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やる気につながる保護者の言葉かけと態度

掲載日:2020年11月16日

秋も深まってきました。お子さんは意欲的に受験学習に取り組んでいますか? 「なかなかやる気を出さなくて……」と悩んでいる保護者もいらっしゃるかもしれません。お子さんのやる気は、保護者や周りの大人の言葉や態度に左右されることが多いもの。そこで先輩ママたちに、ご自身の言葉や態度についての反省点や、成功した経験をお聞きしました。ぜひ参考にして受験生のやる気を上手に引き出してください。

【1】他人との比較や一方的に怒ることは 反発を生み逆効果に

お子さんの受験生時代、対応に失敗したと思うことはありますか?

YMママ

なかなか勉強に取りかからなかったり、模試の結果が悪かったりした時などに、つい怒鳴ってしまっていました。そんなことをしても、息子は反抗するだけ。「こんな成績では○○中に入れないわよ。もう受験やめたら?」という言葉も発してしまいましたが、息子にはまったく響きませんでした。(中2男子のママ)

YKママ

娘の幼馴染みの男の子が優秀で、その子のママから勉強や成績の話を聞くたびに、わが子と比べて落ち込んでいました。その気持ちを自分の中でおさめておけば良かったのに、つい「○○くんは遅くまで塾に残って質問しているらしいよ」「休みの日も自習室に行っているんだって」と、責めるように娘に言ってしまいました。また、「そんなに勉強が嫌なら受験をやめれば?」「塾に○○万円も払ったのに」と、感情的な言葉をぶつけてしまったことも。娘は、すっかりやる気をなくして“ふて寝”していました。後で本人に聞いたところ、「一晩寝たら忘れたけれど、時々思い出してムカムカすることもあった」と言っていました。(中2女子のママ)

IKママ

6年生の途中でダラダラしていた時期があり、ある時答えの丸写しをしていたことが発覚し、私は怒り心頭。本人の目の前で塾に電話して「辞めます!」と言いました。さすがに「やりすぎたかな」と思っていたら、息子は泣きながら家を出て行ってしまいました。探しに行くと、近くの公園で発見。しばらく親子で頭を冷やし、落ち着きました。その後、塾の先生から電話をいただき、塾でも声をかけていただくようになり、塾を継続。このことをきっかけに親子で話し合い、受験することをしっかり確認しました。(中3男子ママ)

NAママ

入試直前、塾の先生も私も「上り調子だね」と言っていましたが、本人にその実感はなく、むしろ不調だったようで、「みんな何を言っているのだろう?」と思っていたそうです。モチベーションを上げるつもりが、プレッシャーになっていたのだと反省しました。(中3男子のママ)

SNママ

塾の定期テストのたびに「がんばって」と声をかけていましたが、しばらくして、娘から「自分なりにがんばっているので、あまり言われるとやる気がなくなる」と言われました。それから、わが家では「がんばれ」を禁句にしました。(中3女子のママ)

TMママ

模試の結果が思わしくない時、ため息をついてしまいました。それを見た娘は私に否定されたと思い、辛かったようです。(高1女子のママ)

ARママ

小5までは、「勉強は嫌だけど塾は好き」だった息子。「勉強をさぼっていたら『塾を辞めさせる!』とおどかすと、改心して勉強する」というパターンを繰り返していました。ところが小6になると、塾で長時間の授業が始まり宿題も多くなって、息子はやる気を喪失。その時はもう「塾を辞めさせる」というワードも効き目はなく、自分から「もう塾を辞める。中学受験もしない」と言い出してしまう状況でした。塾の先生に電話して、長時間にわたり息子と話をしてもらったところ、完全なやる気復活とまではいかずとも、気持ちを立て直し何とか受験勉強を続けることができました。(高3男子のママ)

KKママ

日課のテキストに取り組まなくなってしまった時、「ママだったら、こんなに良い環境を与えられたらもっと勉強するのに」と言っていました。でも、最近になって「あの言葉は嫌だった」と言われました。(高3女子のママ)

YSママ

勉強の計画をすべて親が立ててしまったことが反省点です。息子は受験には前向きでしたが、自分で計画する力がつかず、中学入学以降、引きずってしまいました。(高3男子のママ)

TMママ

模試の成績が下がった時、反省していない態度に激高し、「もう塾を辞めて受験も諦めなさい!」と言って、テキストをゴミ袋に入れて捨てたふりをしたことがあります(実際は捨てずに隠していました)。それを見た息子は慌てて「勉強する!」と謝ってきましたが、「やりすぎだったかな」と思っています。(高3男子のママ)

