上級者向け 受験マニアックス
2017年11月号 併願作戦(6年生向け)
この記事は2017年度の情報です。最新の情報は2023年12月号をご覧ください。

2018年春に中学受験をする方は、そろそろ併願校を決定する時期でしょう。今回の受験マニアックスでは、併願校・併願入試選びのポイントと、2016・2017年度の先輩たちの併願データをご紹介します。受験の作戦を立てるにあたり、参考にしてください。
「1勝確保」してプレッシャーを低減
受験の日程を考える際には、お子さまに過度なプレッシャーをかけないようにすることが大切です。高い志望順位の学校の前に抑えとなる学校の入試を予定しておき、最低1校は合格を確保してから勝負に挑めるようにするとよいでしょう。「まだ1校も合格していない」という背水の陣では、実力も発揮しにくいものです。
1月入試と2月入試をどう組み合わせるか
1月入試を行うのは、千葉・埼玉・寮制の学校、2月入試を行うのは、東京・神奈川の学校となっています。多くの受験生は2月入試の学校を第一志望とするので、1月、2月の両方とも受験しています。1月入試の学校が第一志望の場合は、1月・2月ともに出願をしておいて、第一志望校に合格したら2月入試は受けないことが多いです。
地理的に千葉・埼玉の学校に通えるご家庭の場合は、1月入試と2月入試でそれぞれ、挑戦校、順当校、安全校を設定するとよいでしょう。1月入試で気に入った学校の合格を確保できれば、2月入試では安全校の受験を欠席し、挑戦校と順当校のみを受験するという方法もあります。
千葉・埼玉の学校に通うのが難しいご家庭では、1月入試はいわゆる「腕試し」の舞台になります。1月入試で確実に合格をしておいて自信をつけ、本番の2月入試へのプレッシャーを少なくしてあげたいものです。2月入試では、積極的に午後入試を組み合わせるとよいでしょう。併願校選びの幅が広がります。また、複数の挑戦校を受ける場合、挑戦校と挑戦校の入試日の間を空け、そこに順当校と安全校を組み合わせるとよいでしょう。
お子さまに合った併願校選びを
腕試しではなく入学する可能性がある併願校選びにおいては、学力レベルだけではなく、校風や教育方針等をしっかりと確認しましょう。そして、お子さまに合った学校を選ぶようにしてください。お友だちなど他人の併願校の真似をすると、後になって「こんなはずでは……」といったことも起きるかもしれません。
来年度入試予測情報は、以前は三大模試や塾の保護者会など、限られた場所で伝えられるものでした。しかし最近では、一般週刊誌やインターネット上にもさまざまな情報が載っています。筆者も入試予測をして、記事を書いたり皆さまの前でお話することがありますが、100%当たる予測はできないのが現状です。例えば「この学校の難度が上がりそう」という情報があると、「難しくなるから避けよう」という人と「避ける人が増えて難度は上がらないだろうから受けよう」とう人があらわれるのです。複雑に絡み合った動きを正確に予測するのは難しく、可能性としてお伝えするしかないのです。従って、たくさんある来年度入試予測情報のうちの一つを信じ込むのは避け、「どれも一つの参考意見」として捉えるようにしてください。迷ったら、普段お子さまが通っている塾の先生に相談してみるとよいでしょう。氾濫する情報に振り回されず、お子さまに合った併願作戦を立てるようにしてください。
2016・2017年度の中学入試併願校・併願入試の集計結果
私国立難関進学校、早慶・GMARCHレベルの大学附属校、進学校や附属大学があっても進学校カラーが強い学校などのカテゴリ別に、併願の傾向をご紹介します。あわせて、各学習塾で実施している塾内模試「アタックテスト」の合否追跡調査で判明した、2016・2017年度の中学入試併願校・併願入試データをPDFにてご紹介します。
(データは、アタックテストの結果をもとに、独自に集計したものです)
1.私立・国立難関進学校が第一志望
