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入試本番から入学式まで 中学受験が生むドラマ

掲載日:2020年1月15日

いよいよ入試本番ですね。入試が終わると合格発表、そして入学手続きへ。最後の小学校生活と卒業式、春休みと続き、進学する中学校の説明会もあるでしょう。先輩ママたちは、入試期間から入学までの日々をどのように過ごしたのでしょうか。

今月の先輩ママたち

Nママ

私立男子進学校中3の兄と、公立小学校6年生の弟のママ。

Kママ

私立女子進学校に通う中1のママ。

Cママ

私立男子進学校中1の兄と、公立小学校3年生の弟のママ。

【1】普段通りを心がけた入試当日

入試日は調節できる服装で寒さと暖房対策を

入試前日は、どのように過ごされましたか?

Kママ

ふだん通り学校に行き、その後塾の出発式がありました。帰宅後、夜10時には就寝しましたね。とくに変わったことはせず、いつものように過ごしていました。夕食は消化の良いメニューにしました。

Cママ

ウチは入試前日に小学校を休み、家で勉強していました。前日はあまり勉強の手を広げないほうがいいと塾から言われていたので、暗記カードの確認をしたり、時事問題対策でニュースを見たりするぐらいでした。比較的のんびり過ごし、夕方5時頃から翌日の準備をしてお風呂に入り、早めに夕食を食べて、8時に寝るようにしました。

準備で工夫したことはありますか?

Cママ

忘れ物がないように、持ち物はすべてリビングに置いておきました。また、着るものを間違えないように、衣類もリビングに準備しました。服装選びは考えましたね。外は寒いですが、試験会場は暖房が効いて暑いかもしれません。けっきょく、肌着に長袖シャツ、パーカーを着せて、下はジーンズ。ジーンズは中がフリースになっているものにするか迷いましたが、暑いと眠くなると思い、普通のものにしました。上着はダウンジャケットで、マフラーや手袋も用意。息子の時は、雪の日の試験はありませんでしたが、スノーブーツなど、事前に雪の日用の準備もしておきました。

Kママ

服装は調節できるものにしました。ウチも暖かいズボンを用意していましたが、直前になって暑くなりすぎることを心配し、ジーンズと、少し厚手の靴下にしました。また、足首を温めるのが良いと聞いたので、使い捨てカイロを入れられる足首ウォーマーをつけて行かせました。

当日の朝食は、どのようなメニューでしたか?

Cママ

おむすびとみそ汁にヨーグルトなど、軽めのメニューだったと思います。入試期間中は、夕食も含めてメニューを考える時間を節約するため、前もって数日分の献立を決めて、買い出しもしておきました。

Kママ

入試日は毎回同じ朝食メニューにしました。おむすびと豚汁、ウインナーと卵焼き、そしてオクラのおひたしです。この中にいくつか縁起をかついだものがあるんです(笑)。おむすびは「実を結ぶ」、ウインナーは「勝者」、オクラは五角形と「合格」をかけて。食べ慣れているものばかりですが、本人の気持ちの負担にならない程度のげんかつぎをしました(笑)。

入試会場は食べ物や飲み物を持って行きましたか?

Cママ

温かいお茶を水筒に入れ、おやつも持たせました。ひと口サイズのゼリーやキャラメル、小さいバウムクーヘンやパウンドケーキなど、日によって内容を変えて入れておくと、「休憩時間の楽しみだ」と喜んでいました。

Kママ

ウチはお茶と、おやつは“キットカット”にしました。私はげんかつぎが好きなので(笑)。持ち物も、サクラの形の鉛筆を1本買い、それを真ん中にして10本ぐらいの鉛筆を輪ゴムで束ねて持って行かせました。実際にはサクラ型の鉛筆は使いませんでしたが、お守り代わりとして。
お守りと言えば、娘は小学校の友達にもらった手作りのお守りを持って行きました。休み時間にそれを握りしめて心を落ち着けていたそうです。

試験会場に向かう時の子どもとの会話はどのようなものでしたか?

Nママ

途中までは私が通勤しているルートだったので、「いつもお母さんはこんなに混んだ電車に乗って通勤しているんだよ」などと、緊張させないように何気ない会話をしていました。できるだけ平常心でいてほしいと思っていましたね。

Cママ

塾の先生から、「落ち着いて問題文をじっくり読むように」と言われていたので、「読み違い、思い込みをしないように」と、おまじないのように言い続けていました。あとは、「そのまま力を出せれば大丈夫だよ」と言って送り出しました。

Kママ

娘は思っていたより落ち着いていたので、「いつも通りでね」と言うぐらいで、あまり刺激するような言葉は言わないようにしました。入試会場には塾の先生が激励に来てくださると聞いていたので、入試会場に向かいながら「どの先生に会えるかな」と話していました。知っている先生がいるととてもうれしそうで、勇気づけられたようです。

Nママ

受験生が少ない学校を受けた時も、塾の先生が来て握手をしてくださいました。「いつもの君なら大丈夫だよ」と言って励ましてくださると、息子は笑顔になり、軽やかな足取りで試験会場に入ってきました。

塾の先生の激励は、受験生にとって大きな励みになるようですね。

【2】入試の待ち時間 保護者はどう過ごす?

