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上級者向け 受験マニアックス

2016年10月号 No.2 合同説明会・相談会へ行こう(5年生以下向け)

お子さまの中学受験を考え始めたら、まずは合同説明会・相談会に参加してみましょう。合同説明会・相談会の概要、活用方法をご紹介します。

合同説明会・相談会ってどういうところ?

2015年7月号

合同相談会はこんな雰囲気です
(中・高入試受験なんでも相談会 写真提供:声の教育社)

合同説明会には多くの学校が参加し、ブースを出しています。そして、パンフレットをもらったり、学校の先生にさまざまな質問をすることができます。大規模な会では、どの学校にも属さない中立的な総合相談コーナーを設けていることも多く、志望校選びのアドバイスをしてもらえます。

合同説明会・相談会は、学校選びの第一歩です。「学校のブースに行ったらそこを受験しなくてはいけない」「志望校選びのアドバイスをもらったらそこを受けなければならない」といったことは決してありません。まだ志望校を絞れていない方も、受験するかどうかを決めかねている方も、まずは気軽に参加し、いろいろと話を聞いてみてください。

開催情報はどう調べる? 服装・持ち物は?

2015年7月号

学校の先生が丁寧に説明します
(東京女子学園 辰巳先生 写真提供:声の教育社)

合同説明会・相談会の開催情報は、「スクールポット中学受験版」の「合同相談会情報」から検索することができます。ぜひご活用ください。

合同相談会情報はこちら→

服装については、スーツほど堅苦しくする必要はありませんが、あまりカジュアルすぎず、失礼のない程度の装いにするのが無難でしょう。会場がホテルの場合はサンダルや短パンは避けるなど、会場に合った服装を選びましょう。

会場に行くと、色々な学校のパンフレットをもらったり、ついでに過去問を購入したりと、思いのほか荷物が増えるものです。パンフレットなどを持ち帰るための大きめのバッグがあると便利です。

状況別:合同説明会・相談会の活用法

1.第一志望校は決まっているが、併願校はまだ決まっていない

第一志望校も併願校も、学校選びで大切にすべき条件は同じです。例えば、充実した英語教育に魅力を感じて第一志望校を決めた場合は、同じように英語教育に力を入れている学校を併願校として探したいものです。合同説明会・相談会に行く前に、第一志望校を選んだ条件(きっかけ)を思い出してみてください。

会場ではいろいろな学校のパンフレットをパラパラと見て、その条件(きっかけ)に重きを置いている学校を探しましょう。総合相談コーナーがあれば、相談員に聞いてみるのも有効です。条件(きっかけ)を相談員に話せば、併願校の候補を紹介してもらえます。このようにして併願校の候補を探したら、実際にその学校のブースを訪ね、先生の話を聞いてみるとよいでしょう。

2.中高一貫校への進学を考え準備を始めているが、志望校の選び方がわからない

志望校を選ぶのは難しいものです。お子さまを中高一貫校に進学させるときには、大学合格実績、グローバル対応教育、整ったスポーツ施設、情操教育の充実などなど、たくさんの希望があるはずです。まずはたくさんの希望の中から、一番強いものは何か、考えてみましょう。その上で、合同説明会・相談会に行く前に志望校の候補を試しに探してみます。候補探しにはWEB検索が便利です。例えば、「都内 中高一貫 大学合格実績」などのキーワードで検索すると、候補となる学校がたくさん見つかります。

合同説明会・相談会では、候補の学校の先生の話を聞いてみましょう。実際に話を聞いて「考えていたのとちょっと違うな」と思うこともあるでしょう。そんなときは、次の候補校で話を聞いてみましょう。

また、その学校が大切にしている教育方針があれば、それがご自身では重要視していなかったことだとしても、併せて話を聞いてみましょう。例えば礼法の授業がある学校だとします。現代は、失礼にならなければあまり伝統的な礼儀作法について意識することはありません。ですから、礼法の授業があるかどうか、あまり気にしなかったとしても、先生の話を聞く中で「やはり大事だな」と思うことなどは多くあります。こういったことは、家庭や友人との会話では出てこない観点で、教育現場の先生の話を聞いて初めて得られる気づきなのです。

総合相談コーナーがあれば、相談員に希望する条件を提示してみてください。すべての条件を満たす学校は見つからないかもしれませんが、条件をなるべく満たす学校を紹介してもらえます。紹介された学校のブースを訪ね、話を聞いてみましょう。

3.中高一貫校に興味があるが、中学受験するかどうかまだ決めていない

中学受験をするか迷っている方も気軽に足を運んでみましょう。まずはどのようなものかを知ること。知らなければ何も始まりません。

総合相談コーナーがある場合は、はじめに中学受験をすることのメリット・デメリットを聞いてみてください。ついでに相談員おすすめの学校も聞いてみて、その学校のブースでさらに詳しい話を聞いてみましょう。総合相談コーナーがない場合も、遠慮せずに、比較的すいている学校のブースで、中学受験のメリット・デメリットを聞いてみましょう。

また、合同説明会・相談会の他にも、さまざまな中学校が合同で体験型イベントを開催しています。10月30日(日)には、多摩地域の11の中学校が参加する「たまサイエンス」が、11月20日(日)には、都内を中心とした23の中学校が参加する「私学体験フォーラム」が予定されています。これらの体験イベントは、中高一貫校の雰囲気を知るのに役立つでしょう。

合同説明会・相談会に行ったあとは

合同説明会・相談会で受験候補校を絞ったら、次はその学校の説明会に参加しましょう。そして、より詳しい説明を聞き、学校の雰囲気や生徒たちの様子を観察してみてください。その際は、できる限り受験生本人と一緒に行きましょう。説明会のあとで本人に感想を聞いてみて、気に入ったならば志望校の一つに位置づけましょう。

この段階ではまだ、入試日程や偏差値など、細かいことは気にしなくて大丈夫です。受験本番までは1年以上あります。まずは、本人が行きたいと思う学校を見つけ、モチベーションをあげることが大切なのです。

いろいろな学校を実際に見ることで、目が肥えてきます。学校の説明会は、なるべくたくさん参加することをおすすめします。



[筆者紹介]

首都圏中学受験・高校受験に関わるようになって○十年。現在でも多くの私立学校説明会やイベント、研究会などに顔を出し、日々私立学校の情報を収集・発信している。

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