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2022年4月、下北沢成徳に新コースが誕生!
Global Education CourseとBroad Education Courseで
一人ひとりの未来を創る学びに挑戦しよう!

下北沢成徳高等学校

〒155-8668
東京都世田谷区代田6-12-39

TEL:03-3468-1551

学校情報 学校HP

下北沢成徳は生徒一人ひとりと
ていねいに向き合う学校です!

平野 昌子 校長 平野 昌子 校長
跡見学園女子大学文学部国文学科卒業。1981年4月、新卒で下北沢成徳高等学校の国語科教員として教壇へ。以降、女性目線で生徒一人ひとりの大学進学からその先の活躍を応援し続けてきた。2020年4月、長く務めてきた教頭職を後進に譲り、校長に就任。

2020年度から校長職を務める平野昌子先生にお話を伺います。

平野校長私は大学卒業と同時に下北沢成徳の国語科教員になりましたので、他校のことはまったく存じ上げません。しかも、高校も大学も女子校出身ですので、いつも「本当にこれでいいのかな?」と、いろいろな意味で自問自答し続けているのです。

 そんな私には誇れるものが一つあります。それは本校で学ぶ生徒たちのことです。穏やかで、やさしくて、常に他人を大切にしています。他校から来られた先生方に本校の生徒の印象を伺うと、「本当に穏やかですね」と言ってくださいます。うれしいですね。

 下北沢成徳の教員になった当時、各学年の学級数はそれこそ10クラスもあるような、多くの生徒が集う女子校でした。今は少子化の流れのなかで、規模は小さくはなりましたが、昔も今も変わらないのは、生徒たちの言葉を借りれば、「先生との距離が近い」ことであり、私自身も「面倒見の良い学校であり続けよう」と、そんなふうに思ってやってきました。他校のことをまったく知らない私が言うのもおかしいかもしれませんが、下北沢成徳は生徒一人ひとりとていねいに向き合う学校なのです。

平野先生が女子校の先輩として、さらには女子校の教員として、これまで心がけてこられたのは何ですか?

平野校長たとえば、担任として常に生徒たちに言ってきたのは、「嫌なことは嫌と言える人になりなさい」というものです。私が教員になりたての頃、仮に生徒に進学したいとの思いがあったとしても、面談の場で保護者から「女子は就職でいいんです」というような、そんな言葉が返ってくることも珍しくなかったからです。「あなたは本当にそれでいいの?」と、心の中で生徒に問いかけるなかで自ずと口にするようになったのが、「嫌なことは嫌ときちんと言える人になりなさい」だったのです。

 今はほぼ全員が上級学校への進学を考えており、とりわけ四年制大学への進学率は年々高まってきています。だからといってその結果に満足するだけではなく、自分の将来のことは自分で決めることができるような、そんな体験をできるだけ数多く、高校3年間でできるプログラムを積極的に取り入れてきました。その特徴的なものが、『進学コース』の生徒向けに実施してきた2年次の『PLUS ONE PRPJECT』であり、『国際コース』と『進学コース』で展開してきた高1からの『企業探究』です。

 どちらのプログラムも、卒業していく生徒たちから、「とても楽しかった」「進路選択の幅が広がった」「将来の自分を見つめるきっかけになった」と、高く評価してもらっています。どちらかと言えば手探り状態のなかで試行錯誤してきたものばかりですが、卒業生の言葉によって、それは私たちの確信となりました。これからの下北沢成徳が進むべき道が、より明確になったと私たちは捉えています。

2022年度から『GLコース』&『BRコース』へと改編!

2022年4月より新コースがスタートするとうかがっています。その狙いについてお聞きします。

平野校長本校の学びはこれまで、グローバルな視点から国際感覚を身につける『国際コース』。国公立大学や難関私立大学をめざす『特進コース』。未来志向の学びを通して将来の目標を明確にする『進学コース』の3コース制で展開してきました。この3コースのなかで、『国際コース』についてはある程度の特色が出てきたと評価していますが、『特進コース』と『進学コース』に関しては、その線引きがどうしてもあいまいになるといいますか、心身共に成長著しい高校3年間のなかでは、必ずしもその枠のなかに収まりきれない生徒が出てくるという課題がありました。

その課題というものは、たとえば進学コースの生徒が学びの中で、入学時には考えも及ばなかった分野にも挑戦したいとか、そういった現象のことでしょうか?

平野校長そうですね。だからこそ、しなやかに、たくましく、自分自身が変わるための新しいフィールドが必要になると私たちは考えました。そこで新たに登場するのが、2022年度から導入することになった『Global Education Course』(グローバル エデュケーション コース=GLコース)と、『Broad Education Course』(ブロード エデュケーション コース=BRコース)の2コース制なのです。

 今は「人生100年」と言われる時代です。そんな世の中にあって、女性が一人の社会人として活躍し続けるために必要なことは、学び続けることであり、変化に対応して新たに生まれる課題を乗り越えていくことができるしなやかさであると思います。

 これまでも下北沢成徳では、世界に目を向け、社会とつながりながら学ぶことを大切にしてきましたが、2022年からは、企業と共に新しい未来をつくる授業や、SDGsへの取り組み、膨大なデータを読み取りながら新たな可能性を広げていくデータサイエンスなどにも積極的に取り組んでいく予定です。具体的な取り組みについてはHPなどで順次お知らせしていきますが、下北沢成徳のさらなる進化に期待していただけるとうれしいです。

『GLコース』と『BRコース』の概要については別表で紹介しますが、各コースの特徴をなるべく簡単に言い表すと、どのような感じになるのでしょうか?