入試を複数回行う学校では、同校の別の回次を併願する傾向が強いです。東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の順に、併願の傾向をご紹介します。
東京都
まず男子校について。男子御三家(開成、武蔵、麻布)、海城、駒場東邦、筑波大駒場の併願先としては、同校の別の回次を選ぶのが定番です。前哨戦の1月入試では、埼玉の栄東が圧倒的に多く選ばれています。千葉の渋谷教育幕張を選ぶケースもあります。一部の受験生は、寮制の西大和学園を選んでいます。また、2月1日に御三家や海城、早稲田を受験する場合、2月2日に神奈川の難関校を組み合わせるケースが少し減ってきました。2月2日、2月4日、2月5日の上位校と組み合わせて、上位校で確実に合格を決めようという考えの受験生が増えているようです。
次に女子校です。最難関レベルの女子御三家(桜蔭、女子学院、雙葉)などの併願先としては、1月入試の栄東が選ばれることが多くなっています。また、同じく埼玉の浦和明の星を選ぶケースも目立っています。千葉の渋谷教育幕張も併願されてはいますが、男子ほどは多くありません。また、2月2日、2月3日、2月4日の上位校の入試で、なんとか合格を確保しようという受験生が多くなっています。
男女校の最難関校は、渋谷渋谷、筑波大附属、学芸大世田谷ですが、併願パターンは大体決まっています。1月入試では栄東が選ばれることが多く、2月入試では渋谷渋谷の各回が選ばれます。男女校に固執せず、男子校や女子校を併願先として選ぶ受験生も多くなっています。
神奈川県
男子校最難関の栄光学園、聖光学院、浅野の入試日は、栄光学園が2月2日、聖光学院は2日と4日、浅野が3日ですから、栄光学園または聖光学院と浅野を組み合わせて併願校を選ぶケースが多く見られます。その他、1月入試では栄東も選ばれています。また、東京と同様に、2月3日、2月4日、午後入試などで、東京都市大付属、サレジオ学院などの上位校の合格を確保しようとするパターンが多くなっています。
女子校では、フェリス、横浜雙葉、横浜共立など最難関校の入試日が2月1日に集中しています。従って、2月2日以降に入試を行う学校、例えば洗足学園や、鴎友学園の2回、各校の午後入試などと組み合わせて、絶対に合格を確保しようとするケースが多くなっています。トップレベル校と鎌倉女学院、鎌倉女学院と清泉女学院といった神奈川の女子校間の定番の組み合わせは、以前よりも減ってきました。
千葉県
千葉県の最難関校、市川、渋谷教育幕張、東邦大東邦の併願先として多いのは栄東です。また、千葉県内の学校で合格を勝ち取ってから、2月1日から始まる都内の難関校を目指す受験生も多くなっています。
埼玉
栄東は、毎年の受験生の数が飛び抜けて多い学校です。来春もおそらく合計1万人を超える入試になるでしょう。これは、東京、神奈川、千葉の最難関校を目指すような受験生たちの主な併願先となっているためです。
開智の併願校には、同校の別の回次、栄東が多くなっています。栄東と異なり、県内の受験生が比較的多いのが特徴です。
県内最難関の女子校・浦和明の星の併願先には、東京の女子御三家や東京の難関校・豊島岡女子が多く見られます。
2.早慶・GMARCHレベルの大学附属校が第一志望
入試を複数回行う学校では、同校の別の回次の併願が非常に多くなっています。それ以外で多いのは栄東、獨協埼玉、立教新座、淑徳与野、西武文理、神奈川大附属、市川などです。私立・国立難関進学校を志望する場合よりも、幅広い学力レベルの学校が選ばれています。
また、青山学院、慶應中等部、慶應湘南藤沢、早大学院など、入試を1回しか行わない学校では、系列校を併願しようとする動きが見られます。慶應系列だと、男子の場合は慶應中等部、慶應普通部、慶應湘南藤沢の組み合わせ、女子の場合は慶應中等部と慶應湘南藤沢という組み合わせが見られます。青山系列では、来春に青山学院横浜英和が女子校から共学化しますので、青山学院と青山学院横浜英和を組み合わせる男子受験生も出てくるでしょう。
