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休校中の子どもの生活と保護者の気持ち

掲載日:2020年7月15日

昨年度末から新学期にかけての約3カ月間、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、多くの私学でも休校措置がとられました。休校中の学校の対応や子どもたちの過ごし方はどのようなものだったのでしょうか。
私学在校中のお子さんを持つママたちに、休校中の学習や生活についてアンケートを実施しました。

【1】休校期間中に出された課題はボリュームたっぷり!
工夫が見られる実技教科の課題も

休校期間中、私立中高からはどんな課題が出されましたか?

YKママ

春休みに入るまでは、課題はありませんでした。4月以降は教科ごとに教科書を読み、プリントの問題を解くなどの課題が出され、社会科は調べ学習、体育や音楽は動画を見ながら体を動かしたり、歌ったり。美術はマスクのデザインを考える課題も。(中2女子のママ)

YMママ

全教科で、教科書の指定範囲を読むことや問題集に取り組むこと、ほかに課題図書やプリント、論述などかなりの量の課題が出されました。(中2男子のママ)

NAママ

国・数・理・社・英のほか、美術や家庭科の課題もありました。家庭科の課題はマスク作りです。提出は学校再開後。質問は電話で受け付けるとのことでした。(中3男子のママ)

TMママ

予習のプリントが大量に配られました。課題に取り組んだら授業支援ツールを使って提出。オンラインで先生への質問タイムも設けられていました。(高1女子のママ)

YSママ

教材とICTの活用方法が郵送されたあと、ICTで配信。レポートや演習問題などのほか、「家事の手伝いをする」という課題もありました。(高3男子のママ)

KKママ

高1の時に全員がタブレットを購入していたので、ICT環境は整っていました。休校になると、授業解説プリントがアップロードされ、各自で取り組むようにとの指導がありました。対応は速かったです。(高3女子のママ)

AKママ

教科によってさまざまです。問題集の範囲を指定されて、登校時に提出するように指示があったり、受験勉強の参考としてやっておくと良いことを勧められたり。とくに何も言われない教科もありました。(高3男子のママ)

連絡手段や提出方法はさまざまですが、多くの学校で、家庭で取り組む学習内容が提示されたようです。

【2】ICTを活用したオンラインのホームルームや授業など学校では新しい試みが

新学期の授業や行事など、学校の対応はどのようなものでしたか?

KSママ

入学式は生徒と保護者参加で実施されました。一度でも先生やクラスメートの顔を直接見られたことで、本人のモチベーションは高まったようです。そのほかの行事はすべて中止に。授業は一方通行の動画配信授業です。(中1男子のママ)

TNママ

学校のホームページに課題がアップされ、5教科以外に美術、技術、音楽、保健体育の課題も出されました。また、連休明けからのオンライン授業配信に向けた準備アンケートなども。中1の時のクラスでオンラインのアプリを使ったホームルームが行われ、クラスの友達と久々に顔を合わせていました。(中2男子のママ)

YMママ

毎日ではありませんが、授業支援ツールを介して授業が配信されました。教科によっては動画サイトでの映像授業も。ノートをとって撮影し、先生に送る教科もあったようです。確認テストも授業支援ツールで行われました。(中2男子のママ)

YKママ

毎週月曜日に1週間分の課題が出されるので、学校のサイトにある専用のページにアクセスして、プリントアウトして取り組みます。5月上旬から一部の教科で解説動画が始まりました。各教科の先生が板書を使って説明するもので、質問用フォームから随時質問を送れるようになっていました。(中2女子のママ)

SNママ

新学期の行事は延期または中止になり、連休明けからオンライン授業がオンデマンドで開始されました。そのほか課題は、ICTからダウンロードして取り組みました。(中3女子のママ)

TMママ

授業支援ツールを活用して、先生と生徒の個人面談や全学年でのミーティングがありました。高校の入学式は4月に生徒と保護者1名のみの参加で、時間短縮のうえ実施。教室に分散し、モニターを使って行われました。(高1女子のママ)

KKママ

新しいクラスの発表や時間割は、メールで配信されました。始業式や授業は動画サイトで。担任の先生とはビデオ通話ツールを使ってのコミュニケーションです。(高3女子のママ)

