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身の周りの課題から社会問題を考える
SDGs探究プログラム

12月に行われた「SDGs基礎探究中間報告会」
東京家政学院高等学校

〒102-8341
東京都千代田区三番町22

TEL:03-3262-2256

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女子校だからこそ
ジェンダーの平等について考える

 東京家政学院高等学校で2019年度からスタートした「探究プログラム」は、国連サミットで採択されたSDGsを題材に進められています。SDGsとは、持続可能な世界を実現するための17の目標であり、“地球上の誰一人として取り残さない”ことを原則としています。

 東京家政学院の建学の精神である「知識(Knowledge)を高め、技術(Art)を磨き、徳性(Virtue)を養う」は、SDGsの17の目標達成のためにも必要となる精神です。「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」「すべての人に健康と福祉を」など、高校生には取り組むことが困難に見える目標でも、身近な生活の中に課題を見つけ、それがSDGsの目標達成と結びついていることを知り、社会問題を“自分ごと”として捉えるのが目的です。

 新型コロナウイルスによって健康、教育、経済などさまざまな面で世界中の人々が深刻な影響を受けた2020年、SDGsをテーマの中心に据えた探究活動は、生徒たちにとってより身近なものとして捉えられたようです。

「2020年度の探究プログラムは、身近な人々がコロナ禍によってどんなことに困っていて、それをどう解決するかを考えるところからスタートしました。

 本校は東京家政学院大学の併設校であり、大学の現代生活学部では衣食住を大切にするための学問を学びます。そこで今回は、併設大の学生にもアドバイザーとして参加していただき、探究活動をより深めることができました。

 休校中は金沢工業大学が開発した『STAY HOME for SDGs〜おうちで取り組む17日間SDGsチャレンジ』に参加して、SDGsを体系的に学びました。学校が再開すると、パラスポーツである『ボッチャ』や視覚障がい者体験を通じて仲間づくりを始めました。探究活動には仲間との協働が必要となりますが、それ以上に休校中難しかった友達づくりの場を少しでも設けるためでした。

 7月になると、東京家政学院大学の学生も参加して、アイデアの出し方や必要な情報の調べ方などを指導してもらいました。10月には国語と英語の授業でSDGsのターゲットのキャッチコピーを日本語と英語で作り、国語科ではSDGsカードゲームクロスを用いたトレードオフの学習も実施しました。トレードオフとは、何かを達成するためには何かを犠牲にしなければならないという関係のことです。『誰一人として取り残さない』を目標としたSDGsの各ゴールを達成するには、トレードオフの考え方を学ぶ必要がありました。

 2学期の終わりには、『SDGs基礎探究中間報告会』を行いました。生徒たちは『世の中には答えのない問いがあるのだ』ということに気づき、少しずつ視野を広げています。3学期にはいよいよ、身近な人が『困っていること』や社会のシステムが、SDGsのどの課題と関わっているのかを深く考えていきます」(SDGs担当・国語科/児島豊先生)

 SDGs基礎探究中間報告会には東京家政学院大学の学生と共に、現代生活学部の教授やSDGsアドバイザーの外部講師の方から講評をいただき、ユネスコアジア文化センターの方の講演を聴きました。『女子校である東京家政学院高等学校だからこそ、ジェンダーの平等について考え、社会全体に活用できることがあるはず。身近なところから考えて、まずは行動してみよう』という励ましを受けて、3学期の探究活動が始まります。

■SDGs探究プログラムに取り組んだ高1生の声

長場 咲子さん(高1) 長場 咲子さん(高1)

イベント開催のあり方からSDGsを考えました

 私は4人のグループで「誰でも安全に楽しめるイベント会場のあり方」について考えました。なぜこのテーマを選んだかというと、休校中に行きたかったコンサートに行けなかった友達がいたからです。私も行く予定だった好きなアニメのイベントが中止になり、オンライン開催へと変わったことを受け、今まで車椅子など障がいのある人がイベント会場に足を運ぶのは困難だったけれど、オンラインであれば参加しやすいのではないかと考えました。

