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コミュニケーションや学び方の
幅が広がるICT

富士見丘高等学校

〒151-0073
東京都渋谷区笹塚3-19-9

TEL:03-3376-1481

学校情報 学校HP

探究活動に、研究活動に、ICTをフル活用

 富士見丘高等学校では、2018年より1人1台の端末が導入されました。コロナ禍により2020年4月は一斉休校となりましたが、生徒全員がノートパソコンを保持し、課題や授業に取り組むための『富⼠⾒丘学園ポータル』へのアクセスの仕⽅を学び、対⾯でもオンラインでも活⽤できる学びのツール『Microsoft Teams』を習得。オンライン授業で学び得たICTリテラシーは対面授業が再開された後も、学習や校内の諸活動にフルに活⽤されています。

 たとえば、⾼2の探究学習『グローバルスタディ演習』は、本来ならば海外フィールドワークを⾏う⾼⼤連携、産学連携のプロジェクト学習に取り組むのですが、コロナ禍の影響で渡航や対⾯でのグループワークが困難になりました。しかし、オンラインツールを使って国内外の諸機関や関連企業へのインタビューやミーティングを積極的に行い、コロナ前と遜色のない精力的な活動が実現したのです。

 昨今、2025年度の大学入試共通テストに組み込まれる「情報Ⅰ」の教科としての「情報」の重要性が高まっています。富⼠⾒丘では以前から探究学習のテーマなどと絡めながら教科指導が行われてきましたが、「情報I」への移行に先駆け、プログラミング学習にも取り組んでいます。今回は、ICTを活用して学びの可能性を広げている同校の取り組みについて取材しました。

先生インタビュー

多彩な学びのベースとなる「情報Ⅰ」

情報科主任 美濃部直子先生 情報科主任 美濃部直子先生
「情報教育には専門的な一面と、他の教科や学びの基盤となる汎用的な側面を併せ持つ特性があります」

 Society 5.0を迎えるにあたり、データやAIを使いこなす能力を身につけることが求められており、それを学ぶ教科としての「情報」の重要度が増していると感じます。

 一方で、適切な情報収集のためのデータ分析、インタラクティブな社会に関わるためのネットワークリテラシーやモラルなどは教科の枠を超え、今後いっそう要求されるでしょう。

 そのためには独立した教科としての質を高めながら、他教科や行事・探究学習などと有機的に連携する必要があります。こうした学びを実現するために、本校は最適な環境を整えています。

 高校2年必須科目の「情報」(昨年度までは旧課程「社会と情報」)では、中高生向けのIT・プログラミング教育サービス『Life is Tech!』のプログラミング教材を使い「身の回りの問題」あるいは「SDGsに関わる問題」の解決のためのWebページを作成しました。ここで学んだ技術は、グローバルスタディ演習をはじめとする他の学習の場面でも問題解決に活用する生徒が見られました。

 また、ある生徒はアンケート調査において「情報」で扱ったデータ分析の観点を考慮し、客観的なデータ収集ができました。「情報」で学んだことが生徒の学びのあらゆる側面に浸透している様子を実感できます。

プログラミング学習に取り組む高校生プログラミング学習に取り組む高校生

生徒インタビュー

「社会と情報」「IC」で学んだこと

後藤さんSDGs探究AWARD審査員特別賞受賞『Life is Tech!』プログラミングコンテスト奨励賞受賞 後藤さん
SDGs探究AWARD審査員特別賞受賞
『Life is Tech!』プログラミングコンテスト奨励賞受賞

 同校には高校2年必修科目「情報Ⅰ」のほかに、選択科目「IC(Integrated Computer and Social Science )」を履修する生徒もいます。その一人である後藤さん(当時高校2年)にお話を聞きました。

 高2の「社会と情報」の授業では、情報モラルを学ぶとともに、『Life is Tech!』の教材を使って、プログラミングに触れる機会がありました。「IC」では、さらに創意工夫を凝らしたWebページを作り、「ヤングケアラー」をテーマにしてプログラミングコンテストに応募した結果、SDGs部門で奨励賞を獲得することができました。

「IC」では主にエクセルを使ってデータの集計をしながら、代表値やヒストグラム、散布などのデータ分析の基礎知識を学習してきました。具体的な話題や社会的なテーマをデータから読み解きます。テーマの理解のために、Google Jam boardを使って話題になっているトピックに対してクラスメートと意見交換し、原因や問題点、改善策を導き出していくというアクティビティも行っていました(下の写真)。最近は「シンギュラリティ(※)は来るか来ないか」というテーマで話し合いをし、いろいろな観点から意見を交換し合いました。動くピクトグラムの製作を通じ情報デザインを学びました。

※AIが人類の知能を超える技術的特異点(転換点)や、AIがもたらす世界の変化を示す言葉未来学上の概念のこと。

 高校生になってから、富士見丘の教育プログラムにICTを導入する機会が増え、授業を通してさまざまな技術を身につけていくことができました。特に、「IC」のエクセル講座で培ったグラフや表の作り方、それに適した数式の知識は、探究学習である「グローバルスタディ演習」に取り組む際に役に立った場面はたくさんあります。

 たとえば、アンケート調査を集計するときにエクセルで結果をカテゴリーごとに分けたり、探究発表会用のプレゼンテーションをする際に載せる表やグラフは全て「IC」の授業で習ったことを基に作成したりしていました。そういう面では、自分にとってスキルアップになったと感じています。

テーマは「AIがもたらす社会の変化・シンギュラリティは来るか」。導入ではGoogle Jamに書き込みながら意見交換しました。 テーマは「AIがもたらす社会の変化・シンギュラリティは来るか」。導入ではGoogle Jam Boardに書き込みながら意見交換しました。
後藤さんが制作したWebページは、「ヤングケアラー」をテーマにしています。 後藤さんが制作したWebページのテーマは、「ヤングケアラー」。HTMLやCSSで画面構成をデザインしました。

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