MMママ

模試のたびに、終わって出てきた息子に「どうだったの? できたの?」と矢継ぎ早に聞いていました。息子はとても嫌だったそうです。(私立中高卒業生男子のママ)

SSママ

小5の夏頃、塾のお友達の成績と比較してしまうことがありました。息子の偏差値や順位が下がると、「○○くんは何位だったの?」と、ついつい聞いてしまって……。息子は怒るというより、「なんでそんなことを言うんだよ」という表情でしたね。本人のモチベーションが下がったことに気づいたので私は素直に謝り、「今後はそういう発言はしない」と約束しました。(私立中高卒業生男子のママ)

ARママ

入試前日のことです。親子でナーバスになってしまい、「そんなことでは第一志望校に落ちるよ」と言ってしまい、娘は号泣。「落ちる」「辞める」「できない」といったネガティブな言葉は禁句にするべきでした。(私立中高卒業生女子のママ)

お子さんに自分の感情をぶつけてしまったことを反省しているお母さんが多いようです。わが子への対応は、皆さん手探りだったようですね。

【2】タイミングを逃さず 子どものがんばりを認めることがやる気につながる

「これは正解だった」と思う言葉や態度、行動はありますか?

KNママ

志望校の文化祭や説明会などには、すべて参加するようにしました。また、子どもに声をかける時は、「自分が息子だったらどんな言葉をかけてほしいかな」と考えて言葉を選ぶようにしました。今の学習内容は自分の頃とは違うことも多いので、子どもに教えてもらうスタンスで会話することが多かったですね。(中1男子のママ)

YMママ

模試の成績が上がったり、過去問の点が良かったりした時には、時期を逃さずほめました。「これなら受かるかもよ!」「意外にやるね!」などの言葉を添えて。良かったと思う行動は、子どもの前で、過去問のコピーをとりに何度もコンビニへ通ったこと。子どもに応援している姿を見せることができたと思います。それから志望校のホームページを頻繁にチェックして、「学食のランチがおいしそう」「いいなあ、私が通いたいくらい」と言ったのが、効果てきめんでした。(中2男子のママ)

YKママ

模試が終わった時に、「がんばったね」と言われるのがうれしかったようです。娘は「手応えがあった時もなかった時も、その一言が全部包み込んでくれた」と後に言っていました。また、ささやかなことですが、塾のお弁当のおかずや自習室へ行く時のおやつに好きなものを入れたりしました。塾の送り迎えの時に他愛のない会話をすることもうれしそうでしたね。(中2女子のママ)

KKママ

模試の結果が良いとやる気になるようでした。親の言葉としては「がんばっているね」とか、良い結果の時は「すごいね」が良かったようです。(中2男子のママ)

IKママ

「勉強はした分だけ結果につながる。いちばん正当に評価してくれるものだよ」という言葉かけです。私は息子に勉強を教えませんでしたが、資料の整理や計画表の作成などで協力しました。(中3男子のママ)

NAママ

勉強する時には、私も一緒に子どもと同じ問題を真剣に解きましたよ。子どもは私より早く解こうと必死になっていましたね。それから、効果があったかどうかはわかりませんが、「第一志望に受かったら○○のマカロンを買ってあげる」とよく言っていました(笑)。(中3男子のママ)

TMママ

普段の会話の中で、クイズ大会のように社会の問題を出して答えさせていました。上の子も中学受験をしているので、きょうだいで競うように答えていましたね。(高1女子のママ)

YSママ

塾の宿題やテストで間違えた問題は、すべて一緒に見直すようにしました。成績が悪いことを叱るより、どこができなかったのか、どうすれば良かったのかを一緒に考えることが大事だと思います。(高3男子のママ)

MMママ

テストの成績が良かった時には、大げさにほめました。それから、志望校には何度も一緒に足を運びました。部活動体験会で顔を覚えてくれた在校生に、「4月、待ってるよ」と言われたことで息子がやる気になったのは言うまでもなく、「入学したらお礼を言うんだ」と言ってがんばるようになりました。(私立中高卒業生男子のママ)

SSママ

「がんばれ」ではなく、「がんばっているね」という言葉。自分の努力を認めて応援してくれていると実感するようで、この言葉をかけると笑顔になりました。行動面では、受験勉強は孤独で自分がいちばん大変だと思いがちなので、私も一緒に“受験勉強”をすることに。私が宅建や漢検などの資格取得の勉強を始めたところ、親子で「受験に向けてがんばろう」という同志のような気持ちが生まれ、息子のモチベーション維持につながりました。(私立中高卒業生男子のママ)

