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一人ひとりが考えを深めていく
オーストラリア3カ月留学

工学院大学附属高等学校

〒192-8622
東京都八王子市中野町2647-2

TEL:042-628-4911

学校情報 学校HP

「英語で何をするかを学ぶ」グローバル教育

 Cambridge English Schoolに認定されている工学院大学附属高等学校は、グローバル社会で通用する英語力の育成を基本に、「英語を学ぶ」のではなく「英語で何をするかを学ぶ」ことに主眼をおいたグローバル教育を実践しています。

 具体的な取り組みとして、SDGsに貢献する「Global Project」や、アジア新興諸国で行う実践型プロジェクト「MoG(Mission on the Ground」など、グローバルな視点で世界の問題を考える機会が数多くあります。高2生全員が参加するGlobal Projectは、2019年にアメリカ、カンボジア、タイ、沖縄で行われ、渡航が自由になった今年度からはさらに発展的な探究学習に期待が高まります。

 高1・高2対象のオーストラリアへの3カ月留学では、現地でホームステイをしながら1〜2人が1つの学校に通い、提携校の授業に参加します。また、この留学には東京都から補助金が支給されるバックアップがあります。

 同プログラムについて英語科の石坂雪江先生にお話を伺うとともに、留学を経験した生徒3人に留学の成果について語ってもらいました。

留学先で直面した問題を解決できた時
人は大きく成長します

石坂雪江先生(英語科) 石坂雪江先生(英語科)

 コロナ禍を経て昨年度から再開した3カ月留学には、8名の生徒が参加しました。実施時期は現地の新学期が始まる1月から。本校では3学期にあたるため、1学期と2学期の成績を考慮し、各自の英語力も踏まえながら派遣先の学校を決定します。

 今回、話をしてくれた3人が通った学校の一つ、アデレードにあるグリーソン・カレッジは本校と20年来友好関係を継続してきた学校です。グリーソンに行った山脇さんは、現地の高校生と一緒に授業に参加し、ディスカッションも経験しました。

 青野さんが通ったセントポールズ・スクールですが、同校からの留学生を本校で受け入れたこともある結びつきの強い学校です。小池さんが通ったジョンポール・カレッジからも、先日、先生をお迎えしました。コロナ禍の最中には渡航が難しかったのですが、リモートによる交流を継続してきました。

 留学の意義はチャレンジにあると思います。たとえ現地で問題に直面しても、それを乗り越えた時に新しい自分を発見できるはずです。現地ではホームステイを行うので日常生活が体験できます。現地で新たな家族といえるつながりができる人もいるでしょう。あるいは自分自身の家族について改めて考え、感謝の念を強くする人もいるでしょう。そこで感じたことや考えたことは、生徒を大きく成長させます。

 3カ月留学は、本校の代表としてではなく、地球人の一人として参加して、現地の人々と関わってほしいと思っています。渡航できるようになった今年からは、交換留学生や留学など、国際交流へのさらなる期待も高まっています。多彩な国際交流の機会に、どんどんチャレンジしてください。

生徒Voice1

国は違っても同じ高校生なので
日本と同じように楽しく会話できました

青野幹瀬さん(高3) 青野幹瀬さん(高3)

 3カ月留学に参加したきっかけは、その前に経験した2週間の留学です。将来、英語を使う仕事に就きたいと考えているので、2週間では物足りないと感じて3カ月に挑戦しました。

 私が通ったセントポールズ・スクールには、アジアの国々から留学生がやってきていました。ここで英語を学んで、現地の高校への編入や大学への進学を目的にする人もいました。

 留学生が話す英語はさまざまで、最初はなかなか聞き取ることができませんでした。工学院のネイティブの先生が話す英語は、とても整っていて美しい発音だったと実感しました。帰国してからは、ネイティブの先生との会話が驚くほどクリアに聞こえました。

 それでもすぐに耳が慣れてきて、さまざまな国の学校についても聞いてみました。驚いたのは中国の学校システムで、「中国の学校は勉強が厳しくて、大学受験も過酷。だから夜11時まで学校で勉強している。オーストラリアでは余裕があってうれしい」と聞いて、国が違えば学校の様子もずいぶん違うものだと思いました。休み時間には日本の学校と同じような話題も出て、国は違っても同じ高校生なんだと感じ、流暢に話せなくてもちゃんとコミュニケーションをとれるのがうれしかったです。

 日本人とは少し違うと感じたのは、みんながそれぞれの立場でリーダーシップをとれるところです。ホームルームクラスでは、現地の高校生が留学生の相談に乗る場面があり、親切に面倒を見て的確なアドバイスをしている姿に感激しました。さまざまな人と交流できた3カ月留学を機に、さらに英語力をアップさせて、将来の夢を実現させたいと思います。

