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中学受験★わが家のトホホな裏話

掲載日:2021年11月15日

中学受験家庭では、外からは見えない「わが家のできごと」が起こっているようです。今回は、先輩ママが体験した悩みや心配ごとと、受験にまつわる“トホホな裏話”をご紹介します。

【1】中学受験に反対していた主人が途中で賛成派に。それまでの夫婦の衝突は何だったのでしょうか


Nママ

私立共学進学校・中1女子のママ。パート勤務。
母と夫と女の子が1人の4人家族。


お子さんが受験生だった期間に、心配したことや悩んだことは何でしたか?

Nママ

小5の時、塾の宿題の量がそれまでの倍になり、半べそをかいて夜11時過ぎまで勉強するようになりました。塾の先生に相談して不得意な算数は問題数を絞り、なんとかこなすようにしましたが、小6になると間違えた問題を解き直しても「なんでわからないのかわからない」と言うようになり、算数が完全に苦手科目になってしまいました。

その悩みを解消するためにどんなことをしましたか?

Nママ

あの手この手で対策しましたがなかなか効果が出ず、小6の11月から、個別授業を週2回とって算数に集中させることにしました。ある程度効果を感じたので、「算数だけ低学年から個別授業をとっても良かったかもしれないな」と思いました。

模試などの成績についてはどんな気持ちで受け止めていましたか?

Nママ

低学年のころから成績の波は激しかったので、そこまで気にしていませんでした。ただ、誤答の解き直しがきちんとできていたかどうかは怪しく、小6の夏以降、模試や過去問を解く中で理解できていない単元がいくつもあることが発覚しました。慌てて書店に行き、苦手単元をまとめた解説書を購入したり、インターネットの解説動画を探したりしました。

受験や勉強のことで、お子さんと言い争いになったことはありますか?

Nママ

小5のころ、宿題の多さに不満だらけの娘に対し、「受験が嫌ならやめてもいいよ。ただし、やめるなら何かに本気で取り組みなさい」と言っていました。それが親子げんかに発展することもしばしば……。自分なりに一生懸命になれるものをもってほしくてついつい説教してしまうのですが、伝わっていたかどうかはわかりません。最終的に受験するかしないか、またどの学校を受験するかは、娘の意思を尊重しました。

受験について、ご夫婦でもめたことがあったそうですね。

Nママ

主人は、自分自身が塾に通わずに大学受験を乗り切った経験から、通塾はもちろん、中学受験にも反対でした。塾の費用は私が出し、「習いごととして通わせるのだから文句は言わせない」と押し切る私に対し、主人は「君の価値観を無理やり娘に押しつけている」と言い、何度も衝突していました。
ところが、そんな主人が途中から変わったのです。職場で先輩のお子さんが難関私立中学に合格した話を聞き、興味をもったようです。学校説明会に行ったり、中学受験の現状を調べたりするなど、娘の受験に積極的にかかわるようになりました。

後半のご主人の活躍が合格への後押しになったとのことでしたね。それまでのことは水に流されたのだと思いますが、ママのストレスはどのように解消していましたか?

Nママ

娘が塾に行っている時間を使ってスーパー銭湯に行き、湯に浸かっていました。コロナ禍で塾の自習室が使えなくなり、娘の塾の滞在時間が減って、あまりゆっくり入浴できなくなってしまいましたが……。

受験生時代に起きた、今だから笑えるエピソードがあればぜひ教えてください。

Nママ

ある学校の過去問を娘が解いたところ、算数の点数があまりに低くてびっくり。合格平均点が45点なのに、娘の点数は29点だったのです。そこで私も解いてみることに。すると、なんと27点(笑)。それ以来、娘に算数を教えることはやめました。
また、失敗談として、絶対合格と言われていた最初の受験校がまさかの不合格でした。そこから次の入試日までの8日間、娘の〝本気〟を初めて見ました。「不合格になってみないとわからないことがあるんだな」と思いましたね。本気を出した結果、その後の1月の受験はすべて合格しました。

