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上級者向け 受験マニアックス

2018年1月号 2018年地域別入試予測

この記事は2017年度の情報です。最新の情報は2021年1月号をご覧ください。

2018年の中学受験の動向はどうなるのでしょうか。2017年の入試結果、2018年の入試変更点、各模試の志望状況などからの分析をご紹介します。2017年秋の大手公開模試の結果から考えてみました。

以下に、全体のトピックス、東京23区、東京多摩地区、神奈川県、千葉県、埼玉県の順に掲載します。

※模試結果をもとにした予測を見て、今後、志望校が変わる受験生もいますので、「2017年11月時点の情勢」とお考えください。

2018年地域別入試予測

全体のトピックス

1.中学受験志向

2014年以降、中学受験生の母体となる小6の児童数の減少が進んでいて、特に2017年度の小6は顕著な減少ですが、2018年度中学入試においては、それにも関わらず、公開模試受験者数は微増となっています。来春に向けて、中学受験志向が上がってきているといえるでしょう。児童数が少ないからといって入りやすくなるわけではないので、気をつけてください。

2.受験生の志向

各模試の結果からは、難関・上位校の模試での希望者数が増えていて、こうした学校への志向がやや高まっていると判断できます。難関・上位校は例年通りの厳しい入試が続くと思われますので、しっかりと準備をしてください。中堅校や中堅までの学校の希望者数は2017年度並みですが、各校に平均して希望者がいるわけではなく、学校による人気の差が目立っています。難化する学校もあれば、入りやすくなる学校もありそうです。

3.公立中高一貫校

2017年度は、千葉県の東葛飾、神奈川県の市立サイエンスフロンティア高附属が開校して人気を集めましたが、2018年度は1都3県とも新規開校はありません。公立中高一貫校の応募者数は2013年をピークに徐々に減少していますが、人気が下がったというわけではなく、難度が受験生に定着して無謀な挑戦が減り、受験生が絞られてきたためでしょう。2018年度も受験生は絞られたままだと思われますが、入りやすくなることはないでしょう。なお、都立白鴎高附属は、帰国生枠を新設するなど、グローバル化対応を前面に打ち出すようになりましたので、人気の動向は少し変わるかもしれません。

4.目立った変更点

共学化する学校:八雲学園中学校(東京都)、文化学園大学杉並中学校(東京都)、青山学院横浜英和中学校(神奈川県)

募集停止:千代田女学園中学校

校名変更:桜華女学院中学校が日本体育大学桜華中学校に改称。

※2018年度首都圏中学入試の細かい変更点については、受験マニアックス2017年7月号受験マニアックス2017年10月号をご参照ください。

東京23区

東京多摩地区

神奈川県

千葉県

埼玉県



[筆者紹介]

首都圏中学受験・高校受験に関わるようになって○十年。現在でも多くの私立学校説明会やイベント、研究会などに顔を出し、日々私立学校の情報を収集・発信している。

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