コロナ禍の影響を大きく受けた2020年。高校という新たなステージに期待を膨らませた新1年生に、“特別なスタート”となったこの半年を振り返ってもらいました。
コロナ禍の影響を大きく受けた2020年。高校という新たなステージに期待を膨らませた新1年生に、“特別なスタート”となったこの半年を振り返ってもらいました。
鈴木さん 「駒大高でサッカーをやりたい!」と思って入学しました。サッカーの強い高校はほかにもあるのですが、勉強もしっかり頑張れる学校に入りたいと思って入学しました。早い攻撃を仕掛ける(サッカー)スタイルにも惹かれました。
三浦さん私はダンス部の強い高校を探していて、「駒大高祭」(文化祭)へ行ったときに先輩方のステージを見て、「カッコいい! 私もここで踊りたい」と思って入学しました。
木原さん自分は自転車登校がしたくて、まず家からの通学距離で選びました。それと、中学のときに始めた吹奏楽が好きなので、吹奏楽部が強くて盛んなこの学校に入りたいと思いました。
鈴木さん駒大高に進学して「やるぞ!」っていう気持ちだっただけに、やはりショックは大きかったです。
三浦さん休校期間が延長になり、人と接する機会が徐々に減っていったのは不安でした。
木原さん新しいクラスメートと過ごす学校生活を楽しみにしていたので、休校期間中にストレスが少しずつ蓄積して、苦しかったですね。
鈴木さん学校から5回くらいに分けて配送された課題に取り組んでいました。課題の郵送に合わせて、動画配信も始まっていきました。
三浦さん課題は思っていたより多かったです。はじめのうちはスムーズにこなしていましたが、徐々に課題の量が増えていき、「えっ、また送られてきた!」ってかんじで、けっこう課題に追われていました(笑)。
鈴木さん校長先生の祝辞がいいお話だなって思いました。動画を通してではなく、ナマで聞きたかったです。
三浦さん 動画だと、式典ならではの緊張感がないので、「今日から高校生だ!」という実感はあまりわきませんでした。
木原さん「こんな入学式は、そう経験できるものではない」って思いました。
木原さん5月13日から1日4時間の時間割が組まれ、ネットでの動画配信による授業が始まりました。毎日4コマ分の動画が配信されて、動画を視聴してから(その内容に連動した)課題やプリントに取り組むという感じです。
三浦さんオンライン授業ではなく動画配信だったので自分のペースで取り組めて、内容も頭に入りやすかったです。「高校の授業を受けているんだ」って思いました。
三浦さんさぼろうと思えばさぼれる環境でしたが、そうしたなかで計画的に学習する姿勢は身につけられたと思います。
鈴木さん5月13日から行われた動画配信は9時から始まるので、まず生活習慣が正されたというのもありますし、毎日しっかり4コマずつ計画通りに学習を進めることができたと思います。授業動画の時間は短くて簡潔、内容も濃くて集中して取り組めたと思います。
三浦さん最初のうち(6月8日~22日)は出席番号の奇数と偶数で隔日の分散登校(※たとえば奇数が登校の日は偶数が自宅で動画授業を受ける)だったので人数が少なく、みんな静かでしたね。
鈴木さん部活動です。部活動が始まって、今は部員みんなと馴染めています。「こういうプレーをしたほうがよかったのでは?」というような話し合いをしたりして、いい時間を過ごせていると思います。
三浦さん私も部活動が楽しみでした。ダンス部は人数が多いため、先輩ともあまり活動できていなかったのですが、最近はいろいろなグループを混ぜて活動したりして、かなり交流ができてきた感じです。
木原さん友達を増やすことと部活動を楽しみにしていたので、今はとても充実しています。
鈴木さん授業も部活動も、これからはどんどん本格的になっていくと思います。先日、サッカーの選手権(予選)の応援に行ったのですが、声を出せないなどの制限がありました。駒大高は応援の一体感だったり雰囲気づくりだったりは他校に負けないので、そういう駒大高の良さを早く体感したいと思います。頑張りたいことは、2年に進級するときコースに分かれるのですが、「受験コース」に入るためにも努力しないといけないし、入ってからも勉強がよりいっそう難しくなるので、今からしっかり基礎を固めて頑張っていきたいと思います。
三浦さんしばらくは難しいかもしれませんが、やはりクラスのみんなで作り上げる行事を経験したいです。それと勉強と部活動の両立ですね。楽しむときは楽しんで、頑張るべきところは頑張る。その切り替えができるようになりたいです。
木原さん自分も学校行事に期待したいのと、次の1年生が入ってくること、そして2年後の大学受験にも目を向けて、勉強や部活動の基礎部分などをスキルアップしていければと思っています。
木原さん吹奏楽部の先輩方は演奏技術の高さはもちろん、人としての魅力もたくさんあります。自分の考えや体験談を面白く伝えてくださる先生もたくさんいらっしゃいます。そこが私学の良さであり、そうした人たちと出会えたことはよかったと思います。
三浦さん駒大高は部活動が盛んです。勉強も部活動も怠らずに両立している友達や先輩たちがたくさんいます。みんながそうだから「私も頑張ろう」と思えるし、高め合えると思えることです。
鈴木さん生徒数の多さもこの学校の特色だと思います。人数が多いぶん生徒の個性もさまざまで、楽しい学校生活が送れています。
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