3.進学校、附属大学があっても進学校カラーが強い学校〈上位校〉
このカテゴリはほとんどの学校が複数回入試を行っているため、同校の別の回次を併願する傾向が強いです。千葉と埼玉の学校は都内の学校を第一志望とする場合の前哨戦として併願されていることも多く、併願先データには都内のいろいろな学校の名前が見られます。一つ注目されるのが、千葉県の昭和学院秀英が来春に午後入試を新設することです。これは、県内の受験生が都内に流れるのを抑えたいとの思惑で行われるものですが、このカテゴリ及び上下レベルのカテゴリもあわせて、県内の受験生の来春の動きがどうなるのかが注目されます。学校の数が多いため、男子校、女子校、男女校に分けて併願の傾向をご紹介します。
男子校
海城、芝、城北、巣鴨、本郷、早稲田は、御三家など最難関校の抑えとして受験されているケースが多くなっています。1月入試の併願先としては栄東が選ばれています。また、これらの6校間で併願しあうケースも増えています。
攻玉社、世田谷学園、高輪、東京都市大付属についても、御三家など最難関校の抑えとされていることも多いですが、この4校間で併願をしあうことが多くなっています。これは、このグループの中で確実に合格をしようという動きでしょう。1月入試では栄東も選ばれています。東京都市大付属はⅠ類、Ⅱ類のコースがありますので、Ⅰ類を抑えにして受験パターンを決めていくことが多いようです。
成城は、以前は比較的入りやすいと言われていましたが、最近急速に難化しています。最後の抑えの安全校として考えていると思わぬ結果になることもあるので、ご注意ください。
神奈川の鎌倉学園、逗子開成、サレジオ学院については、1月入試で地方寮制の学校をお試し受験するケースが多くなっています。鎌倉学園と逗子開成はお互いに併願し合うケースが多かったのですが、来春の入試では鎌倉学園が一次入試日を移動し、両校とも2/1の入試となります。このあたりの併願状況が大きく変わることが予想されます。県内の難関校である栄光学園、聖光学院の併願先としてこれらの学校を選ぶ受験生は多いと思われますが、絶対確実に合格を確保したい受験生の中には、鎌倉学園、逗子開成の他、中堅校の藤嶺藤沢などを組み合わせていくケースも増えるかもしれません。サレジオ学院については、東京都市大付属など都内校との併願も比較的多くなっています。
女子校
鴎友学園、大妻、白百合学園、富士見、吉祥女子、共立女子は、同校の別の回次を併願するパターンが多くなっています。また、中堅校の跡見学園を併願校として選ぶケースも多いです。
恵泉女学園、品川女子学院、東洋英和、普連土学園、晃華学園についても、同校の別回次を併願するケースが見られます。また、やや進学色は弱くなっていて、校風で併願校を選ぶ受験生も多くなっています。例えば、キリスト教系の学校の場合に併願先にもキリスト教系を選ぶなどです。最近の傾向として、「あまり入りやすい女子校は選びたくない」という受験生が増えてきて、一定のレベルから上の学校のみで併願校を選ぶケースが目立つようになっています。
神奈川の鎌倉女学院、湘南白百合は、フェリス、横浜共立、横浜雙葉といった県内難関校の代表的な併願先でしたが、以前と比べるとこの典型的な組み合わせ方は減ってきています。昨年までは青山学院横浜英和もここに組み合わせられていましたが、来春からは共学化されるとのことで、青山学院横浜英和を併願する受験生は減ってきています。カリタスと洗足学園は、都内の女子校との併願が多い学校です。来春も、都内の進学実績が高い女子校との併願が多くなるでしょう。
千葉と埼玉に関してはこのカテゴリの女子校が非常に少ないのですが、千葉の国府台女子、埼玉の淑徳与野では、女子校にこだわる受験生は都内の女子校を、女子校に特にこだわらない受験生は県内の男女校を併願しています。
男女校
学校によって併願校選びのパターンが異なります。主な学校の併願の傾向をご紹介します。
- 広尾学園:難関校の渋谷渋谷、中堅校の三田国際が多い。
