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伝統の中に「全人格的な人間形成」をめざす

1980年、獨協埼玉高等学校の第 1 回入学式。開校時は男子校でした。
獨協埼玉高等学校

〒343-0037
埼玉県越谷市恩間新田寺前316

TEL:048-977-5441

学校情報 学校HP

「自ら考え、判断することのできる若者を育てる」ことを教育理念とし、「全人格的な人間形成」をめざす獨協埼玉高等学校。開校は1980年(中学校の開校は2001年)ですが、その教育の源流は、1883年に設立された獨逸学協会学校(旧制獨協中学校)にまでさかのぼることができます。130年を超える伝統が連綿と受け継がれる同校の歩みを、現校長の百合壽紀先生、高校3学年主任の依田善朗先生、入試対策部主任の酒井直樹先生にうかがいました。

獨逸学協会学校の精神を受け継ぐ

 1881年、日本が近代化の道を歩んでいた頃、西欧の文明文化との積極的な交流を図ることを目的に、獨逸学協会が設立されました。当時、日本が法律や医学の多くを模範としたドイツの学問や文化を学ぶことをめざして獨逸学協会学校が設立されたのはその2年後、1883年のことでした。

 初代学長に就任したのは哲学者として知られる西周です。そのほか、教育者として著名な加藤弘之や政治家の井上毅、青木周蔵、桂太郎、品川弥二郎といったそうそうたる人物が設立者に名を連ねています。獨逸学協会学校は、ドイツ語を学べる中学校として知られ、哲学や医学、法曹界をはじめ、各分野に俊才を輩出しました。

 戦後の学制改革に伴い、1948 年に獨協中学校・高等学校が発足。1952年には哲学者・文学博士で文部大臣も務めた天野貞祐を校長として迎えました。天野は「すべての生徒に自信と矜持を抱かしめ、各自の天分を開発し、その長所を培養する」ことを教育理念に掲げました。

 さらに1964年には、「大学は学問を通じての人間形成の場である」を建学の理念とする獨協大学を埼玉県草加市に開学。これらの理念に共通するのは、学校を単に学問を教える場に留めることなく、心身ともに健全な人材を育成する場とするという点です。この精神は、その後設立された獨協埼玉中学校・高等学校にも脈々と受け継がれています。

獨協埼玉高等学校の設立

1982年の体育祭。この年から共学化されました。ぬかるんだグラウンドが時代を感じさせます。 1982年の体育祭。この年から共学化されました。ぬかるんだグラウンドが時代を感じさせます。

「開拓・創造・信愛」を校訓に獨協埼玉高等学校が開校したのは1980年のことです。

「創立から2期目までは、男子のみを受け入れていました。しかし、埼玉県では公立高校をめざす生徒が多く、当時は期待したほど志願者が集まりませんでした。当初は1 学年7 クラスの予定でしたが、2期目は 7クラスを満たせませんでした」(依田先生)

「当時、このあたりは水田や草原が広がるような寂しい場所でした。女子生徒を通わせるのが心配なほどで、2 期目まで男子のみの募集だったのはそうした事情もあってのことかもしれません。ただ、もともと共学にするつもりで開校しており、開発もだんだん進んできたので、3 期目からは共学化し、女子を受け入れることになりました」(百合先生)

 次第に同校の教育理念が浸透し、評価も高まってきたことから、4期目頃からは志願者も急増、1学年が10クラスになることも珍しくなかったそうです。有名大学への進学者数を増やすなど、目先の受験指導を重視する方針とは違い、全人格教育をめざしてきた同校で は、教科書や指導要領に捉われない教養的な授業も導入していました。「研究科目」という授業では、「漱石研究」「俳句研究」といった、興味のある分野を深く掘り下げる学びが実践されていました。

「その頃は、選択授業のカリキュラムをまとめるだけで 1 冊の冊子ができるほどでした。大学のゼミのように、教員が教えたいこと、生徒が学びたいことをじっくり学ぶ機会がたくさんありました」(依田先生)

「一人ひとりに合わせたカリキュラムとも言える選択科目を用意していました。時間割を組むのは大変でしたが (笑)。その伝統は、現在も選択科目が多いことに反映されています」(百合先生)

教育のさらなる充実をめざし中学を設立

 時代が20世紀から21世紀に移る頃、社会的にも「教育の充実を図るには早期からの一貫教育が重要」とする風潮が高まりました。獨協埼玉でも、こうした時代の要請に応えるべく、2001年に中学校を開校、6年間の中高一貫教育がスタートしました。

 中学の教育では3つのことに重点を置いています。1つは教科学習と部活動や行事を通じての「人間形成」、2つめは理科実験や稲作体験、キャリア教育などによる「本物の学力を身につけさせること」、そして3 つめは「国際的視野を持つ人間の育成」です。もちろん、伝統的に受け継がれている“獨協精神”がブレることはありません。

「受験を重視して特進クラスを設けたり、スポーツに秀でた生徒を集めたりといった方針の学校もありますが、本校はいっさい行っていません。勉強も部活動も行事も体験し、中学生・高校生らしい環境で過ごすことが教育活動としてふさわしいと考えています。そこが本校の大きな特徴だと考えます」(百合先生)

「私は本校の卒業生でもあるのですが、在学時から、『自分で選び、考え、自分の責任でする』という環境にあったことで、先々のことを考えられるようになり、その後の生き方にも役立ちました」(酒井先生)

 高校設立から40 年、中学設立から20 年の年月を経て、同校の評価は定着しています。その証左となるのが、卒業生の子息の入学が多いことです。近年は1 つのクラスに10 人近く卒業生の子どもが在籍することもあるそうです。また、きょうだいで在籍するケースも多いとのこと。わが子を通わせたいと思う学校であることが、同校の教育理念の確かさを物語っています。

2001年に開校した中学校の体育祭。 2001年に開校した中学校の体育祭。
開校当時の中学校のランチタイム。 開校当時の中学校のランチタイム。

不易と流行
グローバル教育とICT教育を重視

 西欧の文化導入を原点とする同校の伝統は現在、グローバル教育を重視する方針に受け継がれています。ニュー ジーランド、オーストラリア、ドイツに姉妹校を持ち、交換留学を実施するほか、中2を対象としたアメリカン・ サマー・キャンプ、高1を対象としたエンパワーメントプログラムなど、語学を磨く研修が多いのも特徴です。

 新しい取り組みにも積極的で、ICT教育の充実を図るため、2020年度より中1 から高2までの全員に Chromebook(ク ロームブック)を支給し、授業でも活用しています。将来は、Chromebook を通じて海外の姉妹校との交流を図るなどの展開も見据えています。

ICTを活かしたプレゼンテーション。電子機器を使いこなし、調査やまとめに活用しています。

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