セントポールズ・スクールに通った青野さん撮影の写真。
青野さんの表情から現地での生活を満喫していたことが伝わってきます。

生徒Voice2

自分を見つめ、生活のあり方を整理し
人生観に革命が起きた3カ月留学

小池風雅さん 小池風雅さん

 僕が訪れたのは、留学生を数多く受け入れているジョンポール・カレッジです。敷地はとても広大で、工学院大学と附属高校を合わせたよりも広かったと思います。

 英語が飛び交う環境に身をおいたことで、英語学習への価値観が変わりました。以前の自分は、英語のフレーズを暗記するような学習が主軸でしたが、それだけでは現地で通用しませんでした。英検などの対策で学ぶ難しい英単語ではなく、中学で学ぶ程度の語彙力でも普通に通じるのですが、難しい単語は発音が難しくてなかなか通じませんでした。コミュニケーションにとってリスニングは英語学習の基礎だと痛感しました。

 3カ月間は、一人でじっくりと考えることができた時間でもあります。日本では部活動を終えて帰宅するのは夜ですが、オーストラリアでは16時頃に帰宅して、公園を散歩したりサイクリングをしたりすることもありました。そこで考えたのは、日本で当たり前のようにしていた生活習慣や行動の意味についてです。一つひとつの答えは出なかったけれど、もっとまっすぐに考えて行動すれば、また違った毎日になるのではないかとも思いました。

 また、新しく得た知識や経験を基にオーストラリアと日本を比較してみると、日本は世界から見てもかなり優れていることに気づきました。交通の便利さや、コンビニなどが充実していて治安が良いところはどこの国よりも優れていると思います。いろいろな人に日本のアニメについて聞かれたのですが、あまり詳しくない僕は、インターネットで調べて答えるほど興味をもたれていました。

 もともと工学院大学附属高等学校を選んだのは、留学制度が充実しているからです。父の職場での話を聞いていると、最近は海外の人とコミュニケーションをとる機会が多く、英語力は必須だと感じます。もしも英語ができたら、将来の活躍の場も広がるのではないかと思います。

 高2で経験する留学は、反応が大きいセンシティブな時期だからこそ意味があったと思います。僕にとっては自分の人生観に革命が起きたと言えるほどの経験になりました。留学前には英語が話せないから海外には行けないと思っていました。でも、帰国した今ならそこで悩む意味はないと断言できます。人は壁にぶつかればそれを超えようとするものだと知った3カ月留学でした。

公園の散歩やサイクリングを楽しんだ小池さん撮影の写真。
3カ月留学は、さまざまなことを考えさせられる機会となりました。

生徒Voice3

ネイティブではない私が英語を話せないのは当たり前
わからないことはすぐに質問できるようになりました

山脇優亜さん 山脇優亜さん

 この留学に参加しようと思ったきっかけは、工学院大学附属高等学校の「インターナショナルコース」に入学したことです。公立中学校時代は英語の成績が良かったほうなのに、英語を教科ではなく言語として用いるこの「インターナショナルコース」では、授業についていくことがとても困難でした。この留学を通して、できる限りネイティブに近い英語を、そして日常的に使える英語を学び、クラスでの授業やプロジェクトに貢献できるようになりたいと思いました。また、他国の教育方針は日本とどのように違うのか、興味をもって留学に臨みました。

 留学先のグリーソン・カレッジでは選択授業が多く、私はヒストリーを選択しました。トピックは第一次、第二次世界大戦だったのですが、どこか特定の国の視点ではなく、世界で何が起きていたのか、事実を偏りなく学ぶ授業だと思いました。日本では「原爆を落とされた国だから、淡々と戦争はいけない」という視点が入ってくると思うのですが、オーストラリアの歴史の授業は、世界で起きていることを隅から隅まで取り上げていた印象です。授業ではグループワークもあったのですが、グループの仲間は、私が調べやすいところを選んで任せてくれました。

「あなたの母国語は英語ではないのだから、わからないことがあって当たり前」と言ってもらえたことが、私に勇気を与えてくれました。高1の頃、クラスメートの英語力に圧倒されて英語を話せない自分が恥ずかしかったのですが、今ではわからないことがあればすぐに手を挙げて質問できるようになりました。「これでいいんだ」と思えるようになったのは、多様性を受け入れる国、オーストラリアでの経験があったからこそ。

 将来は海外の大学で学び、社会問題に取り組みたいと考えています。今、興味をもっているのは世界の子どもの貧困問題です。すでにアフリカの貧しい子どもたちに教育活動をされている人とつながり、これから自分に何ができるかを考えている最中です。

 留学に参加したことで自分の視野は180度変わりました。写真を通して想像するよりも世界はずっと広く、細かいものでできていると思いました。日本で生活する私たちがいるように、世界各国にも同じように生活する人々がいます。この留学は私を成長させてくれました。そして現地で作った思い出は一生の宝物です。

留学に参加したことで視野が180度変わったという山脇さん撮影の写真。
将来は海外大学への進学を考えているそうです。

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