保護者控え室の様子は学校によって特色が

お子さんが入試を受けている間、お母さんはどこで待っていましたか?

Nママ

試験を受けるのは本人ですから、「私が学校にいて祈っていても仕方がないな」と思い、デパートに行って時間をつぶしていましたね(笑)。

Cママ

私は保護者控え室で本を読んでいました。一緒に行った主人はパソコンを持ち込んで仕事をしたり、学校周辺を散歩して、神社にお参りしたりしていたみたいです。

一緒に行かれたのに、ご夫婦は別行動だったのですか?

Cママ

もし試験中に具合が悪くなったら、保護者に呼び出しがあると聞いていたので、私は一応校内で待機していました。実際に、呼び出されている方がいましたね。

Kママ

私は仕事を持って行き、校内の保護者控え室で過ごしました。最初に受験した学校の控え室がとても寒くて、何も対策をしていなかったため、缶コーヒーで暖をとりました。1時間ごとに買いに行き、合計3本買いましたね。次の受験校からは暖かくして行きましたが、今度は控え室が教室の中だったので、逆に暑くなってしまいました(苦笑)。

Cママ

寒い学校はありましたね。ひざかけや使い捨てカイロなどを持って行きましたが、それでも足りませんでした。驚いたのは、保護者控え室でお茶やコーヒーを出してくれる学校があったことです。無料の飲み物のほか、軽食も販売していました。

Nママ

息子が受けた学校でも、飲み物の提供がありました。お客さん扱いされているようで、「私立の受験ってこういうものなの?」と驚きました。

Kママ

待ち時間に説明会を開催する学校がありました。学校の長所を、先生が熱意を持って説明してくださったので、「良い学校だな」と認識を新たにしたのを覚えています。

【3】終わった試験のことはしつこく聞かない

入試を終えた後は ねぎらいの言葉をかけて

入試が終わってお子さんが試験会場から出てきた時は、どのような会話をされましたか?

Kママ

娘は「わりとできたよ」と言っていました。本人としては力を出しきったようで、それを信じていました。

Cママ

いつも淡々としている子で、試験後も何ごともなかったような顔をして「お腹がすいたな」と言うぐらい。私が「どうだった?」と聞くと、「大丈夫じゃない?」と言っていました。気になりましたが、それ以上は問い詰めないようにしました。

Nママ

本人が試験会場から出てきた時にニコっと笑ったので、「あ、大丈夫かな」という気持ちになりました。もちろん結果を見るまでは安心できませんが。本人には「お疲れさま」とだけ言いました。

合格発表について、印象に残っていることはありますか?

Cママ

第一志望校の合格発表は掲示だったので、主人に見に行ってもらいました。その翌日も別の学校の受験があり、そこはしっかり対策をしたこともあって、第一志望校の合否に関わらず受けようと決めていました。ですから、その日の結果は本人に伝えないつもりでした。ところが、どういうわけか伝えることになってしまいました。主人の帰宅後に第一志望校の合格を知ることになるのですが、本人はとくに大喜びもしませんでしたね……。

それはなぜですか?

Cママ

主人の知らせ方に問題があったのです。すぐに結果を言ってくれれば「やったー」と盛り上がれたのに、なぜか主人は帰宅後に何も言わず、合格発表会場で撮ってきた写真をテレビの画面で見せるという“つまらない演出”を始めたのです。主人がテレビにセッティングしている間、家族全員正座で待機。「では、今から見ます」と言って、主人はおもむろに画像を見せ始めました。「写真を見る」と言われた段階で、もう合格だと予想がつくじゃないですか。ですから合格がわかる画面を見た時には、全員シーンとしていましたね。本人も、「良かったね」と他人事のように言うだけ。私は、合格したら息子とハイタッチをしたかったのに、それもできず不完全燃焼でした。「この数年間の努力は何だったのだろう」と思いましたよ(苦笑)。

ご主人は喜ばせようと思ったのでしょうね。

Cママ

そうなんですかね。まったく意図がわかりません(笑)。翌日すべての入試が終わって、帰りの電車の中でようやく息子は笑顔になりました。救われたのは、「昨日、合格を知って良かった。おかげで今日の試験はリラックスして受けられた」という息子の言葉でした。

