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私立中高進学通信

2014年6月号

授業発見伝

二松学舎大学附属柏中学校

〝自問自答〟を通じて課題解決力を伸ばす
『森の教室』『沼の教室』『都市の教室』

『森の教室』

『森の教室』で伐採体験をする中1生達。
大自然の中で、人と自然との共生について学び、仲間との友情を深めます。

『沼の教室』 『沼の教室』の〝自答編〟で、手賀沼からくんできた水の水質調査を行う生徒。

 世に有用なる人物』の育成をめざす同校では、人間力と学力、両面の向上を教育の柱に据え、さまざまな取り組みが行われています。このうち、人間力を伸ばす取り組みの一環として、2011年の開校当時から行われているのが、『森の教室』『沼の教室』『都市の教室』の三つの体験学習です。

中学の3年間の中で、自然豊かな山林や地域の水源地帯、都心の社会施設などを幅広く訪問し、さまざまな体験を通じて、課題解決力を伸ばします。

「日々の教科学習はもちろん大切ですが、現実社会で起きている問題の多くは、理科の知識だけでも社会科の知識だけでも解決できません。建学の精神にある『一世に有用なる人物』となるためには、教科横断的な物の見方を養うとともに、普段の学習で得た知識を現実社会と結びつけていくことが不可欠だと考えています」(入試広報部・中3担任の岡部真里亜先生)

 三つの教室を進めるうえで、重視しているのが、〝自問自答〟の力を伸ばすことです。ただの体験に終わらせないよう、生徒が自ら疑問を起こし、それを主体的に解決していくような形で、それぞれのプログラムが組まれています。

「例えば『沼の教室』では、最初に日本や世界の水環境、学校の近くにある手賀沼の水質について、大学の先生の話を聞くなどして事前学習します。そうして得た問題意識を持って、手賀沼のビジターセンターや水の館などを訪問し、調べたことをポスターにまとめて発表します。
 さらには実際に手賀沼から水を持ってきて汚れと浄化の様子を試薬で確認したりすることで、課題を解決する道筋について考えていくのです」

 活動の前半は〝自問編〟と位置づけ、「なぜ、手賀沼の水は汚れたのだろう」「浄化はどうやって進んでいったのだろう?」と、生徒達は問題意識を高めます。その後、後半の〝自答編〟で、体験と学習を通じて、自らの力で疑問の答えを追い求めていきます。こうした活動を通じ、生徒達は課題解決力を養うとともに、調べる力やまとめる力、発表する力なども身につけていきます。

 一方で、体験する機会が多くあることは、学力向上にも役立つと岡部先生は話します。

「例えば、社会科の地形図などは、教室で学ぶだけでは理解しにくい領域ですが、実際に現地を訪れて勾配などを感じることで、体験を伴った知識として定着します。教科学習への意欲を高めるうえでも、多くの体験活動が役に立っていることを日々実感しています」

 実践の開始から3年を経て、現在は『森の教室』の中に『雪の教室(スキー教室)』が、『沼の教室』の中に『田んぼの教室(稲作体験)』が設定され、生徒達が〝自問自答〟する場は広がり続けています。

「教科学習の枠にとらわれず、いろいろなものを見せたい、体験させたいとの思いを持っています。こうしてまいた種が、一人ひとりの中で大きく育ち、数年後の進路選択にも役立ってくれるものと信じています」

授業レポート
教科の学びが実社会で役立つことを実感
『雪の教室』 『雪の教室』は3泊4日でスキー教室へ。最終日には、どの生徒も上手に滑れるようになります。

中1の『森の教室』では、5月に2泊3日で南会津を訪れます。豊かな森林の中で、生徒達は植物観察や沢登り、枝打ち・箸作り体験などを行い、自然との共生や自然を生かした産業について学びます。入学間もない生徒達にとっては、グループ活動を通じて仲間との信頼関係を深める場にもなっています。

『都市の教室』 『都市の教室』で、相撲観戦をする生徒達。国技である相撲の伝統文化に触れ、その迫力を堪能しました。

『都市の教室』では、国立科学博物館など都心にある社会施設を訪ね、見聞を広める活動が各学年で行われています。平成24年度は、東京大学柏キャンパスを訪問し、最新の研究施設・設備を見学するなどの活動も行いました。さらには中2の奈良研修旅行、中3の京都研修旅行も『古都の教室』と位置付け、教科学習を深めるようなプログラムが組まれています。

『古都の教室』中3の『古都の教室』は、京都への研修旅行。昨年度は風情ある雪の銀閣寺を見ることができて、生徒達は大満足でした。
『田んぼの教室』『田んぼの教室』で、田植えをする中2生。稲作の大変さを体感し、食への感謝の念も深まります。

(この記事は『私立中高進学通信2014年6月号』に掲載しました。)

二松学舎大学附属柏中学校  

〒277-0902 千葉県柏市大井2590
TEL:04-7191-3180

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