AKママ

5月になるまでは対面授業に代わるものはなし。GW明けに入学式や始業式が映像を介して行われ、映像授業も始まりました。(高3男子のママ)

TMママ

オンラインミーティングアプリを使ったホームルームがありました。息子は部屋に閉じこもって参加していましたが、久しぶりに笑い声が聞こえてきて、「早く学校に行かせてあげたい」と思いました。(高3男子のママ)

YMママ

新学年の教科書が郵送され、指定された範囲の予習と、問題に取り組むよう授業支援ツールを通して指示がありました。5月の中旬頃からは、映像での授業とホームルームが始まりました。(高3男子のママ)

SKママ

休校中の時間割があり、それに沿って各自が家で行う形です。すでに学校で購入していたタブレットを使い、授業支援ツールを介した指示に従って学習します。体育は、散歩をしたり家でダンスをしたり、テニスのフォームを覚えるなどの指示が出ていたようです。新学期の行事はすべて中止。動画で校長先生が新学期のあいさつをされ、その中で担任の先生の名前が発表されましたが、休校が終わるまで担任の先生の顔はわからない状態でした。(高3女子のママ)

各校で、模索しながらもオンライン授業など新しい取り組みが始まったことがわかります。

【3】生活リズムの乱れや運動不足、ストレスなど
気がかりは多い家庭での対処は?

休校中のお子さんの生活面で気をつけたことは何ですか? 

KSママ

とくにありません。規則正しい生活を送らせたいと思いましたが、あまり神経質になると親自身がストレスを抱えてしまうので。学校から時間割が与えられ、動画配信に合わせることで、ある程度生活リズムが作られました。(中1男子のママ)

TNママ

睡眠と栄養には気を遣いました。起床時間は少し遅めでしたが、十分な睡眠で免疫力をアップさせたいと思い、寝かせていました。起きたらスムージーを飲ませ、ビタミン補給と時々日光浴を。学校から縄跳びの課題が出されており、親子でやったりしました。毎日同時刻に検温も。平熱を知ることから始めました。(中2男子のママ)

YKママ

生活リズムは普段と変わらないようにとは思いつつも、普段から寝不足気味なので、少しだけゆっくり寝ていてもいいことにしました。一度、学校と同じように時間割通りに勉強してみようと試してみましたが、すぐに挫折。娘は、ひとつのことにじっくりと取り組むタイプなので、家にいながら“細切れ時間”で動くことは苦痛だったようです。私も強制はしませんでした。(中2女子のママ)

YMママ

春休み中はダラダラさせてしまいました。4月から毎朝体温などの健康チェックとミニテストの提出、Web会議システムを使ったホームルームが始まり、先生から課題や諸注意の連絡もくるようになって、生活リズムは整っていきました。親が言ってもなかなか聞いてくれませんでしたが、学校のおかげで助かりました。(中2男子のママ)

KKママ

あまりストレスを与えないように、本人が「起こしてほしい」と言う時だけ声をかけました。学校から当日の健康状態や与えられた課題を決まった時間にアップする指示があったので、規則正しい生活習慣につながりました。(中3男子のママ)

SKママ

学校から毎朝の検温や味覚などのチェックシートが渡されていました。生活リズムに関しては何もしていません。私の仕事が通常通りの出勤だったので、気にしていられなかったです。(高3女子のママ)

TMママ

最初のうちは、生活リズムが狂わないようにと朝起こしていましたが、息子は以前から試験前は深夜に勉強するタイプで、徐々に昼夜逆転の生活に。「そのほうが勉強に集中できるならいいか」と、見守っていました。(高3男子のママ)

息抜きや運動不足の解消、親子でストレス発散のためにしたことはありますか?

