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先輩ママに聞く
「どう過ごす? 受験生親子の夏休み」

掲載日:2024年8月21日

いよいよ夏休み。受験生は受験勉強に集中し、保護者はお子さんの健康やメンタルを管理しながら学習サポートをしたり、併願校を含めた受験校選びを進めたりと、忙しそうです。先輩ママの経験談を参考にしながら、悔いのない夏を過ごしましょう。

Mamas' Profile

Mママ

高校受験をした高2の長男と、中学受験をした私立女子校に通う中2の長女のママ。

Sママ

私立女子校を卒業した大学1年生の長女と、私立男子校に通う中2の長男のママ。

小6の夏休みはどのように過ごしましたか?

小6の夏休みはどのように過ごしましたか?

Sママ

朝から夕方まで、毎日のように夏期講習に通っていました。コロナ禍で塾の合宿が中止になり、代わりに行われた1週間ほどの特別講習にも参加しています。夏期講習が休みの期間は小学校の宿題消化に充てていたので、近場に出かけることは多少ありましたが、家族旅行などのイベントはなし。夏の終わりに秋以降のクラスを決めるテストがあったため、息子はそこを当面の目標にして意欲的に勉強していました。塾にいる時間が長く、私は学習に関しては本人に任せていた状態です。夏休み中の息子は本当によく頑張っているなと、感心していましたね。

Mママ

ウチは夏休み期間も通常の時期と同様、個別指導の先生から授業を受けていました。娘は夏休み中も、自主的に毎日きちんと勉強していました。短期間ですが、家族旅行もしましたよ。ただし、学習習慣を崩さないように、旅行先でもしっかり勉強していました。

健康面やメンタル面で配慮したことはありますか?

健康面やメンタル面で配慮したことはありますか?

Sママ

特別なことはしませんでした。ただ、毎日のお弁当には気持ちを上げるため、本人の好きなものを入れるようにしました。息子はあまり遅くまで起きているタイプではなく、塾から帰ったら、宿題などを済ませて早めに寝ていました。夏期講習があるおかげで、自然に規則正しい生活リズムができていましたね。学習意欲も夏休み中は維持されていたので、私が心配することはあまりなかったと思います。

Mママ

健康管理については、たっぷり睡眠をとらせるようにしたことぐらいです。夜は早めに10時半には就寝させ、朝は8~9時頃までゆっくり寝かせていました。夏に限りませんが、体調が悪い時は無理をさせないようにしました。メンタル面に関しては、ちょうど小6の夏休みに、娘は受験生としてのスイッチが入ったようです。すでに第1志望校は決まっていましたが、この時期に「志望校に合格したい。地元の公立中学校には行きたくない」と本人が言い出したので、私は「じゃあ頑張ろうね」と励ます言葉をかけるようにしました。

学習やスケジュール作成のサポートはしましたか?

学習やスケジュール作成のサポートはしましたか?

Sママ

学習サポートは、答え合わせと、息子に「プリントの復習をしたいからコピーしておいて」と頼まれたものをコピーするぐらいでしたね。

Mママ

私も、娘が「このプリントをもう1回やりたい」と言った時は、スキャンして答えを消したものをプリントし、使い易くしてあげました。ただ、勉強の内容に関しては、先生と本人に任せていました。

Sママ

塾にいる時間が長かったので、そのほかに学習スケジュールを考える余裕はほとんどありませんでした。塾のカリキュラムは満遍なく組まれていたので、苦手克服のために特別何かをすることもなかったですね。塾が休みの日は、友達と遊んだり、家族で外食に出かけたりなど、気分転換させることを心がけました。

Mママ

学習スケジュールをぎっちり詰め込むと娘は萎えてしまうので、緩めに設定していました。そのなかで毎日行っていたものは、「計算と漢字のドリル」です。1日の内でいつ取り組むかは本人に任せていましたが、なかなか手をつけようとしない時は、「いつやる予定?」と聞くなど、声かけはしていました。

モチベーションアップに効果があったことは?

モチベーションアップに効果があったことは?

Mママ

志望校があることは、受験生にとって何よりのモチベーションになるのではないでしょうか。私が「あの学校に行きたいんでしょう?」と言うと娘はやる気になったので、早めに志望校を決めていたメリットは大きかったと思います。

Sママ

確かに志望校が決まっていると効果的ですね。息子は夏の頑張りの成果として、夏休み明けにある模試の志望校合格判定で好結果を出すことを目標にしていたようです。

Mママ

苦手克服については、苦手なものばかり目の前に積まれても、本人はやる気を失ってしまうと思います。苦手なものは、大人でもやりたくないですものね。まずは自分の好きなものから取り組み、調子が出てきたところで苦手分野の学習を少し挟むようなやり方がいいかもしれません。

受験校選びのために夏にしたことは何ですか?

受験校選びのために夏にしたことは何ですか?

Mママ

夏休みには、第1志望校以外に受験する学校もほぼ決めて、受験日のタイムスケジュールなどを考え始めていました。午前・午後と受験する日もあったので、移動方法のシミュレーションなどもしていましたね。併願校は、夏休み前までに候補の学校を訪問していたので、さらに学校のホームページなどで情報収集して決めていきました。併願校選びで重視したのは、第1志望校と入試の出題傾向が似ているかどうかです。入試問題のタイプがかなり異なる学校だと、過去問対策を行う際に負担が大きくなると考えたからです。

Sママ

ウチは夏休み明けの模試の結果を見て、最終的に併願校を決めたと記憶しています。それまでに、通いやすく、雰囲気が良さそうな学校の説明会には参加していたので、そのなかから選びました。説明会に行く際は専用のノートを1冊用意し、駅からかかる時間や、誰がどんな話をしていたかなどを記録していました。先生が話された内容やその感想などのメモが、受験校を選ぶうえで役立ちましたね。

Mママ

夏休みは、保護者も比較的時間的なゆとりがあると思うので、「わが子が楽しく6年間を過ごすにはどういう学校がいいか」を、じっくり考えてみてもいいと思います。

Sママ

無理をして入学すると、6年間もちませんからね。本人が楽しく生活し、可能な範囲の努力でやっていける学校をめざすことが大切ですね。


編集部より

夏休みに学習の成果を出したいと考える受験生家庭も多いでしょう。お子さんの学習を支えるためには、保護者自身の心身の健康も大切です。親子で有意義な夏にしたいですね。

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