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先輩ママに聞く「私学の進路教育」

掲載日:2022年12月15日

私立中高を卒業後、わが子にはどんな未来が訪れるのでしょうか。
私学の教育が子どもの進路にどんな影響を与えるのか、先輩ママにうかがいました。

Mama's Profile

Kママ

私立女子校を卒業した長女と、私立男子校・高2の長男のママ。

Sママ

私立男子校を卒業した長男、私立女子校を卒業した長女、私立男子校・高3の次男のママ。

Tママ

私立女子校を卒業した長女、私立男子校を卒業した長男、私立共学校・高3の次女のママ。

Nママ

私立女子校・高2生のママ。

Mママ

国立校を卒業した長女と、私立男子校・高2の長男のママ。

Yママ

私立女子校・高1生のママ。

Wママ

私立共学校を卒業した長男と、別の私立共学校・高1の次男のママ。

学校では大学受験の対策はどのように行われていますか?

学校では大学受験の対策はどのように行われていますか?

Tママ

次女の学校は国立大学を受験する人が多いので、早くからその対策を行っているようです。朝学習や特別授業、夏期講習もたくさんあり、大変熱心に指導してくださっています。

Yママ

進路についての最初の講習は高1の5月にありました。その際、関心のある分野を書いて提出したところ、内容に応じて後日資料が届きました。
学習面については、中学の頃は年に一度業者の全国模試を受けていました。高校に入ってすぐの4月に別の業者の模試を受け、結果のフィードバックがありました。個人の努力の指標とする目的で行われたようです。うちはまだ高1なので詳しいことはわかりませんが、高3になると、夏期講習などが行われるようです。

Mママ

中学のころから、夏や冬の長期休暇の際に、希望者対象で5日間ほどの英語と数学の講習が行われていました。高校生になると、物理や現代文、古文、漢文なども加わり、内容も共通テスト対策になります。また授業では、高校生になってすぐに、共通テストや難関大学の入試問題を解くようになったそうです。高校生になったタイミングで、授業全体が大学受験対策モードに入るようですね。

Kママ

娘の学校は中1の夏休みから選択制の講習がありました。選択ではありましたが、ほぼ全員が受講していたと思います。高1と高2の時には、夏休みに勉強合宿が行われます。人気が高く、定員より希望者が多い場合もありました。「お風呂や睡眠などの時間以外は学習」というストイックな合宿ですが、大量の英単語を覚える課題は友人と協力して取り組んで乗り越えるなど、イベント的に半分楽しみながら参加し、良い思い出になっているようです。
また、高3の時に、1つ上の先輩方の成績推移や受験した大学とその結果、大学受験の体験談などが掲載された冊子が配られ、受験の参考になりました。進路指導のための面談は、2者でも3者でも、希望すればいつでも対応してくださいましたね。

Wママ

長男の学校には、校内で行われる予備校のような講習がありました。民間の予備校よりも費用は安くすみ、移動時間もなく、必要な教科や時間を選択して効率よく勉強できるので、ほとんどの生徒が受講していましたね。次男の学校も、外部講師による講習があり、任意で参加できます。

大学受験を意識し始めるのはいつごろでしょうか。

大学受験を意識し始めるのはいつごろでしょうか。

Sママ

長男は、高2で塾に通い始めた時に意識したそうです。学年全体が受験をめざす雰囲気になるのは、高3の5月。大きな学校行事を終えて一区切りついた時期でしたね。だいたいの生徒がここから本格的に受験勉強モードに入ります。

Tママ

学校では大学受験に関する意識づけを早くからしていて、次女は中3の時に志望大学が明確になりました。中1の時の面談で大学受験の話が出たので、私はびっくりしたものです。

Mママ

高校に入ったばかりのころ、難関大学受験向けの塾に通い始める生徒が増え、「雰囲気が変わったな」と感じました。学年全体では、高2の文化祭が終わり、部活を引退する10月ごろから大学受験モードになるようです。

Nママ

高1の時、勉強アプリで同級生が長時間勉強しているのを知って、意識し始めたようです。学校のクラスは、高2になったあたりから受験をめざす雰囲気になりました。

Yママ

娘は、高1の4月に受けた模試でざっくりとした合否判定が出たのを見て、考え始めたようです。

Wママ

医学部や国立上位大学をめざすクラスは、高1から意識していたようですが、長男のいた私大をめざすクラスは、高2の秋ごろにスイッチが入る子が多かった印象です。

Kママ

娘は進学校だったので、中3の夏休みごろに卒業生の進学実績を見て、志望大学に行くために必要な成績などを考え始めたようです。学校全体では、中3の秋ごろにエンジンがかかり、高2の文化祭が終わると部活も一段落して、ギアが上がります。
息子は大学付属校に通っており、高2で文系・理系に分かれ、成績によって併設大学の学部選択権が与えられます。本人は、中3の後半から高1ごろに大学進学について考え始めました。

学校の進路指導はどのようなものですか?

