「今年の最大の成果は、最難関国立大学の一つである大阪大学に、初めて現役合格者を送り出せたことです。合格したのは、早い段階から志を高くもち、ひたむきに努力を重ねてきた女子生徒でした。彼女の礼儀正しく誠実な姿勢が、最高の形で実を結んだのだと感じています。
実は“旧帝大への現役合格”は、守隨憲道理事長が校長時代から掲げていた本校の大きな目標でした。全教員が一体となって生徒の学力向上と意識改革に取り組んできたその情熱が、彼女の努力と共鳴した結果だと自負しています。この快挙は、指導にあたった教員にとって大きな自信となりました。そして何より、在校生たちが『自分たちも頑張れば、最難関に手が届くんだ!』と勇気をもらっています」
豊南では、目標とする進路に合わせて「特進」「選抜」「進学」の3つのコースを設置。今回、大阪大学に合格した生徒が在籍していたのは、国公立大学や早慶上理などの最難関私立大学をめざす「特進コース」。また、GMARCHなどの難関私立大学をめざす「選抜コース」、一人ひとりの希望に沿った四年制大学をめざす「進学コース」も、それぞれ着実に実績を伸ばしています。
特筆すべきは、コース間の流動性です。「進学コース」で入学した生徒であっても、学業成績によって、上の「選抜コース」へ移ることが可能。入学後の頑張り次第で、より高い目標へとチャレンジできる環境が整っています。
「今春、大阪大学を含む国公立大学に現役合格した5名は、いずれも『特進コース』の生徒であり、全員が一般選抜での合格を勝ち取りました。現在、本校では『特進』『選抜』の両コースにおいて、一般選抜に臨む生徒が急増しています。
特に『特進コース』では、国公立・私立大を合わせた一般選抜の受験率が、2年連続で95%を突破。その熱気は『選抜コース』にも波及しており、今年は同コースも多くの生徒が、一般選抜で合格をめざし受験に挑みました」