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受験勉強を通して身につく能力

掲載日:2018年7月12日

受験勉強はもちろん合格を目指してするものではあります。でもそれだけではありません。中学で義務教育は終わり、そこからは子どもたち自身の力で道を切り開かなければなりません。
受験は、こうして中学以降の道を自分で選ぶこと、切り開くことの第一歩的な挑戦です。そして満足いく結果を生み出すために、身に付けていく能力があるのです。

情報処理能力

小学校では、学ぶことの楽しさや団体生活を通して社会性を身に付けます。そして中学ではそこから一歩進んだ社会性や、自分が思い描いた夢に向かうための努力の必要性を身に付けます。こうして前に進むためには、受験を経験しなければ先に進めないことも多いものです。
そのために受験に向けて授業やテキスト、塾といったあらゆる場面から中学受験などにむけてたくさんの情報を収集します。この情報を得ただけでは受験に打ち勝つことは出来ないのは子ども自身も理解しています。つまり得た情報をどのように自分なりに処理するかという情報処理能力が自然と身についてくるのです。これは「合格したい」と思う緊張感や危機意識が働くことによって作用していると言われています。子ども自身、合格に向けて準備を整えているということです。

これから必要となる忍耐力

そして受験の効果は、忍耐力へとつながります。例えば小学生と中学生との違いは、なにも身長などといった見た目だけではないでしょう。内面も大人になりつつあるお年頃。自分の主張ばかりではなく、周囲に合わせたり我慢をしたりという、社会的忍耐力も身につく頃です。さらに中学入学前後の時期は体力だけでなく、自分自身の内面に対する忍耐力も見についてきます。
それは今目の前にあるさまざまな誘惑に打ち勝ち、努力を積み重ねて合格したいと願う気持ちが作用する忍耐力です。こうした、周囲から促される忍耐力ではない自らの内面から自発的に発動する忍耐力は、その後の成長に多大な影響を及ぼします。そしてその忍耐力は今後の人生に大変必要になる力です。

精神的自立

さらに受験によって身に付けるものは自立です。中学入学前後の時期になると自我の芽生えと共に、自分の時間が必要になってくる年ごろです。また将来について考え始めるころでもあります。自分の夢や将来の目標もある程度描き出す頃です。こうした夢や将来の目標に関して中学生は一つの起点といえます。
誰かの支えによってではなく自分自らの力で精神的に立つ能力が必要だと自覚し始める頃。未来を見据えて受験に合格することが第一関門の突破につながることは子ども自身が理解しています。そして自分が頑張らなければ進まないことも。自分が頑張らないと結果につながらないことを自覚することは精神的自立にとても大切なことであり、受験を通して身に付く能力でもあります。受験とは単に結果を出すために努力するだけのものではなく、こうして人として成長するために必要なスキルを身に付ける場面でもあるのです。

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