- 国学院久我山:進学校の男子校・女子校が多い。
- 淑徳:地理的に埼玉の学校との併願が多い。男子校、女子校、男女校を特に意識せずに選ぶ傾向が見られる。
- 都市大等々力・東京農大第一:中堅どころの人気校が多い。攻玉社など進学校も多い。
- 帝京大学・頴明館:両校とも多摩地区の中では進学実績が高い学校。進学校志向の高い受験生が集まっていて、23区内の学校や埼玉の西武文理が目立つ。
- 学芸大竹早・学芸大小金井:学芸大系列の国立校の併願は、地元志向が強い傾向が見られる。
- 神奈川大附属・山手学院・桐光学園:同校の別回次が多い。少し入りやすいところを、ということで、中堅校の関東学院、桐蔭学園、森村学園なども多い。
- 芝浦工大柏・専修大松戸:同校の別回次が多い。1月入試校を併願する場合は、比較的距離が近い獨協埼玉が選ばれることが多い。
- 西武文理・星野学園:同校の別回次の他、都内校の名前がよく見られる。これは、都内校の前哨戦として両校が選ばれるケースが多いため。
4.進学校、附属大学があっても進学校カラーが強い学校〈中堅校〉
ほとんどの学校が複数回入試を行っていて、同校の別回次を併願することが多くなっています。東京や神奈川では、併願校をあまり遠くない地域から選ぶケースが多いです。千葉、埼玉の学校についても、前段(3.進学校、附属大学があっても進学校カラーが強い学校〈上位校〉)と比べて県内校を併願する傾向が強くなっています。都内や神奈川の学校の前哨戦として併願されることが多い学校では、併願校にバリエーション豊かな都内校が見られ、第一志望の受験生が多い学校では、併願校にあまり都内校の名前が見られなくなっています。
男子校
芝浦工大附属、獨協、藤嶺藤沢、城西川越、城北埼玉は、いずれも同校の別回次の併願が多くなっています。この他、聖学院、日大豊山など中堅どころの男子校と併願するケースも多いです。藤嶺藤沢は、鎌倉学園や逗子開成の併願先として使われているケースが割と多くなっています。埼玉の城西川越と城北埼玉は都内校との併願が圧倒的に多く、都内校の前哨戦として両校が選ばれていることが分かります。
女子校
都内の跡見学園、江戸川女子、大妻中野、田園調布学園、三輪田学園、山脇学園、大妻多摩については、同校の別回次の併願が多くなっています、また、比較的幅広い学力層の学校から、同じような校風の女子校を選ぶケースも多くなっています。昨年までこのグループに入っていた文化学園大杉並は来春から共学化しますので、併願状況は少し変わってくるでしょう。
神奈川の神奈川学園、聖セシリア、聖園女学院、横浜女学院についても、同校の別の回次を併願することが多くなっています。清泉女学院は、鎌倉女学院の定番の併願先として選ばれることが多いです。このグループの学校では、同じレベルかやや下のレベルの他の女子校を選ぶケースが多く見られます。1月入試の併願先としては、寮制の学校がよく選ばれています。
男女校
開智日本橋、かえつ有明、順天、青稜、三田国際学園、安田学園、桜美林、工学院大附属、東京電機大、八王子学園といった都内校、関東学院、自修館、湘南学園、桐蔭学園、森村学園、横国横浜といった神奈川の学校では、同じ学校の他の回次の併願が多くなっています。近年はグローバル教育が注目されているため、開智日本橋、かえつ有明、三田国際などグローバル色の強い学校同士を組み合わせて併願する動きも出始めました。1月入試の併願校としては、地方寮制の学校が選ばれるケースが多くなっています。また、地理的に千葉や埼玉に近い学校では、千葉や埼玉の1月入試と組み合わせるケースもよく見られます。
自修館は他校と地理的に離れているため、湘南学園などとの併願がこれまでよりも減少気味になっています。
桐蔭学園は現在学校改革の真っ最中で、2019度に男女別学から共学化することが決まっています。同校の併願先としては、国学院久我山、攻玉社、サレジオ学院、品川女子学院などが見られていましたが、学校改革を受けて受験生の併願校の選び方が変わり、実績のある進学校だけでなく、附属カラーが強い学校も見られるようになってきています。
