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先輩ママに聞く
入学後に知る私学の特色

掲載日:2026年8月06日

「私立中学って、実際どんなところなの?」「公立中学との違いは?」など、受験生家庭にとって知りたいことはたくさんでしょう。そこで今回は、2026年春に私立中学へ入学したお子さんをもつママたちに、保護者から見た私学の特色について伺いました。

Mamas' Profile

Mママ

私立男子校に通う中1の次男のママ。私立男子校・中3の長男と、小4の三男がいる。

Iママ

私立女子校に通う中1の長女と、小3の長男のママ。

私学に入学したお子さんはどんな様子ですか?

Iママ

似たような価値観をもつ友達と楽しく過ごしており、いろいろな刺激があるようです。なかにはすでに将来の職業を決めていて、そこに向かって勉強している友達もいます。娘は「自分も頑張らなくちゃ」とやる気になっているようで、「この学校に入学して良かったな」と実感しています。
一方、通学に1時間以上かかるので、まだ慣れないせいか疲れた様子を見せることも。親としては、本人のやる気と生活とのバランスを考えていく必要性を感じています。

Mママ

小学生の時は朝が弱かったのに、毎朝5時45分に起きて登校している息子を見て、「変わってきたな」と感じます。通学時間は1時間強ですが、帰宅後はきちんと宿題もしています。「疲れた」と口にしてはいますが、根性はあるので環境に慣れようと頑張っているようです。男の子なので家ではあまり話をしてくれず、学校での様子はよくわかりませんが……。

入学して驚いたことはありますか?

入学して驚いたことはありますか?

Mママ

入学式当日、式が始まる前に吹奏楽部の演奏があったのですが、その曲がクラシックなどではなく、新入生の気持ちを盛り上げるような映画音楽や流行歌だったことに驚きました。また、在校生代表による新入生歓迎の言葉がとても印象的でした。突然、「皆さん、ゲーム大会をしましょう」というような始まりだったのです。形式ばったありきたりな言葉ではなく、新入生の気持ちを引きつけるような話し方で、とても感心しました。こんな自由で独創的な話ができるのは、この学校が生徒をのびのびと育てている証拠でもあると思いました。

Iママ

まだ入学して間もないのに、すでに夏休みの短期留学を手配している方がいると聞きました。「高校生になると大学受験の準備で忙しくなるから、中学生のうちにいろいろな体験をさせよう」と考えるご家庭が多いようです。意識の高さに加えて、「経済的に余裕のあるご家庭が多いんだな」と実感しました。ウチの子はまだ友達と出かけたことはないのですが、今後遊びに行く際は、金銭的にどのぐらいかかるのか気になるところです。

Mママ

上の子が私学の中3で、すでに友達と遠方に出かけていますよ。春休みには、山梨県にある遊園地まで行っていました。友達と外食をする時はファストフードやリーズナブルな飲食店が多いので、お金はそこまでかかりません。ただ、部活動などを通じて高校生とのつき合いもあり、想像以上に早く行動範囲が広がるので、幅広い経験をするようになりますね。

授業や学習面で私学らしさを感じることは?

授業や学習面で私学らしさを感じることは?

Iママ

授業のスピードが速いことですね。科目によっては中学3年間の内容を中1で終わらせる勢いです。生徒たちは学校の宿題を休み時間に済ませてしまうらしく、そういう雰囲気が自然に形成されているようです。
女子校のためか女性の先生が圧倒的に多く、なかでもこの学校出身の先生がかなりいらっしゃいます。また、定期的にOGの大学生が来て、在校生の勉強を見たり、さまざまな相談にのったりと、助力してくれています。こうした年の近い卒業生の存在も、生徒たちにとって心強いようです。

Mママ

息子の学校は、クラスに担任と副担任の2人の先生がついています。学年の先生は基本的に6年間持ち上がりで、生徒のことをよく知る先生方がずっと支えてくださるので、安心感があります。生徒間でトラブルがあった際も、先生が時間をかけて対応してくださるのもよいところです。それは、先生の人数に余裕があるからこそできることなのでしょうね。
息子の担任の先生は、保護者が見られる学校のウェブサイトに、毎週学級日誌をアップしてくださいます。学級日誌とは、当番の生徒が書いた授業の内容や感想に対し先生がコメントを加えたもので、読むと先生が生徒をきちんと見てくださっていることが伝わってきます。男子の親は、授業の様子などなかなか伝わってこないので、ありがたく思います。

学校行事にはどんな特色があるのでしょう。

学校行事にはどんな特色があるのでしょう。

Mママ

大きな学校行事は、ほとんどが中高一緒で行われます。運動会は体育館を借り切って開催され、高3生が中心となって運営します。練習期間は短いですが、盛り上がる学校行事になっています。

Iママ

学校行事が生徒主体で行われるのは、娘の学校も同じです。特に文化祭に力を入れています。公立校に比べて規模も大きいですし、高校生の実行委員長を中心に、生徒たちの出し物の調整はもちろん、外部のお店の模擬店出店を手配したり、お金の管理をしたりしています。そういう社会の縮図のような体験ができるのも、私学らしいところかもしれません。

受験生家庭へのアドバイスをお願いします。

受験生家庭へのアドバイスをお願いします。

Iママ

私学のなかには、学習面や大学受験に関して意識の高いご家庭や生徒が多い学校もあるので、入学後も気持ちを引き締めておいたほうがいいと思います。「中学受験が終わったらひと息つこう」などと思っていたら、周囲とのズレが生じる可能性もあります。でも、そこをあまり意識しすぎても子どもが疲れてしまうので、保護者のさじ加減が大切ですね。

Mママ

確かに、「中学受験が終わりではない」とはいえますね。どんな学校であれ、〝将来?を視野に入れていれば、生徒に必ず勉強をさせるはず。中学受験の最中に、「受験が終わったら楽になるよ」などと保護者が安易に言ってしまうと、入学後にお子さんが戸惑う事態になりかねません。「中学校には楽しいことがたくさんあるよ」というような、より前向きな話をしてあげると、中学校生活がスムーズに始まるのではないでしょうか。


編集部より

私学には、先生、友達、学習面、学校行事など、さまざまな特色があることがわかりました。また、中学受験での合格はゴールではなくスタート。入学後に順調なスタートを切るためにも、受験生時代から志望校での学校生活が楽しみになるような話をしてあげるといいですね。

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