不合格を経験したことがバネとなり、力を発揮されたのですね。お子さんの成績や親子関係で悩んでいる現在の受験生ママにアドバイスをお願いします。

Nママ

娘には、「世の中はそんなに甘くないよ。この先は試験だらけ。高校受験がなくても、大学受験や入社試験、入社後も昇進試験が何度もある。中学受験なんて〝試し〟みたいなもの。でも、人生初の試験に真剣に取り組みなさい」と言いました。中学受験を〝人生の経験〟と捉え、今後の人生につながるものと伝えるといいかもしれません。

【2】第一志望校の入試の日に限って 水分補給のための水筒を持たせるのを忘れてしまいました


Uママ

私立男子進学校・中1のママ。会社員。
夫と男の子2人の4人家族。


お子さんの受験生時代の心配や悩みはどんなことでしたか?

Uママ

小6のカリキュラムに入ったころに、新型コロナウイルスの影響で塾の授業がなくなり、受験勉強が続けられるのか心配しました。その後、授業の動画配信が始まりましたが、息子には学習内容が定着していなかったので、「受験してもどこにも受からないのではないか」と悩みましたね。

その悩みを解消するために行ったことはありますか?

Uママ

朝、勉強の習慣をつけさせることにしました。「朝の勉強が終わったら、ごほうびとしてゲームをしてもOK」というルールにしたら、息子はがんばって勉強するようになり、早起きもできるようになったので、一石二鳥でした。

ゲームをごほうびにしたことが効果的だったのですね。

Uママ

息子はゲームが何よりのストレス解消法だったようで、入試の前日までゲームをしていたんですよ。

お子さんの成績が伸び悩んだ時はどんな対応をされましたか?

Uママ

成績が思わしくない時も、息子はのんきにしていました。私だけが焦ってもしかたがないので、「本人の自覚ができるまでは、なるようにしかならない」と思うことにしました。

お子さんへの声がけなどで工夫したことはありますか?

Uママ

模試などの点数が悪かった時は、まずできている問題をほめ、できていないところを「後はここだけだね」と言うようにしました。「もう少しがんばれば、合格に近づく」という雰囲気を出すように心がけましたね。

感情をぶつけず、お子さんの気持ちを尊重されていたのですね。

Uママ

いつもやさしく対応できたわけではありません。実は、息子は模試や塾の授業をさぼったことがあり、その時はかなり怒りましたよ。模試を受ける意義や授業の大切さをひたすら説明しましたが、親の言葉ではあまり響きませんでした。そこで、塾の先生から言ってもらったところ、ようやく「これはまずい」と気づいたようです。

勉強以外のことでピンチはありましたか?

Uママ

小6の時は、コロナ禍で小学校での友達との交流が制限され、学校生活がつまらなくなってしまったようです。とくにトラブルなどがあったわけではありませんが、学校に行きたがらない日が何回かありました。その時思いついたのが、好きな本を持って行かせること。休み時間に読書して過ごせるように図書館で本を借りて学校に持たせたところ、スムーズに学校に通えるようになりました。

ママ自身のストレス解消法は何でしたか?

Uママ

ママ友達とランチに行くのが一番のストレス解消法なのですが、コロナ禍でできなくなってしまいました。代わりに、時々夫と外にお茶しに行きました。ほかには甘いものを食べたり、ウォーキングしたりするのも気分転換になったかな。

受験のためのお守りや縁起物を身につけたり、合格祈願などをされたりしましたか?

Uママ

本人は塾があったので、夫と2人で学問の神社に合格祈願に行きました。購入したお守りと合格鉛筆を息子は常に持っていましたね。また、塾の先生や友達が書いてくれた寄せ書きも、心の支えになっていたようです。

今だから笑える失敗エピソードはありますか?

Uママ

本命校の入試の日に、水筒を持たせるのを忘れてしまいました。

ママも緊張されていたのかもしれませんね。現在の受験生ママにアドバイスをお願いします。

Uママ

私はイライラした時は、子どもと物理的に距離をとり、ウインドウショッピングなどに出かけていました。そうすると、またやさしい気持ちで子どもに接することができたので、時々はそんなちょっとしたお出かけ(私は〝プチ家出〟と言っていました)をするのもおすすめです。

【3】受験票用の写真を 入試直前に撮影し直すことになってしまいました


Sママ

私立女子進学校・中1のママ。パート勤務。
夫と女の子2人の4人家族。


お子さんの受験生活は順調でしたか?