千葉県の成田高附属、八千代松陰、麗澤は、同じ学校の他の回次を併願することが多いです。麗澤では1月入試を併願する場合、比較的距離が近い獨協埼玉を選ぶケースが多くなっています。
埼玉の大宮開成、開智未来、春日部共栄、埼玉栄、昌平、西武台新座、東京農大第三でも、同校の別の回次を併願するケースが多くなっています。また、都内校や県内の栄東を志望する場合の最後の抑えとして、これらの学校が選ばれていることも非常に多いです。
5.中堅大学の附属校で、内部進学率が比較的高い学校
昭和女子大、成城学園、日大第二、成蹊、創価、明治学院、日本大学(日吉)、日大藤沢、日大第一、日大第三は、同じ学校の別の回次を併願するケースがとても多くなっています。これらの学校を第一志望とする場合は、それぞれの所在地と学力レベルにあわせた進学校が併願先として選択されています。また、GMARCHレベルの大学附属校の併願校として選ばれるケースも多くなっています。
6.公立中高一貫校
アタックテストは私国立中学校受験向きのテストなので、公立中高一貫校のデータは少なくなっていますが、ここでは併願選びのおおむねの傾向をご紹介します。
都内の場合は、1月入試で埼玉の学校を併願するケースが多くなっています。都内東部地区の都立白鴎高附、都立両国高附のような学校は、挑戦校としては栄東、安全校としては獨協埼玉を選ぶケースが多くなっています。多摩地区など西の方の学校では、星野学園や西武文理などが選ばれています。
今春に新設開校された横浜サイエンスフロンティアでは、1月入試では寮制の土佐塾、埼玉の栄東、2月入試では攻玉社、芝浦工大附属、東京都市大付属との併願が多く見られました。女子のデータがあまり集まらなかったので、男子中心のデータです。今後、2年目、3年目と入試を行なっていくうちに、併願校の傾向は変わってくるかもしれません。様子を見たいところです。
公立中高一貫校の私立併願校選びは実に幅広いものになっています。主な学校の併願の傾向について以下にご紹介します。
- 区立九段:今年は品川女子学院、順天、聖学院などが目立った。1月入試では栄東や埼玉栄が選ばれている。
- 都立白鴎高附:今年は安田学園や芝浦工大附属が多かった。
- 都立両国高附:今年は安田学園や広尾学園が多かった。
- 都立桜修館:広尾学園、頌栄女子学院、東京農大第一との併願が目立つ。
- 都立大泉高附:地域的に、大妻中野、明大明治、日大第二との併願が目立つ。
- 都立富士高附:吉祥女子、国学院久我山、東京農大第一、大妻中野との併願が目立つ。
- 都立武蔵高附:今年は、男子では武蔵、城北、国学院久我山、女子では浦和明の星、雙葉など最難関レベルの女子校との併願が目立った。
- 都立三鷹:国学院久我山、恵泉女学園、成蹊との併願が多い。
- 都立立川国際:併願状況は多彩で、帝京大学、大妻中野、青山学院、渋谷渋谷、豊島岡女子などが見られる。
- 都立南多摩:桐朋、大妻多摩、頴明館、帝京大学といった多摩地区の進学校との併願が多い。
- 市立南高附:鎌倉学園、神奈川学園、鎌倉女学院、神奈川大附属、山手学院との併願が多い。
- 県立相模原:慶應湘南藤沢との併願も見られるが、森村学園、東京農大第一、桜美林との併願が多くなっている。
- 市立川崎高附:日本大学(日吉)、法政第二、東京農大第一、三田国際との併願が目立つ。
- 県立千葉:県内の東邦大東邦、市川、渋谷教育幕張、昭和学院秀英との併願の他、都内の男女御三家の併願先として選ばれているケースも目立つ。
- 県立東葛飾:市川、東邦大東邦、専修大松戸、芝浦工大柏などが選ばれていて、地元志向の強さがうかがわれる。
- 市立稲毛高附:昭和学院秀英、専修大松戸の他、グローバル色が強い学校ということで、かえつ有明を選ぶ受験生も目立ち始めた。
- 県立伊奈学園:大宮開成、開智、獨協埼玉との併願が多い。
- 市立浦和:大宮開成、淑徳与野、浦和実業、栄東との併願が目立つ。