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先輩ママに聞く
入試に向けての保護者のサポート その2

掲載日:2024年12月11日

いよいよ入試本番も間近ですが、準備は万全でしょうか。保護者はしっかりとわが子をサポートし、受験を乗り越えたいものです。今回は、入試直前期から合格発表後までの体験談を先輩ママにお聞きしました。ぜひ参考にしてください。

Mamas' Profile

Yママ

私立女子校に通う高1の長女と、小6の次女のママ。

Kママ

私立男子校に通う中1の長男と、小5の次男、小2の三男のママ。

入試直前期はどのように過ごしていましたか?

入試直前期はどのように過ごしていましたか?

Yママ

加湿器をつけたり、外出時はマスクを着用したりと、それまで以上に健康管理に気を配っていました。この時期は、夫が忘年会や新年会に出席することが多く、私は「なんでこんな時に行くのかな」とイライラしていましたね。家族全員風邪も引かず、元気に過ごせたので良かったですけど。

Kママ

冬期講習の期間は、塾で約5時間授業を受けて、家でも5時間ほど勉強していたので、小学校や塾が休みの日も、1日10時間を勉強時間の目安にしていました。午前中は過去問を1年度分フルセットで行い、お昼を挟んで、午後はその振り返りや塾の宿題をしていましたね。スケジュールは本人に確認しながら立てていました。

Yママ

入試直前の時期に、受験生の長女を励まそうと思い、家族で長女に手紙を書きました。「これまで頑張ってきたから大丈夫だよ」というような内容です。でも、本人は特にうれしそうでもなく、無反応でした。余計なプレッシャーをかけたかもしれないと思いました。

Kママ

息子はお正月もほぼ休みなく塾に行っており、少しストレスがたまっているように感じたので、お正月明けに剣道の寒稽古に参加させました。ずっと剣道を習っていましたが、しばらく休んでいたこともあり、久しぶりに道場に行って楽しかったみたいです。寒稽古は早朝5時から行われるため、入試に向けて早く起きる練習にもなりましたし、本人のストレス発散にもなって、わが家の場合は参加させて良かったと思っています。

入試前日の夕食メニューと当日の持ち物は?

入試前日の夕食メニューと当日の持ち物は?

Yママ

前日の夕食は、娘のリクエストでポークソテーにしました。持ち物は、学校ごとに受験票などをジッパー付きのビニール袋に入れてまとめておきました。また、机がガタガタした時のために「段ボール片」を持たせましたが、使わなかったみたいです。

Kママ

ウチは段ボール片を使ったようですよ。あと、鉛筆や消しゴムが転がらないように輪ゴムを巻いておきました。鉛筆は、神社の合格祈願のものを1月初めから使い始めて慣れておき、入試当日はそれを持っていくようにしました。腕時計は、通塾時に筆箱に入れていたシンプルなものをそのまま持たせたところ、役立ったようです。
また、息子は鼻炎で鼻水が出る心配もあったので、事前にかかりつけの病院で舐めるタイプの薬を処方してもらいました。念のため、ポケットティッシュとゴミ袋も持参。ほかには、使い捨てカイロ、チョコレート、お茶の入った水筒などを用意しました。
前日の晩ごはんは、生姜焼きにしたと思います。あまり油っこくなく、消化のよいもので、普段から食べ慣れているものにしようと考えました。

入試当日の過ごし方はいかがでしたか?

入試当日の過ごし方はいかがでしたか?

Kママ

入試当日の朝食は、本人の希望を聞いて、おにぎりとみそ汁にしました。2月1日の本命の日を〝いつもどおり〞にするため、1月から朝食はそのメニューにしていました。

Yママ

ウチはいつもパン食なので、当日の朝もパン食にしたと記憶しています。特に朝型の生活リズムに変えてはいませんでしたが、娘は朝パッと目が覚めるタイプなので、当日は問題なく起きていましたね。入試当日の付き添いですが、実は私が方向音痴のため娘から「ママと行くのは心配」と言われてしまい、ほぼ全部夫が行きました。午後入試がある時は、その学校近くのファミレスを事前にリサーチして、そこで昼食を食べたそうです。

Kママ

ウチの入試付き添いは、下の子の世話もあるので、朝に夫が送って私が迎えに行ったり、仕事の都合に合わせて夫が担当したり私が担当したりしました。午後入試がある日はウチも夫が付き添いましたが、お弁当やおにぎりを買って、午後入試の学校の控室で食べたようです。
私が付き添った入試の日、息子は朝から腹痛で調子が悪く、つらそうでした。私は「行けば何とかなるよ。具合が悪ければ、手を挙げて先生に言えばいいよ」と励まして入試会場へ。結局、1教科目は痛みに耐えながら試験を受けて、2教科目に手を挙げてトイレに行ったそうです。すると落ち着いたようで、その後の科目はいつもどおりのコンディションで受けられたとのこと。入試の時は親の目が届かないので、「困ったことに対して自分で対処できる力が必要だな」と、改めて思いました。息子はその学校に合格し、現在通っています。

入試の結果はどのように知りましたか?

入試の結果はどのように知りましたか?

Yママ

自宅で、親子揃ってネットで確認しました。不合格だった時に、私は何も言えませんでしたね。何か言葉を用意しておけば良かったかなと思います。夫は、「まあまあ大丈夫、大丈夫。次、次」とフォローしていました。合格した時は、親子一緒に歓喜しました。安堵の瞬間でしたね。

Kママ

本命校の発表は、別の学校の入試を受け終わってからスマホで見ました。場所は、昼食を食べに入ったパスタ屋さんです。残念ながら不合格。「しょうがないね、次だね」と切り替えを促しました。息子は意外に淡々としていて、パスタも普通に食べていました。体調不良の日に受けた入試の結果は、親子で一緒に家のパソコンで見ました。行きたい学校の一つに合格でき、息子はものすごく喜び、私も本当にうれしかったです。

Yママ

合格後、夫が私に相談もなく、お祝いにと娘にゲーム機を買っていました。ネットで注文したらしく、突然届いてびっくり。娘は喜んで、受験後はゲームばかりしていましたね。ほかには、スマホを買ってあげました。

Kママ

ウチも、本人が欲しがっていたゲームソフトを合格祝いで購入しました。自転車と腕時計も買ったのですが、これらは必要なかったようでほとんど使っていません(笑)。


編集部より

保護者のサポートは、実質的な入試の準備だけでなく、お子さんのメンタル面にも大きな力になることを改めて感じます。これから入試を迎えるご家庭でも、保護者はお子さんを応援し、支えてあげてください。ご健闘をお祈りします。

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