Sママ

娘は本格的に受験勉強を始めたのが小4の冬と少し遅く、塾の授業の遅れを取り戻すことや、膨大な宿題をこなすペースをつかむことに苦労しました。成績はなかなか上がらず、小6になっても第一志望校までは程遠いものでした。勉強時間の割に成績が伸びないのは、「覚えるべきところを覚えていない」「理解が浅くて次につながらない」など理由はわかっていましたが、本人がそれを自覚して勉強するようになるまでには時間がかかりましたね。

こうした悩みを解消するためにしたことや、反省点などがあれば教えてください。

Sママ

塾の面談で相談し、時間を計って勉強するなどのアドバイスをもらいました。ただ振り返ってみると、宿題に追われるだけではなく、理解できていないところを徹底的に教えて繰り返すことが必要だったと思います。もっと早い段階で、苦手克服に取り組むべきでした。

お子さんの成績が伸び悩んでいる時はどんな気持ちでしたか?

Sママ

「この成績で受験できるのか」と常に心配でしたし、ふるわない成績に正直腹が立つこともありました。でも本人は一生懸命勉強しているので、「どうにかなる」と信じて、できる限り見守るよう心がけました。ただ、小6の10月からは主人と私が勉強にかかわることに。理科や算数の苦手な項目ごとに集中して一緒に問題を解き、理解が不足しているところは何度も復習するようにしました。

お子さんと言い争いやけんかになったことはありますか?

Sママ

やるべきことをやっていなかったり、教えている時に理解しようとする態度がまったく見られなかったりした時は、娘に注意しました。娘は言い返してくるタイプではないのでけんかにはなりませんでしたが、反抗期でもあり、こちらが注意したことに対して反発心が見られることはありました。しょっちゅう起こっていたことなので私はさほど気にしていませんでしたが、嫌な雰囲気を引きずらないように、問題が解けたり、やる気を見せてがんばったりした時には、ほめるようにしました。

勉強や成績以外のことで悩んだことはありますか?

Sママ

習いごとのやめ時は少し悩みましたね。英語とピアノを習っていましたが、やめたら今までやったことを忘れてしまいそうなので、英語は小6の8月末まで、ピアノも小6の11月まで続けさせました。娘は勉強の合間にピアノを弾くこともあったので、気分転換になっていたのかもしれません。今から思うと、受験生活でも普段の生活を大きく変えなかったのは、ウチの場合は良かったように思います。

今だから笑えるエピソードはありますか?

Sママ

自宅で撮影した受験票用の写真のことですね。スーツに着替えさせ、髪の毛も整えて、時々しかかけないメガネは入試ではかけないと私が思い込み、「メガネなし」で撮影。プリントアウトして受験票を完成させました。ところが、入試数日前に念のため本人に確認したところ、「入試当日はメガネをかける」と言うのです。ネットで調べる と、「写真は入試当日と同じ状態で撮影したほうが良い」とあったので、再びスーツに着替えさせ、「メガネあり」で撮影し直しました。直前に慌ただしい思いをしましたが、モヤモヤしたまま当日を迎えずにすんで良かったです。

いろいろなことがあったのですね。現在の受験生ママにアドバイスをお願いします。

Sママ

志望校には程遠い成績が続き不安でしたが、受験は最後までわからないものだと実感しました。娘は模試の成績は伸び悩んだものの、過去問は思ったより点数が取れたこともあり、小6の後半は、出題傾向に合わせた勉強を意識しました。結果、第一志望校に合格。親は模試の成績に一喜一憂してしまいがちですが、あきらめない気持ちとポジティブな声がけで、お子さんを信じて乗り切ってください。


ライター りさママより

先輩ママのご家庭に起こったさまざまな“トホホ”なできごとをお聞きしました。保護者は、想定外のことが起きてもどんと受け止め、入試本番まで冷静にお子さんをサポートしてあげてください。

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