiPad
iPadの活用で、生徒の解答を確認しながら、間違えやすい問題についてすぐにフォローすることができます。
iPadを多角的に活用して生徒の意欲を引き出す

「数学の授業では、小テストの解答用紙の代わりにiPadを使っています。瞬時に自動採点され、生徒にとって難しい問題は何かがすぐ把握できるので、その場ですぐに対応することができます。英語や国語などでもアプリを活用しており、iPadを使った学習は、生徒のモチベーションアップにつながっているようです。また、私のクラスでは、iPadに生徒の生活や学習時間を記録してもらったり、朝、1日の目標を立てさせて、授業後に目標を達成できたかを振り返り、自己評価するという試みを行っています」
(数学科・黒木誠一朗先生)

リベラルアーツ教育が活かされた情報教育
各デスクにモニターが3台ずつ備えられたマルチメディアルーム。中央のモニターには教員からの指示が表示されます。
マナー、ルールを学ぶためのインターネット講習会を実施

「スマホなどを通じてSNSは中高生にも身近なものになりました。そこには落とし穴もあり、軽い気持ちでアップした画像が大きな問題を引き起こすこともあります。そこで、中学校の全生徒を対象に、専門家の方を招いてインターネットを利用する際の注意点などについてレクチャーをしてもらっています。また、自分の子どもが知らず知らずのうちに加害者や被害者になってしまう恐れもあるということを理解していただくために、保護者の皆さんにも『ネット講演会』を実施し、啓蒙・啓発に努めています」
(松田先生)

(この記事は『私立中高進学通信2014年8月号』に掲載しました。)

星野学園中学校  

〒350-0824 埼玉県川越市石原町2-71-11
TEL:049-223-2888

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