学校の進路指導はどのようなものですか?

Kママ

息子の学校は、OB講演会のほか、併設大学の体験講義などを実施しています。

Sママ

長女の学校には、OG講演会や企業とのコラボ授業など、将来の進路、職業を考える機会がありました。面談は本人と担任で行われますが、志望校選定などはとてもていねいで、受験する大学に向けて、勉強方法の指導もあったそうです。
ロングホームルームや保護者会では、受験の目標設定のしかたや、推薦についてなど、大学入試に関する最新情報も教えてくださいました。

Wママ

長男の学校では、中2の時にいろいろな職業の方が大勢来校し、話をしてくださるイベントがありました。自分が興味ある職業の方を選んで参加するというものでした。お話をきくのも、一方的な講義形式ではなく、ゼミ形式で質問もできるので、有意義で興味深い機会だったようです。
高3になるとひんぱんに担任の先生と面談が行われます。ただ、このころには、進路については自分で調べたり考えたりしている生徒が多かったようですね。

Mママ

高1の9月までに文系・理系の選択をする必要がありました。そのため、高1の1学期には、さまざまな分野で活躍されている卒業生に講義をしていただく時間が設けられました。進路の決め方や大学受験の勉強方法、実際に社会に出てからの仕事についてなど、大変ためになるお話だったようです。卒業生の話ということも身近に感じられてよかったのかもしれません。その方たちのお話が魅力的だったために、かえって文理選択を悩んでしまう生徒も多かったと聞きました。その後、先生と生徒の2者面談を経て、最終的に文系・理系が決まりました。

学校の進路指導についてどう思われますか?

学校の進路指導についてどう思われますか?

Tママ

国立大学受験を勧められる次女の学校では、先生と本人の面談もよくしていただいているようで、私は満足しています。

Yママ

ミッションスクールなので、日ごろから「正しく生きること」を教えられています。進路指導も、「どこの大学に何人入ったか」ということより、「その人らしく生きること」を重視しています。わが家はキリスト教徒ではありませんが、目先の目標だけに捉われず、自分らしさを大切に生きることを考えさせてくれる教えにはとても満足しています。あとはもう少し大学受験のための勉強に力を入れてくれたらうれしいですね。

Kママ

娘の学校の先生は、学校の進学実績などには一切こだわらず、本人が希望する進路を実現する方法を一緒に考えてくださいました。生徒一人ひとりの希望をかなえるための最適な受験計画を考えてくださる方針に満足しています。
息子の学校は併設の大学に進むことを前提としているため、他大学受験等の進路を考える生徒には、やや厳しい環境かもしれません。

Sママ

長男の学校では、生徒本人の自主性を重んじる進路指導でした。確かに、進路は本人次第のところが非常に大きいので、学校にこれ以上のことを望むのは難しいと思います。そういう意味では特に不満はありません。長女の時には本人が困っていたので、私も試行錯誤しながらネットや、〝ママ友〞などにも聞いて調べました。

Wママ

自分で進路の方向性を決めているケースが多かったようで、大学や職業の紹介などについては、本人はあまり必要がないと思っていたようです。
でも、長男ははっきりと進路を決めていなかったため、具体的な志望校や学部選択で大変迷ってしまい、「早く目標を決めておけば効率的に勉強や行動ができたのに」と思いました。先生は、こちらから相談すればていねいに答えてくださいますが、できれば大学や学部、職業に関する教育の機会が多いともっとよかったですね。

お子さんは高校卒業後の進路をどのように決めたのでしょうか。

お子さんは高校卒業後の進路をどのように決めたのでしょうか。

Mママ

高校生になってすぐに、息子は今の学校の先生に憧れて同じ職業に就きたいと思い始めたようです。「教員になりたい」という夢があって学部選びを始めたのが、本人が大学受験を考えるきっかけになったようです。

Yママ

今はまだ高1なので「大学ってどんなところだろう」という段階です。娘は文系か理系かの選択ぐらいしか考えていないようで、これから楽しみながら大学選びをしていくのではないでしょうか。
同級生には、保護者が医師というご家庭が多いためか、最初から理系(医学系)に進路を定めている生徒も多く見受けられます。

Sママ

3人それぞれです。長男は、自分の偏差値や、得意科目・苦手科目を考慮したようです。また、友人や親の意見も聞いて、「真面目で堅実なところがよい」と思い、大学、学部を決めたそうです。
長女は、「ここなら無難だろう」と考えた進路を選択しました。
次男は、なりたい職業がありました。そこから学部を決めたようです。

Wママ

長男は、自分の得意な教科やそれを活かせる学部を軸に、先生のアドバイスも受けて、進路を決めました。高1の時には就職率や人気度を気にしていたようですが、高3になると具体的に自分が受けられる条件の学部を絞り、その中で学科の内容を詳しく調べていましたね。

進路選択における保護者の立場はどのようなものですか?

