さて、国語力を身につけるにはどうすれば良いのでしょうか。多くの方々がまず考えるのが、「読書」ではないでしょうか。実際、文系が苦手な子どもを持つ保護者は、「うちの子、本を読まないので。」といったことをよく言います。無論、読書の習慣は国語力にもつながりますし、幼少期からの積み重ねとしては有効な方法だと思います。ただし、受験勉強の一環として本を読ませるというのはまた違うことです。中学受験に向けて急に読書をさせたところで、文系の力がぐんと伸びるというわけではありません。保護者によるサポートのもと、しっかり点数を取るために有効な対策をしていきましょう。勉強方法としては、暗記と読解に分けて考えていく必要があります。