平野校長『GLコース』は、現行の『国際コース』をさらに発展させた形で、国際感覚を身につけるための授業の充実や、海外とつながる学びの機会を今よりもより多く展開させていきます。

 一方、『BRコース』は、誰もが英語と数学を習熟度別クラスで学んでいきながら、2年次からは、国公立大学・難関私立大学をめざす『セレクトクラス』に進む道を用意します。大学受験の方法もいまや多様化しており、単なる知識だけではなく自分の得意なこと、好きなこと、3年間で究めてきたことなどを武器にして、自分らしく上級学校に進める時代がやってきたのです。ならば、もはや学びは学校の中だけにあるのではありません。『GLコース』でも『BRコース』でも、積極的に学校の外へ飛び出す機会を設けていきたいと考えています。

積極的に外へ飛び出して
一人ひとりの大切な未来を創ろう!

それはとても楽しみです。『GLコース』にも『BRコース』にも、実績豊富な『PLUS ONE PRPJECT』や『企業探究』のように、社会人や専門家からも学ぶ機会が豊富にあるということですね。

平野校長そのとおりです。現状の3コース制から新たに2コース制に改編しても、『PLUS ONE PRPJECT』と『企業探究』はさらに発展させながら、継続していきます。

 ちなみに、『PLUS ONE PRPJECT』は、複数ある講座の中から興味があるものを選んで受講する特別講座のことです。たとえば、Super Math & Science seminarを選んで履修したある生徒は、現象に疑問を持ち、自分で確かめたり、調べたりして問題を解決することの大切さや、身近な現象を数学的視点で見たり、法則を考えたりすることがとても楽しかったと言っています。

 製菓が趣味で「栄養」を選択して学んだ生徒のなかには、食についての学びをもっと深めたくなり、進路を決めたと言います。どちらの事例も、大学進学からその先のキャリアをデザインしていくなかで、とても重要な意味を持つと私たちは捉えています。

『企業探究』のほうもますます重要になってきており、企業のインターンを教室にいながら体験することを通して社会参画へのやりがいが育まれ、それがそのまま生徒たちのモチベーションになっています。なお、一連の企業探究プログラムは、単に商品開発をしましょうというものではなく、「未来をどうつくるか」がポイントです。

 また、これは課題認識・理解力、コミュニケーション力、情報収集・活用力、課題処理・遂行力、コミットメント力、プレゼンテーション力という6つの力を身につけるプログラムです。これまで『国際コース』と『進学コース』の生徒だけが対象でしたが、『特進コース』の生徒の中から、「楽しそう」「私たちも参加したい」との声がたくさん出てきていたので、2022年度からの新コース制では、誰もが参加できるもうワンランク上の“企業探究”として、発展させたいと考えているところです。

チャレンジする人を応援する
『ミモザプロジェクト』が始動!

新年度が始まりました。決意も新たに高校受験に臨む受験生もたくさんいます。そうしたなか、平野校長はどのような生徒たちに入学してほしいとお考えでしょうか?

平野校長いろいろなことにチャレンジしてみたいという人に、ぜひ入学していただきたいですね。中学まではなかなか自分の殻を破ることはできなかったけれど、「高校進学を機に自分を変えたい」と望む生徒も大歓迎します。

 これは女子校の良いところでもあるのですが、異性の目を気にすることがないので、気楽でいられるのです。その
のびのびとできる環境の中、とにかくいろいろなことにチャレンジしながら、自分にできることを探してみてください。新たにスタートする、『GLコース』と『BRコース』による2コース制の学校生活を通して、その答えが見つかるものと確信しています。

3年間の学校生活で、生徒一人ひとりが主役として活躍できる場がたくさんあるということですね。

平野校長そのとおりです。とくに下北沢成徳では「クォーター制」(4期制)を導入していますので、学校にいる時間が長いのです。その分、長期休暇が少なくなりますが、授業日数が多く確保できるのは、大学受験にとっても大きな効果があるのです。本校の3年間の授業日数は、公立高校の4年分に相当します。海外ではクォーター制の学校が主流ですので、長期留学に役立って良かったと振り返る卒業生もいます。

最後に、これから高校受験をする中学生に向けてメッセージをお願いします。

平野校長高校3年間でいろんなことにチャレンジして、飛躍への土台づくりをしてください。新しい自分に挑戦する生徒を私たちは全力で応援しますし、私たち教員も、新たな挑戦のために学び続けます。ちなみに、今回お話ししたような一連の学校改革を、『ミモザプロジェクト』と命名しました。ミモザは花の名前で、いくつかある花言葉の一つが「友情」です。本校のシンボルツリーにもなっている可憐なミモザの花が私は大好きです。

新しい2つのコースの概要

Global Education Course
(グローバル エデュケーション コース=GLコース)

ネイティブ教員が担任となり、英語漬けの学校生活を送ります。外国語を教科としてではなく手段として学習するイマージョン教育や、第二外国語の授業、日本文化を英語で学ぶJapan Studiesを準備しています。ほかにも国際情勢を題材にしたディベート授業などがあり、国際感覚を身につけるための多様な授業が充実しています。

Broad Education Course
(ブロード エデュケーション コース=BRコース)

1年次は英語と数学を習熟度別に学び、2年次からは国公立大学・難関私立大学をめざすためのセレクトクラスを準備しています。カリキュラムは進路希望に応じて複線的に対応しており、2年次には教科を越えた『PLUS ONE PRPJECT』の履修、3年次には目的に応じた自由選択科目が用意されています。

「これからも面倒見の良い学校であり続けます」と平野校長は語ります。 「これからも面倒見の良い学校であり続けます」と平野校長は語ります。
ミモザの木の前で。「ミモザは修学旅行で訪れるオーストラリアの国の花でもあるんです」(平野校長) ミモザの木の前で。「ミモザは修学旅行で訪れるオーストラリアの国の花でもあるんです」(平野校長)

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女子校
下北沢成徳高等学校

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