進路選択における保護者の立場はどのようなものですか?

Mママ

高1の時にはオープンキャンパスに行く大学を一緒に探しましたが、あくまでも見守る立場でした。大学選択は親が口出しをしてよいことはないと思うので、最後まで本人に任せたいと思います。

Yママ

同じく、本人が満足できるような選択ができるよう、あまり口をはさまず見守る予定です。

Kママ

娘の学科選択については、親の考えと本人の希望が違ったので、「その学科は就職がそれほどよくないかもしれないよ」などと大人の目線から情報を提示し、助言をしたこともありましたが、最終的には、本人の考えを優先させました。

Wママ

高1の時にはオープンキャンパスやパンフレットの取り寄せなどを私から長男に勧めたりしました。でも、高2の志望校別クラスや、高3で実際に志望大学や学部を決める時には、本人がすべて自分で行いました。
進路に関しては、主人も私も、関わっていません。本人からは定期的に報告はありましたが、相談は先生方にしていたようです。親の出番はほとんどなかったと言っても過言ではありませんでしたね。

Sママ

基本的には本人に任せました。ただ、進路選択に困っている時は相談にのりましたし、模試や英検など受験に有効なものを受けるよう勧めたり、大学についても調べて伝えたりしました。本人も、普段は親にあれこれ言われたくないものの、話したい時もあるようで、そういう機会には話し相手になっていましたね。
私自身が学生のころには何を迷い、何を選んだのか、自分が就いた職業についてどう思うか。それを踏まえて子どもにはどういう選択がよいと思うか、将来性も含めて話すようにしました。
その際に、親が自分の受験の時の感覚で気軽に話すと、「今の受験を何も知らないくせに」と聞く耳を持ってくれなくなるので、受験情報を話す時は、「今の状況」をかなり調べてから話すようにしましたよ。

中高の教育はお子さんの進路選択にどんな影響を与えましたか?

中高の教育はお子さんの進路選択にどんな影響を与えましたか?

Mママ

息子は、中高の先生に憧れて、高校の教員か、その専門科目の研究職に就きたいと考えるようになったようです。6年間も憧れの先生の授業を受けられるのは、「一貫教育ならでは」ですね。

Sママ

長男は、堅実な仕事に就きたいと言っています。長女は、職業はまだ考え中とのことですが、自分なりに前向きに考えているようです。次男は、銀行員や起業に興味があるそうです。
学校の友人関係から思考が身につくと思われるので、3人の子どもの性格だけでなく、中高の教育や環境の影響はあると思います。知らない職業は選ぶ余地はありませんし、縁が遠ければ選びにくいでしょう。そのため、同級生の進路選択に影響を受けることもあり、環境は大切だと思います。

Wママ

長男はまだはっきりと職業を決めていませんが、中高時代に友達と切磋琢磨できる恵まれた環境の中、折れずに本気で取り組む姿勢を身につけてきたので、「なんとなく働く」のではなく、「みんなが前向きで本気で取り組む環境で働きたい」と考えているようです。

Tママ

大学生の長女が就職活動中ですが、中高時代の教育の影響を強く受けており、「グローバルに活躍できる人材になりたい」と言っています。

Yママ

私学の伸び伸びとした環境で、自分なりに趣味を深め、その延長線上に学びたいことや自分のありたい姿を見出しているようです。「自分らしく生きる」という学校の教えが、考えを深める土台になっていると感じます。

Kママ

娘は学びたいことを基準に大学を選び、就職をあまり考えずに進学しましたが、今は大学で学んだことを活かせる職業や企業を考え始めたよう です。「やりたいことを突き詰めれば道は拓ける」と考えられるのは、中高で本人の希望を最優先に考えて進路指導をしていただき、満足できる大学進学ができたからだと思います。


編集部より

子どもの将来を考えるにあたって、中学・高校時代に受ける影響の大きさを改めて感じました。自分で進路選択をする力をつけるためにも、この時期の環境は大切ですね。

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