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中学受験と私学にかかる費用をどう考える?

掲載日:2019年10月11日

私立中学に通うには入学金や学費がかかりますし、受験料や受験準備にかかる費用も少なくありません。それでも私立中学受験をするのはなぜなのでしょう。先輩ママに、中学受験と私学にかかるお金について、お話をうかがいました。

今月の先輩ママたち

Aママ

私立女子進学校を卒業した大学4年生の姉と、私立男子進学校高2の弟のママ。

Yママ

私立大学付属校高2の兄と、同じ学校の中1の弟のママ。

Kママ

私立男子進学校中3の兄と、公立小学校小6の弟のママ。

Sママ

私立女子進学校に通う中2のママ。

Iママ

私立男子進学校に通う中2のママ。

【1】塾の費用以外に交通費や食事代なども

勉強が好きでいられた塾での学びに感謝

それぞれお子さんが通われた塾では、どのくらいの費用がかかりましたか?

Aママ

塾に通った期間は、上の子が2年間、下の子が3年間でした。3年間通った場合の通塾費用は、総額で200万円以上になりましたね。

Sママ

4年生の途中から塾に行き始めた娘の場合は、トータルで230万円ぐらいでした。

Yママ

ウチも総額は同じくらいです。上の子が6年生の時、特別講座などを受講しすぎて過去問を解く時間を捻出するのが大変だったので、下の子の時には基本の授業だけにし、費用も少し減りました。

Iママ

授業料は月ごとの支払いでしたが、夏期講習など休みの時の講座などは、一括で数十万円引き落としがあって大変でした。通塾は2年間でしたが、200万円以上かかりましたね。

Kママ

息子たちは、2人とも小1から塾に通いました。3年生までは、1教科あたり月に5千円ぐらいで、費用はほかの習い事とそれほど変わらなかったです。4年生からは徐々に上がっていき、最後の3年間で、やはり200万円を超えました。

塾の費用について、どのようにお考えですか?

Kママ

息子が小3の時に、小学校の先生が厳しくて学校に行きたがらない時期がありました。でも、塾では息子の性格をよく把握してやさしく指導してくださっていたので、息子は勉強を嫌いにならずに済みました。塾に行っていなければ、勉強も学校も嫌いになっていたと思うので、塾には感謝しています。直接受験に関することだけでなく、授業料を払った価値は十分ありました。

塾代以外にも、受験準備のためにいろいろな費用がかかったと思います。

Aママ

塾や模試に行くための交通費や、模試での食事代、私立中学校の文化祭などで遊ぶための費用など、細かいお金も積もり積もってけっこうな額になっているでしょうね。

Sママ

夏期講習で少し遠い教室に通った時には、電車代やお弁当代もかかりました。最初のうちは送り迎えをしていたので、私の交通費も必要です。忘れ物を届けた時には1日3往復もして、お金だけでなく労力も使いました。

入試に関わるものでは、どんな出費がありましたか?

Aママ

通う予定のない1月校を受験したり、2月校はダブル出願をしたりしたので、受験料はそれなりにかかりました。でも、それは安心料として必要だったと思います。入学金は、納入期限をよく調べて入試日程を組んだので、無駄にならずに済みました。

Sママ

出願したのは5校分です。念のため、後半日程の学校も入試が始まる前に出願しておきました。早い入試日程の学校に合格したら受ける必要のない学校もありましたが、インターネット出願だったので、急いで出願して万一ネットがつながりにくかったら困りますし、本命校の結果がわかってから出願すると、動揺してミスしたりするのも心配だったので……。

Iママ

ウチは、出願が間に合う場合は、第一志望校の合格発表を見てから出願すればいいと構えていました。

出願の仕方も、ご家庭によって違いがあるのですね。

【2】意外に差がある私学の校納金

通塾にかかる費用は私学に通える目安に!?

受験をして合格すると、入学手続きで入学金などの払い込みをすることになりますね。

Sママ

合格通知とともに入学金の払い込み用紙をいただき、指定の銀行に振り込む形でした。皆さん、ほぼ一斉に振り込みに行くので、ATMに並ぶ時間を減らすため、現金は事前に引き出して持ち歩いていました。

授業料など校納金の額も、学校によって違うのでしょうか。

Sママ

学校によって授業料などの差はありますよ。高いところと安いところでは、年間で50万円ぐらい違うのではないでしょうか。わが家は、各学校の年間の校納金が掲載された本で比較検討しました。授業料が高い学校は選択肢からはずし、娘にも学校を見せないようにしました。

Iママ

校納金が高い学校へ見学に行くと、広くて施設も立派でしたが、安くて魅力のある学校のほうがいいなと思いました。受験校を決める際には、私のその気持ちを息子に伝えました。

