私は学校説明会で聞いた演奏に感激し、吹奏楽部に入りたくて豊南高校を選びました。パートはホルンです。

　昨年夏の吹奏楽コンクールではA組金賞を受賞し、冬のアンサンブルコンテストでは木管八重奏と金管八重奏の両方で金賞をいただきました。ホルンは金管八重奏の受賞に貢献できたと思います。

　今年は吹奏楽部の部長になったので、部員と協力し合って楽しい演奏を届けられるようにがんばっています。豊南高校の吹奏楽部は、やさしさと迫力のメリハリある音色が特徴です。

　私が特進コースに入ったのは、２年生になってからです。１年生のときは選抜コースだったのですが、志望大学への受験を考えたときに、さらに深く学びたいと思って特進コースを希望しました。

　特進コースは小テストや課題が多く、短いタームで振り返り学習ができます。私は数学と英語が苦手なのですが、放課後の少人数講習で苦手を克服しました。先日、国語で大学入試の問題を解くときに、グループディスカッションをしたのですが、自分の意見を言うだけでなく、友達の意見も聞けたので学びの幅が広がりました。

　コロナ禍での休校期間中は、進路指導部を通して、いろいろな大学の資料を取り寄せて検討し、進路についてじっくりと考えることができました。

　私は吹奏楽部の部長として、部員の気持ちを聞きながら最善を尽くせるように努力しています。そうした経験から、将来は心理学を学びたいと思っています。特進コースは部活動と勉強を両立させることができるので、学習に対するモチベーションを保ちながら、吹奏楽部でコンテストにも臨みたいと思います。志望大学に合格し、大学生になってもホルンを吹いていたいです。

　入学前、『銀杏祭（文化祭）』で見たダンス部がとても格好良く、先輩方の雰囲気も良かったので豊南高校を選びました。今年の１年生は、２年生と３年生を合わせた人数よりも多かったので、みんな『銀杏祭』での演技に感動したのだと思います。

　私は将来、ディズニーランドの“キャスト”になりたいのですが、そのためにはGMARCHクラスの大学を卒業する必要があります。選抜コースは目標がGMARCHなので、入学前から希望していました。また、ディズニーランドのキャストは２カ国語を習得しなければならないので、勉強と部活動を両立させてがんばろうと思っています。

　選抜コースは２クラスあり、双方に特徴があって、どちらも良い雰囲気です。休校期間中もクラスメートとやり取りができたので、すぐに友達ができました。

　今年の『銀杏祭』は中止になってしまいましたが、ダンス部はいろいろなジャンルの演技を動画配信します。衣装は自分たちでそろえたのですが、買い物へ行くときも密にならないように気を配りました。私たちの代は、入学式をしたすぐ後に休校になるなど、コロナ禍の影響を強く受けた学年です。でも、ほかの人たちには経験できなかったような状況を体験した学年とも言えます。これから本格的に始まる学校生活や行事に精いっぱい取り組んで、自分の夢を実現させたいと思います。

　中学からテニスをやってきた私は、ソフトテニス部の強豪校である豊南高校を選びました。進学コースには、自分のやりたいことに熱中しながら勉強する友達がたくさんいます。クラスも多いので、学年が変わってクラス替えをすると新しい友達との出会いがたくさんあります。

　ソフトテニス部は男女一緒に練習し、全国大会とインターハイへの出場を目標としています。個人で全国大会に出場する人もいて、団体戦では東京都ベスト４くらいの戦績です。顧問の先生は全国で活躍した人で、熱心に練習を見てださいます。夏休みや冬休みなど、長期休暇のたびに合宿をして、目標達成のためにがんばってきました。それがこの春のコロナ禍で大会がすべて中止になってしまい、目標を失ったような気持ちになり、大きなショックを受けました。

　でも、過去は変えられません。今後生きていく目標を失うわけにはいきません。私は、自分の夢をかなえるために、指定校推薦で北海道の短期大学の総合教養学科に進学することにしました。この学科は広い分野を勉強するので、この期間に次の目標が見つかるかもしれません。まず２年間一生懸命勉強して、４年制大学に編入する道もあります。何よりも北海道で初めての一人暮らしが始まるので、未知の経験がたくさんできると期待しています。