Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!

スクールポット中学受験版 - 首都圏版学校情報検索サイト スクールポット中学受験版 - 首都圏版学校情報検索サイト

ツイッター フェイスブック

先輩ママに聞く
「わが家の受験校選び」

掲載日:2023年8月21日

受験する学校を決めることは、受験生家庭の大きなテーマです。校風や教育内容、偏差値や大学合格実績など、気になるところはたくさんあるでしょう。先輩ママたちはどのような観点から学校選びをしたのでしょうか。

Mamas' Profile

Mママ

高校受験をした高1男子と、私立女子校・中1のママ。

Nママ

私立共学校・中3女子のママ。

Sママ

私立共学校を卒業した長男と、別の私立共学校・高2の次男のママ。

受験校はどのように決めましたか?

受験校はどのように決めましたか?

Nママ

小3の頃から学校に足を運び始め、小4からは文化祭や体験授業に娘を連れて行き、小5の夏には第一志望校が決まりました。第一志望校は本人の希望を尊重しましたが、併願校は塾でいただく偏差値一覧表を見て、娘の偏差値から上下5の範囲で的を絞り、大学進学を踏まえて検討しました。特に、大学の指定校推薦の枠などを調べるようにしましたね。

Mママ

ウチは、小4の夏に第一志望校を決めました。コロナ禍で学校説明会の予約をとるのが大変な時期でしたが、運よくとれて娘を連れて行ったところ、本人が気に入った学校です。通学可能な範囲で、大学合格実績や学校の雰囲気もよく、先生の勧めもありました。また、たまたま知り合いにいたその学校のOGが、「娘もこんなふうに育ってほしい」と思えるような方だったことも大きな理由です。併願校については、第一志望校と入試問題のタイプが似ているところを探しました。そのほか、特待制度を利用できる学校にも目を向けました。

Sママ

長男は小6の5月頃に第一志望校を決めました。校風に引かれたのと、先輩や塾の先生のお話を聞いて魅力を感じたこと、乗り換えが1回で通学があまり煩雑にならないことも理由としてあげられます。
次男の第一志望校が決まったのは、実は受験した後なんです。志望順位を決めずに、「行ってもいい」と思える学校を受験し、合格した学校の中から検討して、進学する学校を決めました。家からの距離と、学校見学の時や入試当日の雰囲気も、本人は考慮していたようです。

どんな方法で学校の情報収集をしましたか?

どんな方法で学校の情報収集をしましたか?

Sママ

最も参考にしたのは、塾からの情報です。先生のお話や、いただく冊子などが役立ちました。あとは、学校のホームページもチェックしました。ただ、学校のホームページを見るには、自分で学校を検索する必要があります。そこで私が活用したのは、近所にあるいくつかの進学塾のチラシでした。「〇〇中学校に何人合格」と記載されたものを見て、「この辺りの生徒が受けた学校ならウチから通えるかも」と考え、チラシに書かれている学校を調べたりしました。また、『進学通信』などの雑誌も参考にしました。

Mママ

私も雑誌などで校長先生のインタビューなどを読み、どんな雰囲気の学校なのかをつかむようにしました。もちろん、実際に学校にも行きました。第一志望校が比較的早く決まっていたので、見学したのは全部で5校ぐらいです。ただ、第一志望校には、3年間で10回以上足を運びました。学校説明会や学校行事など、学校に行く機会はいろいろありましたね。印象に残っているのはオープンスクールです。娘が在校生とお話ができたので、価値があるイベントだと思いました。

Nママ

本人が在校生と話せる機会は、私も一番大事だと思います。娘を連れて行ったのは文化祭がほとんどですが、文化祭は学校によってカラーがはっきり出るので、様子がよくわかりました。学校訪問した数は、ウチも全部で5校ほどで、入学の可能性がある学校には必ず1回は行きました。オンラインの学校説明会も活用しました。説明会で出題範囲に言及があった時は、動画を巻き戻しながら見ることができて便利でしたよ。

Sママ

私は地方出身で学校の立地もよくわからなかったので、訪問数は約50校になりました。壁に地図を貼り、訪問した学校の場所に印をつけ、チェックリストに通学時間や学校の雰囲気、校舎の印象などを記入しましたね。

学校を訪問した時にはどんな質問をしましたか?

学校を訪問した時にはどんな質問をしましたか?

Sママ

個別に質問ができる場合には、生徒が成績不振になった場合のフォローについて聞きました。また、「宿題が多いとあまり部活動ができないかな」と思ったので、宿題の量についても確認し、中1の時と中2以降の部活動の加入率も聞くようにしました。

Nママ

文理選択のクラス分けはいつ頃どのように行うのかと、選択後に変更を申し出た生徒への対応について聞きました。夏期講習についてなど、大学進学に向けた取り組みも、気になったので伺いました。

Mママ

ざっくりとした質問ですが、「どういう雰囲気の生徒が多いですか?」と聞きました。その答えが、学校として来てほしい子どものタイプだと思ったからです。また、先生の答えで、どれだけ生徒のことを見ているかがわかり、非常に参考になりました。

学校見学で重視したことは何でしょう?

学校見学で重視したことは何でしょう?

Mママ

何よりも在校生の雰囲気ですね。受付に生徒が立っている学校は、「生徒を表に出しても恥ずかしくない」という学校側の自信の表れだと感じました。また、来校者に生徒が挨拶をしてくれる学校には好感をもちました。「自分の子どもにどう成長してほしいか」を考えると、そういうところに目が行きます。

Nママ

その通りですね。在校生を見ると、いろいろなことがわかります。ある学校で、入試当日に手伝いをしている生徒と先生のやりとりを見て、先生が生徒を信頼して任せていることが伝わってくる場面がありました。

Sママ

学校訪問で私が一番参考になったと思うのが、平日の学校説明会です。授業見学で普段の生徒の様子が見られるので、学校の雰囲気がよくわかりました。
私は大学進学のことよりも、充実した6年間の学校生活を送れるかに重点をおいていたので、校風を重視し、子どもに合う学校を探しました。長男は、真面目に勉強に取り組む生徒が多い学校、次男は、休み時間に生徒たちがにぎやかになるような学校を選びました。それぞれ本人に合った学校へ進学できたと思っています。


編集部より

先輩ママたちは、真剣に学校の情報を収集し、お子さんの希望を尊重しながら本人に合った学校を選んだようです。学校選びは保護者の大事な役割であることが改めて伝わってきました。

ページトップ