Nママ

合格はネットで確認できましたが、翌日、掲示発表もされるので学校に行きました。その日は、めずらしく主人も一緒に。受験に関して主人はほとんど何もしていないのに、息子の合格がうれしかったのでしょうね。掲示を見た後、書類をもらいに校舎に行くと、校長先生が合格証を手渡してくださいました。すると、なぜか本人と校長先生と主人の3人の写真を私が撮ることに。いちばんうれしそうな顔をしていたのが主人でした(笑)。

【4】大きなドラマが生まれる中学入試

Kママ

実力相応校のA校の合格発表では、家族3人で掲示を見に行き、受験番号を見つけて大変盛り上がりました。娘は飛び上がって喜んでいましたね(笑)。一方、憧れ校のB校は不合格で、その時は涙を浮かべていました。でも、A校に進学すると気持ちを固め、入学ガイダンスに出て制服の採寸をし、学用品なども購入して入学を心待ちにしていました。そんな矢先に、B校から電話があったのです。

憧れ校として受験した学校からの電話ですね。

Kママ

はい。なんと“繰り上げ合格”の連絡でした。できれば当日中に入学するかどうかを決めてほしいというお話でした。主人は会社、娘は学校。どうしようと思いながら、私は小学校へ走り、休み時間に娘に告げました。すると娘は、その場で大泣き。「どうしたらいいかわからない」と言って……。まだ授業もあるのでひとまず私は帰宅し、娘の帰りを待ちました。

お嬢さんはその後、小学校でどうされたのでしょう。

Kママ

帰宅してから聞いたのですが、娘はその後ずっと泣いて教室に戻れなくなり、保健室で過ごしたそうです。そして、「憧れ校に入学できるせっかくの機会を与えてもらったのだから、やはり行きたい」と、娘は自分でB校への進学を決めました。担任の先生が話を聞いて、娘の気持ちを後押ししてくれたそうです。
主人は仕事が多忙だったようで、その日に限ってLINEも電話もつながらず、けっきょく相談なしにB校に電話をして入学する意志を伝え、翌日手続きに行きました。

激動の一日でしたね

Kママ

私も本当に悩みました。繰り上げ合格だと、成績が下のほうからのスタートになってしまうことも心配でした。A校の入学金は戻らず、購入したものはすべて返品となりますし。何より大変だったのは、娘の気持ちです。A校には一緒に入学する予定だった友達もいて、気持ちを引き留めるものがあったと思うのです。

複雑な感情があったのですね。ご主人の許可なく決めたことは、問題ありませんでしたか?

Kママ

B校への思い入れがいちばん強かったのが主人だったので、娘の決断を尊重すると思っていました。事後報告になりましたが、やはりとても喜んでいましたね。

【5】感無量の気持ちで入学式に出席

入学式を迎えて わが子の晴れ姿に感動!

受験後は、どのように過ごされましたか?

Cママ

入試が終わったら、とたんに勉強しなくなりました(笑)。中学のガイダンスで、「入学までのんびり過ごしてください」と言われたので、私も見守ることに。友達と遊んだり好きな本を読んだりと、小学生らしい生活をしていましたね。しばらく勉強しない期間を経て、中学に入ったら気持ちを切り変えてという形に持っていけたのではないかな。

Kママ

ウチも入試終了後は、毎日友達と約束して遊び回っていました。英語の勉強を少ししたくらいです。

Nママ

息子の学校も宿題がなく、ゲーム三昧でしたね。あとは所属していた地域のスポーツチームの練習に行っていました。息子は、「自分は第一志望校に合格したけれど、友達の中には第二、第三志望の学校へ行くことになった子もいるから、あまりはしゃがないようにしよう」と思っているようでした。

人の気持ちを考えられて立派ですね。皆さん、入学式を迎えた時にはどんなお気持ちでしたか?

Kママ

主人が「娘にはこの学校の制服がよく似合う。この学校に入って良かった」と満足気でした。本当に親バカで(笑)。

Cママ

これまでの努力が報われたという気持ちで感慨深かったです。進学したのは小4の時に初めて見に行った学校で、その時からの志望校でした。その学校に入学できたことが信じられないような気持ちでしたね。本人は意外に淡々として、もとからこの学校にいるような顔をしていましたが(笑)。

Nママ

夫婦そろって行きました。学校の正門には、「入学式」と書かれた看板の横に新入生家族が写真を撮るための長い列ができていて、ウチも並んで記念写真を撮りました。私は男子校の学生服に憧れていて、息子の姿を見て、「まだブカブカだけど、よく似合うな」と思いながら見ていました(笑)。

入学式の日から私学での学校生活が始まり、お子さんたちも楽しく充実した日々を送っている様子です。これから受験を迎えるご家族も、入試の日から入学式までの日々を、一度シミュレーションしてみてはいかがでしょうか。

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