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上級者向け 受験マニアックス

2019年1月号 2019年地域別入試予測

この記事は2018年度の情報です。最新の情報は2021年1月号をご覧ください。

2019年の中学受験の動向はどうなるのでしょうか。2018年の入試結果、入試変更点、模試の志望状況などからの分析をご紹介します。参照した模試は、2018年10月、11月の首都圏模試センターの統一合判と四谷大塚の合不合判定テストが中心で、必要に応じて日能研模試、SAPIXオープンやアタックテストの結果も加味しています。
以下に、全体のトピックス、東京23区、東京多摩地区、神奈川県、千葉県、埼玉県の順に掲載します。

※ 毎年のことですが、こうした予測を読んで、特に併願校を中心に、受験校の組み立て方を変更する受験生もいます。「2018年11月時点の情勢」とお考えください。

全体のトピックス

1.中学受験志向の高まり

群馬県を除く首都圏1都5県の小6児童数は、2014年以降減少傾向が顕著となっていましたが、昨年で底打ちとなり、今年度は増加傾向に転じました。また、受験マニアックス11月号でもお伝えしましたが、各模試のトータル受験者数は目立って増加しています。2019年度に向けて、中学受験志向が本格的に高まっていると言えるでしょう。

2.受験生の志向

各模試の結果では、難関・上位校に人気が集まっていることがうかがえます。難関・上位校は例年通りの厳しい入試が続くと思われますので、しっかりと準備をしてください。中堅校や中堅までの学校は、希望者が増えている学校、昨年並みの学校など、様々です。学校による人気の違いも目立っています。

3.早々と諦めないで挑戦を

11月の各模試の結果を見ると、一部に中学受験情勢の盛り上がりを受け、「合格は厳しくなるかな」と早々にあきらめてしまった様子が伺えました。ですが、どの学校も一様に難化するわけではありません。必要以上に不安になったり、早々と白旗を上げてしまうのではなく、一生に一度の中学受験ですから、最後まで初志を貫いてほしいと思います。また、入試回数が多い学校は、1回目で不合格でも2回目、3回目……と根気強く挑戦を続ければ、合格を勝ち取れる可能性は十分にあります。しっかりと勉強を続け、最後まで諦めずに入試に挑むことで、道は拓けてくるでしょう。大変な部分もありますが、粘り強く頑張っていただければと思います。

4.公立中高一貫校

2019年度は、埼玉県の市立大宮国際中等が開校します。地元では人気が集まっていて、説明会の参加者もかなり多いとのことです。初年度から多くの受験者を集めることが予想されます。

公立中高一貫校の応募者数は、2013年をピークに徐々に減少していますが、人気が下がったというわけではなく、難度が受験生に定着して無謀な挑戦が減り、受験生が絞られてきたためでしょう。2019年度も受験生は絞られたままだと思われますが、入りやすくなることはないでしょう。新設の市立大宮国際中等も、開校から2年、3年と経つと、難度が定着して応募者も絞られてくると予想されます。

5.目立った変更点
  • 目黒日大(現・日出):日大の準付属校化
  • 武蔵野大(現・武蔵野女子学院):女子校から共学に
  • 桐蔭学園:独自の男女別学体制から共学に
  • 横浜富士見丘学園:女子校から共学化に

※2019年度首都圏中学入試の細かい変更点については、受験マニアックス2018年7月号受験マニアックス2018年10月号をご参照ください。

東京23区

東京多摩地区

神奈川県

千葉県

埼玉県



[筆者紹介]

首都圏中学受験・高校受験に関わるようになって○十年。現在でも多くの私立学校説明会やイベント、研究会などに顔を出し、日々私立学校の情報を収集・発信している。

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