 イベントやコンサートは並ぶ間隔をあけて、検温や手指消毒を行い、感染拡大に気をつけながら始まっていました。一つ気になったことは、会場へ入る前に連絡先を書くことです。個人のプライバシー保護とクラスターが起きた際の対処は相反する問題だと思いました。

 3学期にはオンラインによるイベント開催について考えます。さまざまな環境や立場の人が、見やすくて魅力的だと思えるオンラインイベントについて、より深めていけたらと思います。

皆木 穂乃華さん(高1) 皆木 穂乃華さん(高1)

私が思うジェンダーレス

 私はコロナ禍で変化した労働時間について調べました。休校中、リモートワークなどで家族が家に滞在する時間が増えたら、母の仕事量が増えたと感じるメンバーが多かったのがきっかけです。私は中学生の妹も休校で給食がなくなってしまったので、お昼ごはん作りなどの母の家事が増えて大変そうでした。

 そこでグループで出したアイデアは、家事や育児に慣れていない男性を支援するための雑誌を作ろうというものでした。

 SDGsの目標の中で私が一番興味を持ったのは、ジェンダーレスの問題です。SDGsの中間発表でも、ユネスコアジア文化センターの方が「男の子の持ち物は青、女の子は赤というイメージがある」と話していましたが、私も制服はスカートではなく、ズボンを履きたいと思っています。でも周りにはズボンを履いている人がいないので、我慢してスカートを履くのもジェンダーレスの問題と関わりがあるのだと思いました。

 仕事という観点においても、ジェンダーレスに向けて考えなければならない課題がたくさんあると思いました。たとえば女性が多い看護師さんの職場でも、働く男性が増えたらいいなと思います。

 3学期は仕事や家事をするなかで、ジェンダーの壁にぶつかる女性を支援する方法について考えたいと思います。

長島 芽衣さん(高1) 長島 芽衣さん(高1)

SDGs探究を通じて身の周りの問題に敏感になりました

 私たちのグループではテレワークの問題から、住みやすいまちづくりを行うにはどうしたらいいかを探究しました。12月の「SDGs基礎探究中間報告会」では、電波の無料化や、セキュリティの効果を高めるなどのアイデアを発表しました。

 休校中、私と姉はオンライン授業を受けることになり、イヤフォンを付けたり、別の部屋で受講するなど工夫をしていました。リモート授業で困ったことは、自分の集中力がもたないことや、電波状況によって音声が聞き取りにくくなることでした。社会で推進されるテレワークは、高校生の自分の生活とも密接に関わることなので、調べていてとても面白かったです。

 SDGsの17の目標のうち、私が関心を持った一つにジェンダーレスがあります。たとえば女子の制服はリボンを付けることが多いけれど、私はネクタイのほうが好きです。

 もう一つ興味があるのは、「海の豊かさを守ろう」という目標です。最近はスーパーへ行くときにはエコバッグを持っていくのが当たり前ですが、これも海のプラスチックゴミの問題と関わっています。

 SDGsを調べていると、多くのテレビ番組でSDGsを取り上げていることに気づきました。3学期の探究に向けて、身の周りの課題やニュースにもっと敏感になって、知識を深めていきたいと思います。

6月から始まったSDGs探究は、4〜5人のチームに分かれて行われました。 6月から始まったSDGs探究は、4〜5人のチームに分かれて行われました。
発表の仕方もさまざま。チームごとに興味をかきたてる工夫をして発表していました。 発表の仕方もさまざま。チームごとに興味をかきたてる工夫をして発表していました。
東京家政学院大学の学生も参加して、高大連携が実現。中間報告会のあとには再び各班に加わり講評をしてくれました。 東京家政学院大学の学生も参加して、高大連携が実現。中間報告会のあとには再び各班に加わり講評をしてくれました。

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