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私立中高進学通信

2014年7月号

Teacher's Lounge 先生たちの座談会

昌平中学校

全校をあげて実践的英語力国際感覚の育成に取り組んでいます

(左から)前田紘平先生、杉町由貴先生、戸恒和香子先生

参加の先生(左から)

前田紘平先生
社会科、中学3年担任、ESS顧問。
ニューヨーク出身、商社から教員に転職。中学社会科の他、帰国生の英語の授業も担当。

杉町由貴先生
英語科、中学1年担任、茶道部顧問。
教壇に立って3年目、英語を初めて学習する生徒への指導に力を入れている。

戸恒和香子先生
英語科、中学3年担任、テニス部顧問。
同校で英語を担当して4年目、中高を含めた英語科の副主任を務める。

日本語禁止部屋日本語禁止部屋日本語禁止部屋

オーストラリアの姉妹校オーストラリアの姉妹校

戸恒先生
 本校ではパワー・イングリッシュ・プロジェクトを実施し、英語教育に力を入れています。

前田先生
 他教科の教員も協力して行っていますね。

戸恒先生
 朝の英単語テスト(下記①)前日には、他教科の教員からも「明日は朝単だから頑張って!」と、声がけなどを積極的にすることで、生徒たちにも頑張ろうという一体感が出てきました。

杉町先生
 中学1年生は、これから単語に力を入れるところです。すでに塾などで英語を学んでいる生徒もいるのですが、教科としての英語は初めてなので一つひとつていねいに教えています。

戸恒先生
 基礎を固めてくり返し学ぶことが大切ですね。授業では前半に前の授業の反復を行い、小テストをして理解度を確認します。そして中3の2学期からは高校の内容に進みます。また、週に1時間は英会話の授業です。ネイティブ教員と日本人教員がチームで教えていますが、ネイティブ教員が中学生にもわかる英語で授業を進め、日本人教員は口を出しません。

杉町先生
 ネイティブの教員たちは授業以外でも生徒によく声をかけていますよね。先日、ネイティブの教員に話しかけられた言葉の意味をわざわざ私に確かめにきた生徒がいました。生徒は意味を知りたい、応えたいと思っているのです。英語が苦手な高校生は話そうとしなくなってしまうのですが、中学生には、とにかく話してみようという意欲があります。それを伸ばしていくのがポイントです。

前田先生
 本校にはインターナショナル・アリーナという、異文化理解のための教室があります。生徒は『日本語禁止部屋』(下記②)と呼んでいて、そこでネイティブ教員と英会話をしたりゲームをしたりして、英語のコミュニケーションを積極的に楽しんでいます。

戸恒先生
 ネイティブの教員が5人いて、校内のあちこちで生徒たちと会話していますし、オーストラリアの姉妹校(下記③)からの留学生も受け入れているので、学校生活で日常的に英会話をする環境があります。インプットしたものをアウトプットし、実践的な英語が学べる環境を整えているのです。

前田先生
 その成果でしょうか、希望者が参加するオーストラリア研修でも中学生は多いですよね。複数回行く生徒もいます。

戸恒先生
 ニュージーランドへの修学旅行(下記④)では、生徒全員がぐっと成長します。英語が上手でなくても一生懸命にコミュニケーションを取ろうとする姿勢は素晴らしいです。それに加えて、大学進学に向けた学力もしっかりつけていきたいので、本校では英検全員受験運動(下記⑤)を実施しています。本校で試験を受けることができ、補習講座も充実しています。

前田先生
 私も生徒に公言して英検1級の受験準備を始めました。単語の覚え方を工夫して生徒と共有したり、励まし合ったりしています。

戸恒先生
 本校の教員はみんな研究熱心です。前年度は、初出場したレシテーション大会で本校の中学1年生が優勝しました。そうしたこともあって、特に中学生の英語力を伸ばすためにはテンポとリズムが大切だと感じています。これからも外部の大会に参加して生徒の意欲を高めていきたいです。

杉町先生
 教員一人では指導法がワンパターンになりがちですが、他の教員の授業を見学したり、先輩にアドバイスをもらうと、工夫が生まれますね。

前田先生
 私の担当は社会科ですが、「英語を学ぶ」だけではなく「英語で学ぶ」ことも知ってほしいので、テスト前などに英語で授業をします。また、ツールとして英語を活用することを考えてもらうために、自身の商社マンとしての経験を話しています。これからの子どもたちが働く環境を考えると、日本の国内にいても、グローバル化は避けて通れません。そうした環境で、自分はどう働くのかも考えさせたいですね。これからは今まで以上にグローバル化に目を向け、国際バカロレアのような世界基準の学習も取り入れながら、英語教育に力を入れていきます。

①朝の英単語テスト
週2回実施している英単語のテスト。生徒のモチベーションを高めるために結果が教室に張り出されます。ほとんどが満点を取れるようになり、中学3年間で1200~1300の単語が着実に身につく取り組みです。
②日本語禁止部屋
部屋の中では日本語全面禁止。昼休みや放課後にネイティブ教員とおしゃべりやゲームを楽しみます。
③オーストラリアの姉妹校
希望者を対象とするオーストラリア海外研修では、約2週間ホームステイをしながら現地姉妹校のスコッツ・スクールに通学します。
④ニュージーランドへの修学旅行
中学3年生の修学旅行はニュージーランドでのファームステイ。英語での農業体験を通して、コミュニケーションの工夫も学びます。
⑤英検全員受験運動
ロングホームルームや放課後の英検対策講座を実施。中2の目標は全員3級取得。英検合格者は日本語禁止部屋に名札が掛けられます。

(この記事は『私立中高進学通信2014年7月号』に掲載しました。)

昌平中学校  

〒345-0044 埼玉県北葛飾郡杉戸町下野851
TEL:0480-34-3381

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