KKママ

息子は、読書やゲームをしたり、何日かおきに散歩をしたりしていましたね。私はオンラインでヨガのレッスンを受けていました。双方向でリアルタイムのほうがやる気も出て、続くことを実感しました。子どもの学習と一緒ですね。(中3男子のママ)

NAママ

親子で“スマホカラオケ"をして点数を競い合ったり、ゲームをしたりしてストレスを発散!(中3男子のママ)

KNママ

運動ゲームで毎日体を動かしていました。でも、運動部の活動量にはほど遠いものでしたね。(高1男子のママ)

AKママ

スマホでアニメを見たり、ライトノベルを読んだりする時間が大幅に増えましたが、勉強以外にすることもないので大目に見ていました。私は家の片づけや大掃除といった、今までやろうと思っていたことができて“プチ達成感"が得られました。(高3男子のママ)

IMママ

親子そろってホラー映画が好きなので一緒にテレビで見たりしました。(高3男子のママ)

SKママ

娘はゲームをする、動画を見る、お菓子を食べるなど、普段と変わりなし。私も毎日通勤していたので、とくに変わりません。ただ、SNSで友達にグチを言うことが増えました。(高3女子のママ)

TMママ

学校の仲間との“オンライン筋トレ”です。腕立て伏せの対決などをして楽しそうでした。息子に頼まれて10キロのダンベルをネットで購入。筋肉をつけて自慢したかったようですが、体育祭も中止になり、披露する場がなくなってしまい、落ち込んでいました。(高3男子のママ)

学校からの指示で、生活リズムが保てたケースも多そうです。また、親子とも、ある程度上手にストレス発散ができていたようですね。

【4】学習の遅れや健康面は心配だけど
自宅で会話する時間が増え親子関係は良好に

休校中、どのようなことが心配でしたか? 親子関係に変化はありましたか?

KSママ

自立心が育つべき時期に家庭で過ごす時間の長いことが心配でした。“子ども返り”したように甘えてきたり、できることを自分でやらなくなったり。入学してすぐ休校になってしまったので、友達づくりの機会もなく……。親への依存度が心配になりました。(中1男子のママ)

KNママ

入学説明会以降登校できなかったので、本当に中学校に入学できたのか実感が持てず、気持ちは“小学7年生状 態"でした。(中1男子のママ)

YKママ

学習面が最も心配です。本当にこれで身についているのか、ほかの子はもっとがんばっているのではないかという不安が常にありました。でも、娘は独学でよくがんばりました。自主的に机に向かうようになり、「勉強しなさい」と叱る頻度も激減。おかげで親子関係はとても良好です。(中2女子のママ)

YMママ

いちばん不安なのは学習の遅れ。授業の進め方など、学校も手探り状態でしたね。ただ、先生方が努力してくれていることは伝わってきました。(中2男子のママ)

TNママ

ずっと自宅にいて日光にも当たらず、運動不足で、成長期の男の子が大丈夫なのだろうか……と健康面が不安でした。でも、家事を分担してくれたり、家族で時間をたくさん共有できたりしたので、ありがたくも感じました。(中2男子のママ)

IKママ

ほかの私立学校に比べると宿題の量が少なく、オンライン授業も始まるのが遅くて、学習の遅れが心配でした。学校が始まったら一気に休校期間の差が出てくるのではないかと気がかりです。(中3男子のママ)

KKママ

生活リズムの乱れは心配でしたが、学校の課題などがあり、大きくは崩れずに済みました。家事を手伝うことが増え、時間にゆとりがあるためか、親子で穏やかに会話をする機会が増えましたね。(中3男子のママ)

SNママ

ゲームばかりするのではないかと心配でしたが、適度に抑えていました。私のストレスがたまって爆発しそうになると、先回りして手伝いをし、家事の中から決まった仕事を分担してくれるようになりました。(中3女子のママ)

TMママ

中学から高校への切り替えのタイミングだったので、勉強面が心配でした。学校の面倒見が良いので、課題の提出状況などをチェックしてもらえるのは良かったです。(高1女子のママ)

YSママ

学力面が心配です。オンライン授業や課題があるといっても、登校して学習するほうが密度の濃い学習ができるので。学校行事が今後どうなるかも気がかりです。親子関係はとくに変化ありません。親がテレワークで在宅だったため、話す機会が多少増えました。(高3男子のママ)

KKママ

娘は受験生なので、学習に対するモチベーションの維持が心配。切磋琢磨する仲間と顔を合わせられないのが辛そうでした。ただ、今までは帰宅時間が遅く、家にいても慌ただしい毎日でしたが、親子でゆっくり会話をしたり、一緒に料理をしたりする時間ができ、お互いにやさしく接することができました。(高3女子のママ)