ARママ

ノートに丸つけをする時に、かわいいイラストを添えてエールを送っていました。言葉だと白々しくなりますが、イラスト付きの文字は、すんなり受け入れてくれたようです。(私立中高卒業生女子のママ)

【3】子どもの気持ちを理解して 応援していることを伝えよう

お子さんの気持ちをくみ取ったうえでの言葉や態度が大切なのだとわかります。では、子どもがやる気になるために保護者は何をすればいいのか、受験生を持つ家庭にアドバイスをお願いします。

YMママ

「親がどれだけ真剣なのか」を子どもは測っていると思います。毎日少しでもいいので、計算や漢字、苦手な分野など学習することを決め、親がチェックするといいのでは。表面上は反発するかもしれませんが、親に見てもらえると、子どもは安心すると思います。(中2男子のママ)

YKママ

やる気を出させるために私は何もできませんでしたが、小6で塾の夏期特訓に参加した際、ほかの受験生から刺激を受けて何かを感じたようで、その後エンジンがかかったように思います。それまでは、やる気を見せない娘に対してイライラし、言い争いが絶えない時期もありました。当時の自分に、「もう少し大らかに、我慢強く待ってみよう」と言いたいです。子どもを信じることも大事かもしれませんね。(中2女子のママ)

KKママ

親子で志望校が一致せず、親が良いと思う学校の長所を言い続け、最終的には本人が決めて、その学校を志望校にしました。元々の本人の志望校ではなくなりましたが、今思うことは、「無理をさせても子どもが本来持っている力以上にはならないのでは」ということです。子どもの学習姿勢や成績などを見て、否定的な言葉を言ってしまうこともありましたが、それは時間のムダでした。親は口出しせず、本人のやる気と取り組みを応援するスタンスがいいのかもしれません。無理せず合格した学校なら、6年間楽しく充実した学校生活を送れると思うのです。(中2男子のママ)

IKママ

日々のテストや毎月のテストなど、小さい目標を設定し、一つずつクリアしていく達成感を与え、いっぱいほめてあげましょう。(中3男子のママ)

NAママ

親の役割は、環境を整えることだと思います。私は塾の資料を整理しやすくしたり、集中できる色の「青」を机の周りに取り入れたりしました。それ以外はプレッシャーを与えないように通常通り接するようにしました。(中3男子のママ)

KNママ

「受験するのは私ではなく子どもなのだから」と自分に言い聞かせ、息子の気持ちを尊重するようにしました。常に前向きな言葉だけを笑顔で言うようにしましたね。母は“女優”になることが求められます!(高1男子のママ)

ARママ

ほめて、ほめて、ほめまくることです(笑)。「塾に休まず行けてすごいね」「漢字が満点で成長したね」など、なんでもいいのでほめてあげてください。「子どもが思い通りにならないのは当たり前」と思うと心に余裕ができて、親子関係も煮詰まらないのではないでしょうか。(高3男子のママ)

MMママ

成績で一喜一憂するのは危険です。模試は穴を埋めるためのツールだと思うようにしましょう。受験する意欲があまり感じられない時、わが家は志望校のポスターやパンフレットを目につくところに置いて、「入学したら○○が思い切りできるね」と、気持ちが盛り上がるような言葉かけをしました。単純な男の子には有効でしたね(笑)。(高3男子のママ)

YSママ

受験する意味があまりわかっていなかった息子には、「中学入試に受からなければ3年後に高校受験をしなければならないけれど、中高一貫校に受かれば中学時代は好きなことに打ち込めるよ」という言葉が効果的でした。行きたい学校や、やりたいことが見つかれば、やる気は自ずとわいてくるはず。体験を通じて実感できる形で目標探しをすると良いと思います。学校見学をして、例えば運動など、好きなことができる学校を探すのもいいかもしれませんね。(私立中高卒業生男子のママ)

SSママ

「自分のために勉強するんだよ」と言ってもなかなか伝わりにくいので、「将来好きなことをしたければ、そのスタートラインに立てるように今勉強しよう!」と言いました。今年はコロナ禍で心配も多いと思いますが、母親はあまりオロオロせず、“肝っ玉母さん”のようにどっしりと構えてあげてほしいです。(私立中高卒業生男子のママ)

先輩ママたちには、中学受験から時間が経った今だからこそ、冷静に振り返って反省点や成功した体験談を語っていただけたのではないかと思います。お話の中には、「子どもと自分は別の人格」「保護者がしっかりと見ていることを子どもに実感させよう」「とにかくほめることが大事」など、たくさんのヒントがありました。やる気を出させることはもちろん、健康に留意して、力を出し切れるよう入試本番まで受験生を支えてあげてください。

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