Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!

スクールポット中学受験版 - 首都圏版学校情報検索サイト スクールポット中学受験版 - 首都圏版学校情報検索サイト

X フェイスブック

先輩ママに聞く
中学受験をした理由と
志望校選びのポイント

掲載日:2025年8月18日

お子さんが中学受験に至った過程と志望校の決定。その時々で先輩ママたちはどのような選択をしたのでしょうか。今月は中1生のママに、中学受験の始まりから終わりまでをお聞きしました。

Mamas' Profile

Sママ

私立女子校・高2の長女と、別の私立女子校に通う中1の次女のママ。

Yママ

私立共学校に通う中1の長男と、小2の長女のママ。

なぜ中学受験をすることにしたのですか?

なぜ中学受験をすることにしたのですか?

Sママ

上の子が中学受験をして楽しそうに通っている姿を見て、下の子も「受験したい」と言ってきました。上の子の友達で公立中学に進学した子がいるのですが、その子から高校受験の話を聞いて、「大変そう」と思ったことも理由のようです。その子は部活動をしながら塾に通ってとてもきつそうだったので、娘は「小学生のうちに頑張る」ほうを選びました。
私としても上の子の学校を見て、「私立は生徒を放置せず、学力を伸ばしてくれる」と実感しています。また、いろいろなチャンスが与えられるところも魅力です。もし下の子が「公立中学に行きたい」と言ってきても、断然私立を勧めていたと思います。

Yママ

息子は鉄道が好きで電車通学に憧れがあり、「中学校には電車を乗り継いで通いたい」と言っていました。さらに私が、「私立には鉄道を研究するクラブがあるらしいよ」と言うと、本人は「絶対に私立へ行きたい」と熱望するようになりました。
私は、いろいろなところから生徒が集まる私立には、地元の公立中学では学べないことがあると思っていました。それから、この子たちは将来、英語が話せて当たり前の時代を生きることになるでしょう。それならば英語教育が充実した私立に行かせたいと考えました。また、結局は高校受験をするのなら早いうちに中学受験をして、6年間教育方針が変わらず、同じ友達と長く過ごせる中高一貫校で学ばせたいという思いもありました。

いつ頃から、どのように学校について調べましたか?

いつ頃から、どのように学校について調べましたか?

Yママ

最初は何も知識がなく、どこから手をつけていいかもわからなかったので、息子が小4の時点で合同説明会に行ってみました。そこでいろいろな学校があることを知ったのです。もらったパンフレットを見ながら「行ってみたい学校」を絞っていき、個別の説明会などに通い始めました。学校見学を重ねるうちに、徐々に学校の見方もわかるようになりましたね。特に、在校生が活躍している文化祭や体育祭などの学校行事は、学校の雰囲気がよくわかりました。足を運んだ学校の数は15〜20校だったと思います。そのうち、子どもを連れて行ったのは10校ぐらいですね。塾のテスト会場が私立中学校の時は、学校説明会が開催される場合もあったので、そうした機会もよく利用しました。

Sママ

小4ぐらいから文化祭などに娘を連れていきましたが、その頃に行っていたのは憧れ校ばかりでしたね。この時期なら、偏差値面でもっと幅をもたせて学校を見ておけばよかったかなと思います。小5の時、私にお気に入りの学校ができて、その学校に何度も足を運びました。小6になると本人が塾やテストで忙しくなり、受ける学校だけをピンポイントで行くぐらいでした。ウチが訪問したのは、テスト会場の学校を含め、10〜15校程度です。

学校見学をして印象に残ったことは何ですか?

学校見学をして印象に残ったことは何ですか?

Sママ

卒業生でその学校の先生になられた方が登壇し、「在校時についた力が今に活きています」というお話をされていたのが印象的でした。

Yママ

先生から聞いた学校の方針や授業内容のお話が印象に残っています。在校生が説明をしてくれる学校もあり、その受け答えの様子から学校のカラーが感じられてとても参考になりました。また、生徒たちが来校者にしっかり挨拶をしてくれる学校には好感をもちました。

受験する学校はどのように 決めましたか?

受験する学校はどのように 決めましたか?

Yママ

最終的に通うのは息子なので、本人の気持ちを重視しました。本人の入りたい部活動がある学校を探して息子を連れていくと、「ここは好き」「ここは嫌だ」とはっきり言ってくれるので、わかりやすかったです。息子は真面目そうな生徒が多い学校よりも、みんなでワイワイ楽しそうにしている雰囲気の学校が好きなようでした。
そんななか、1月に受けることを決めた郊の学校を見学した時のことです。息子は運動にも興味があったので、広い校庭に心を動かされたのでしょう。「この学校がいい」と言い出しました。私は都内の学校に進学するものと考えていので、意外な展開でした。でもよく考えてみると、その学校には息子の希望する条件が全て揃っていたのです。入試の結果、息子はその学校に通うことになりました。

Sママ

ウチも本人の気持ちを第一に考えました。娘は最初の頃、制服ありきで学校を選んでおり、気に入っていた学校について私は「ちょっと雰囲気が合わないんじゃないかな」と思っていました。でも、本人がせっかく行きたい学校を見つけたのだからと、必死にパンフレットを見て、いいところを探すようにしました。結果的に違う学校へ進学することになりましたが、入学した学校は娘に合っているようで、今も楽しく通っています。

志望校選びのためのアドバイスをお願いします。

志望校選びのためのアドバイスをお願いします。

Yママ

できるだけたくさんの学校を見学したほうがいいと思います。私はもっと幅広く学校を見るべきでした。見学する学校を選ぶ際は、本人が希望する鉄道関連の部活動の有無を基準にしていましたが、入学後、何と息子はそのクラブに入らなかったんです(笑)。あまりそこにこだわらなくてもよかったなと思います。

Sママ

見学する学校を選ぶ際に、「お嬢様学校はウチの子に合わないかな」などと私の偏見で敬遠したところもありました。でも、実際に見てみると印象が変わることもあります。偏見をもたずに「とりあえず行ってみる」姿勢も大事かもしれません。学校説明会などで個別相談ができる場合は、ぜひ利用するといいと思います。先生と1対1でお話しすると学校の雰囲気が感じ取れます。また、機会があれば在校生と話してみるのもお勧めです。


編集部より

お話を伺ったママたちは、中学受験をするかどうかや志望校選びについて、何よりもお子さん本人の気持ちを優先させていました。主役は受験生本人であることを忘れずに、入試本番までの日々を過ごしたいものです。

ページトップ