先輩ママたちからは、学力についての心配が多く聞かれる一方で、「ゆとりある時間が親子関係に良い影響をもたらした」という声もたくさんありました。

【5】学校によって対応のスピードはさまざま
不安はあるけれど得るものもあった休校生活

今回の休校措置で感じたことを、率直にお聞かせください。

YMママ

子どもが勉強で理解できていない部分が発見できて良かったです。先生の映像授業が意外に面白く、私も一緒に見ていました。(中2男子のママ)

YKママ

学校の対応がもどかしく、比べても仕方がないとは思いつつ、他校の双方向のオンライン授業の話などを聞くと、うらやましく思ってしまいます。ただ、本来なら部活動に友達関係にと、忙しい年頃の娘とこんなに密に過ごす時間は、一生のうちで最後かもしれません。この先、社会が直面する試練の大きさを思うと不安でなりませんが、この自粛期間を無事に平穏に過ごせたことを心の支えに、乗り越えたいと思います。(中2女子のママ)

KKママ

部活動や勉強に追われ、顔を合わせることも少なくなりがちな中3という時期なのに、時間のゆとりを持てたことで親子がぶつかることが少なかったですね。とくに中高一貫校の中3生は高校受験がないことで、休校に対する不安やストレスが親子ともに少なくて済んだと思います。(中3男子のママ)

SNママ

ほかの学校では早々にオンライン授業が始まったことをネットの掲示板で知り、娘の学校では何もアクションが起こらないことに焦りました。でも、娘の友達から、1日6時間オンライン授業で平常通りに勉強を続けている話を聞いて、それはそれで大変そうだと感じました。(中3女子のママ)

IKママ

勉強面も心配ですが、それよりも部活動やいろいろな行事ができなくなったことが残念です。できることならもう一度初めから中3をやってもらいたいです。(中3男子のママ)

TNママ

中学の卒業式は生徒のみ、高校の入学式はオンライン。運動会、文化祭、海外研修など、そのために努力してきたことや楽しみが奪われていくなか、「仕方ない」と冷静な息子。みんな同じ状況だとわかっていても、青春真っただ中の子どもたちの3カ月は、大人の3カ月とは失ったものが違うのだろうと切なく思います。「どうかこれ以上状況が悪化することなく、いつもの生活が送れますように」と祈るばかりです。(高1男子のママ)

YSママ

学校の宿題で家事をすることになり、家の掃除や皿洗いなど、普段やらないことをする機会ができたのは良かったです。ただ、まとまった時間を活用してできることを、もっと積極的に考えて実践してほしかったです。(高3男子のママ)

KKママ

これまでは、親子で一緒にゆっくりと食事をとる時間もなく、同じ家にいてもお互いに違うことを考えてすれ違っていましたが、向き合う時間ができた気がします。時間のゆとりができ、家族全員が穏やかになったようにも思います。子どもが大学に進学して家を出ていく前の貴重な時間となりました。下の子も別の私学に通っていますが、学校によって対応のスピードがまったく違うと感じました。上の子の学校はとにかく対応も連絡も速くて、不安を感じることはあまりなかったです。(高3女子のママ)

SKママ

休校措置によって感染拡大が収まるという効果もあると思うので、この生活も仕方がないことだったと割り切っています。また、今はインターネットという素晴らしいものがあり、離れている人と交流ができますし、勉強もメールやLINEで質問が可能なので、ありがたかったですね。(高3女子のママ)

TMママ

私学に通わせていて良かったと思います。学校の対応の速さもそうですし、息子は仲間に支えられてステイホーム期間を乗り越えられました。本人は「学校に行けなくて辛い。この期間をなかったことにして、高3の初めから行事もすべてやらせてほしい」と言っていました。「本当に学校が大好きなんだな。この学校に入学させて良かったな」と、涙が出ました。(高3男子のママ)

アンケートからは、休校期間の生活について多くのことが読み取れました。ICTの活用を進めてきた学校も導入したばかりの学校も、さまざまな取り組みを試みたようです。お子さんたちそれぞれが状況を理解し、家庭で前向きに学習していたこともわかりました。そしてママたちは、学習面や生活面でお子さんを支えながら、親子の時間を大切に過ごされたようです。自宅で過ごした長い時間は、親子の心にゆとりをもたらしたと言えるのかもしれません。

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