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私立中高進学通信

2014年6月号

全人教室│心を育む私学の授業

東京成徳大学中学校

感じて、行動して、考える…
自分を深める学習で人間力を伸ばす!

感じて、行動して、考える… 自分を深める学習で人間力を伸ばす!

戸隠校外学習で、魚を素手で捕まえる中2の生徒たち。
魚の生命力を肌で実感しながら、いのちの大切さ、いのちのつながりについて考えます。

仲間と団結することで大きな力が生まれます
「仲間づくり」の授業の最後は、学年全員で「人間いす」(輪になって後ろ人の膝に座るゲーム)にチャレンジ。完成したときには大歓声が上がりました。

 自分とは何か、なぜ学ぶのか、どう生きればよいのか、という人間の根源的なテーマについてじっくり考え、自分なりの答えを出す「自分を深める学習」。同校では、大人でも容易に答えが出せない難しいテーマに取り組む授業を、1年生(中学1年)から4年生(高校1年)までの生徒を対象に行っています。 毎回、「仲間をつくろう!」「『進化』を知ろう」「幸せとは?」「働くとは?」など、生徒が親しみやすいテーマを取り上げ、関連する本やビデオを教材にして、自分の考えや意見を文章にまとめて発表します。学年ごとに大枠のテーマが設定されており、1年生では「人と人とのつながり」、2年生では「いのちのつながり」、3年生では「社会とのつながり」について考えます。

夏休みには、学校を飛び出して、長野市戸隠へ校外学習に出掛けます。中2の生徒は、自ら川で魚を捕まえ、それをさばき、調理して食べます。人が魚(生物)によって生かされているという「いのちのつながり」を、身をもって体験するのです。

この学習の大きな特徴は、各自が文章にまとめた考えについて、教員が一切評価しないということです。代わりに、何人かの生徒が書いた意見をコピーして全員に配布します。生徒は、そこで自分とは異なる結論を出した他者の考えに触れ、世の中には多様な価値観や考え方があるということ、たとえ自分とは反対の意見であっても尊重すべきであることを学ぶのです。こうした経験の積み重ねが、視野を広げ、社会とのつながりを意識し、自分らしさの「土台」をつくりあげることにつながります。

中学3年が体験する「ブラインドウォーク」。2人ペアになって互いの手を “しつけ糸”で結び、視覚が遮断された人をもう1人が誘導して歩きます。相手の立場になって考えることを学びます
中学3年が体験する「ブラインドウォーク」。2人ペアになって互いの手を “しつけ糸”で結び、視覚が遮断された人をもう1人が誘導して歩きます。
中学3年が体験する「ブラインドウォーク」。2人ペアになって互いの手を “しつけ糸”で結び、視覚が遮断された人をもう1人が誘導して歩きます。中学2年の戸隠校外学習では、自然観察を通して「自然とのつながり」を体感します。
中学3年が体験する「ブラインドウォーク」。2人ペアになって互いの手を “しつけ糸”で結び、視覚が遮断された人をもう1人が誘導して歩きます。中学1年の最初の授業のテーマは「仲間づくり」。まだ親しくなっていない生徒同士が一生懸命コミュニケーションを図ります。
ここに注目!
先生からのメッセージ
“正解”のない問いに苦悩しながら答えを出すことが大事

宇田川勝巳 先生


「自分を深める学習」では、テーマ選びが重要になります。○か×かで簡単に答えられるような問題は出しません。この学習の目的は“正解”のない問いに、どうやって自分なりの答えを出すかということなのです。

例えば、「電車の運転士をしているあなたは運転中、電車のブレーキが利かないことに気づきました。先で線路が枝分かれしており、一方には作業員が5人、もう一方の線路には作業員が1人います。あなたはどちらにハンドルを切りますか」というような問い掛けをします。このように、どちらを選んでも正しいとも間違っているとも言えないような問いに、生徒は悩みながらも答えを出します。その、悩み、考える過程が重要だと考えています。

正答が見つからず、自分なりの答えを出してもすっきりしない、あえて、生徒の心を“モヤモヤさせる”テーマを取り上げるようにしています。
私たちの人生では、白黒つけられない問題に直面することが多々あります。そうした難題に、自力で立ち向かえるような “人間力”をつけてほしいと考えています。

フィードバックが肝心
自分とは違った意見に触れ、さらに考えを深めていく
自分とは違った意見に触れ、さらに考えを深めていく

「自分を深める学習」では、テーマ選びが重要になります。○か×かで簡単に答えられるような問題は出しません。この学習の目的は“正解”のない問いに、どうやって自分なりの答えを出すかということなのです。

授業の最後には、A4用紙1枚に自分の考えを書いて提出します。中学1年生の最初の頃は、考えがまとめられずに数行しか書けなかった生徒も、1年もすると終わりの行までびっしり書けるようになります。自分の考えを整理して、文章で表現する力が身についてくるのです。

フィードバックでは、生徒が提出した意見・感想からいくつかをピックアップしてコピーし、全員に配ります。他の生徒がどんなことを書いているのか、みんな興味津々で読んでいます。他者の考え方に触れることで、自分の考えをさらに深めることができるようになります。

(この記事は『私立中高進学通信2014年6月号』に掲載しました。)

東京成徳大学中学校  

〒114-8526 東京都北区豊島8-26-9
TEL:03-3911-7109

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