寄付金を募る学校もあるようですね。

Iママ

入学時に1回だけだと思いますが、納めましたよ。

Sママ

ウチの子の学校は、毎年寄付を募るお知らせがきて、そのたびに最低ラインの口数を寄付しています。寄付は任意ですが、先輩のお母さんに聞くと、皆さん払っているようでしたし、寄付金の使い道などがはっきりと明示されていて、納得できるものでした。それに、夫が「寄付金は払ったほうがいい」という方針なんです。

入学後、お子さんに直接かかるお金はいかがですか。

Iママ

ウチは決まったお小遣いは与えておらず、外食代などが必要な時に、千円渡しています。部活動の練習や試合に行くための交通費もけっこうかかりますね。

Yママ

普段はお弁当を作っていますが、間に合わない時には「学食で食べて」と、500円を渡すことも。また、大きい出費では、部活動の合宿費用があります。でも、全体的な教育費は、小学校高学年の受験生時代のほうがかかっています。

Kママ

受験生の時は何かと出費が多いですよね。今、下の子が受験生で、「来年から2人分の私学の学費を払えるのかな?」と心配ですが、「塾の費用が払えれば、私立中学に通わせられる」と聞くので、それを信じています。

【3】私立中高で得られるものとは?

私学の教育環境には大きな価値がある

公立よりもお金がかかる私立にお子さんを進学させた理由をお聞かせください。

Sママ

公立の学校は先生の異動が多いと聞いて、教育方針が途中で変わることに抵抗を感じました。できれば中高の6年間、同じ教育方針で見ていただきたいと思ったのです。それには私学が良いと考えました。

Iママ

最初のうちは、私学受験にそれほど乗り気ではありませんでした。6年生になる時に本人に受験するかどうかを決めさせたら、「がんばりたい!」と言うので、そこから親子で本気になったのです。私立の文化祭などに行ったり、先生のお話を聞いたりしているうちに、面倒見の良さなど私立の魅力に惹かれていきました。大学入試が変わる時期でもあるので、とくに教育内容は気になりましたね。

入学してみて、いかがですか?

Iママ

さらに私学の良さを感じています。6年間続けて部活動もできますし、思っていた以上の価値がありますね。友達も、みんな勉強の習慣がついています。公立中学のママにお子さんの様子を聞くと、「勉強なんか全然しないよ」と言っていたので、違いを感じます。息子の学校は保護者も似た価値観の方が多く、学校のことに非協力的な方はいません。

Yママ

子どもが小学生の時にたまたま出会った先生が事なかれ主義で、保護者の顔色を見るような人物だったことが、中学受験を考えるきっかけになりました。小学校の授業も、子どもの好奇心を引き出すようなものではなく、授業参観で見た算数の授業では、時間内に問題を1問解いただけ。解き終わった子たちはだらだらしているのです。「公立小学校ではこんな授業をしているんだ」と、ショックを受けました。私立中学に入れてみて、より良い教育環境を与えられたことを考えると、費用面も納得できます。

Kママ

中高の6年間、同じ学校に続けて通いながら、将来の夢を探してほしいと思いました。先生方も6年間という長いスパンで子どもたちを見てくださいます。こうした私学の環境で、人間として成長するための一番大事な基礎の部分を育てていけたらと考えました。また、グローバル教育にも関心があります。海外だけではなく、地元にとどまらずに外の世界を見ることが大切だと思うのです。私立にはいろいろな地域から生徒が集まってくるので、友達から受けるさまざまな刺激も勉強になるのではないかと思います。

Aママ

娘はもう私立の中高を卒業しましたが、お友達がとても良かったですね。人間関係に恵まれて、6年間嫌な思いをすることなく過ごしました。学校はしっかり勉強させてくれますが、中学時代は高校受験がないぶん、のびのびしていました。友達が勉強するので、自ら学ぶ環境に身を置くことができたのも魅力です。
最近、息子も友達に誘われて大学のオープンキャンパスに行くようになりました。もう親があれこれ言っても従ってはくれない年齢なので、友達の存在は大きいです。2人とも中高で一生の友達を作れたのではないかな。

Sママ

「勉強することは恥ずかしいことではない」という雰囲気がありますね。勉強している子に対して、「目標に向かってがんばっていてすごい!」という称賛のまなざしが向けられるみたいです。小学校では勉強している姿を人に見せられませんでしたが、今は隠す必要はなく、通学電車の中でも友達と勉強しているようです。

実際に通っているお子さんも保護者も、私学に対する満足度は高いようです。教育環境の大切さについてもよくわかるお話でした。ご参加くださったお母様方、ありがとうございました。

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